盆栽女子増加中!高松盆栽の産地で学ぶ盆栽教室体験レポ

盆栽女子増加中!高松盆栽の産地で学ぶ盆栽教室体験レポ

2020/01/28

香川大学生のご当地ユニット「Bonsai☆Girls Project」が地元の素敵なお店をレポート! 今回は、私たちがいつもお世話になっている「花澤明春園」さんの盆栽教室を紹介します!

ガーカガワ

ガーカガワ

こんにちは。Bonsai☆Girls Projectです!

香川大学Bonsai☆Girls Project
Bonsai☆Girls Project

Bonsai☆Girls Project

香川大学の学生の皆さんが、高松市の盆栽を全世界にPRしようと結成されたBonsai☆Girls Project(以下、BGP)。
毎回盆栽ネタでお騒がせしておりますが、今回はBGPメンバー総勢10名で、高松市鬼無町にある花澤明春園さんを紹介しつつ、最近なぜ盆栽女子が増えているのかについて、その謎に迫りたいと思います。

「季節を遊ぶ」盆栽・山野草の花澤明春園

花澤明春園

全国一の松盆栽産地として知られる高松市にあって、その老舗のひとつとして知られる花澤明春園さん。
松盆栽をはじめ、四季折々の花木から身近な草花まで揃い、ちょっと立ち寄るだけで盆栽の世界にどっぷりと浸かってしまいそうな品揃えです。

盆栽を作品と捉え、豊富な種類の苗木と、窯元から選んだこだわりの鉢を選んで「ごいっしょに四季折々のひと鉢を育てませんか」と、気さくに接してくれる親しみやすい盆栽屋さんという印象です。

敷地内には大小さまざまな盆栽が販売されています。

まるで日本庭園のような敷地
ちょっとしたインテリアにも使えるかわいい盆栽も豊富

また、盆栽を美しく育てるための初心者向け盆栽・山野草教室も月に一度開催されています。
最近はお洒落な雑貨屋さん等でも盆栽を見かけるようになり、インテリアとしての盆栽に興味を持つ若い女性が増えているんだそう。ところが、いざ盆栽を教わろうとしてもなかなかその機会がない。
そんな多くの声を受けて始められたのがきっかけとの事。

今回は、まさに盆栽女子を地でいくBGPのメンバーが盆栽教室を体験してきました。

草木で遊ぶ小さな風景、初心者向け盆栽教室

盆栽教室のはじまりはじまり~!

軽く誘われるままお邪魔すると、今回はなんと総勢10名!
いつもなら参加メンバーをひとりずつ紹介するのですが、さすがに10名ですからね、多分読者さんも頭がこんがらがってくると思います。
そこで今回は、盆栽教室の様子を伝えつつ、「なんで盆栽に興味を持ったの?」みたいな質問に答えてもらいながら、合間合間に紹介したいと思います。

まず、今回はどんなものを作るかというと、啓翁桜(けいおうざくら)と福寿草を使った苔玉です。

今回は苔玉を作ります

最初は花澤先生より今回使う啓翁桜と福寿草の特性などを簡単にレクチャー。
単に作り方だけの説明だと枯らしてしまいますからね。美しく保ちながら育てていく方法などもしっかり教わりました。

花澤先生による講義

時折笑いを交えながらも、ポイントとなる部分は真剣に聴く姿はさすが香大生。メモを取る姿勢もさまになっています。

真剣にメモを取るBGPメンバー

最初にいろんな解説をしてもらえると、草木自体に愛着が湧いてきて、早くも花が咲くのが楽しみになってくるから不思議です。
早く苔玉作りたい! と気持ちが盛り上がってきたところで作業開始!

根に付いた余分な土を取る事から始めます
分かりにくい作業は、ちゃんと花澤先生がフォロー

啓翁桜と福寿草の二種類から選べるのになぜかみんな啓翁桜ばかり。
リーダーのことみんだけが、ひとりだけ趣味が違うのか、それとも空気を読んでくれたのか、ただひとり福寿草を選ぶという心憎いチョイス。

さすがリーダー

それでは、なぜ盆栽に興味を持ったかなどを一人ずつ語っていただきながら作業を進めてもらいましょう。

ーーなんで盆栽に興味を持ったの?

ことみん
ことみん
「実は高校生の時、BGPのワークショップに参加した事があるんです。それがめっちゃ楽しくて(笑)
そこから盆栽自体に興味が出てきましたね。」

おおっ! さすがリーダーだけあって、さりげにセンパイを立てながらBGPの活動まで端的に盛り込む抜け目のなさ!
センパイたち、見てますか?(笑)

作業が始まれば、打って変わって楽しい雰囲気

ーーなんで盆栽に興味を持ったの?

ダリ
ダリ
「友達から誘われて何も知らないままBGPに入ったんですが、実際に盆栽にふれてみると、作る事も育てる事も楽しい! あと、ワークショップなどで教えるのも楽しいです。」
やまむぅ~
やまむぅ~
「私も文化祭で友達から誘われてBGPに入ったのですが、あっという間に盆栽の魅力に取りつかれました。植物をアートな形にするところに魅力を感じます。」

お姉さん組は意外と流されてしまったパターン?
でも、そういうきっかけから盆栽に興味を持つ女子も案外多いかもしれませんね。

根の余分な土を取ったら、専用の土を使って丸く固めていきます

ーーなんで盆栽に興味を持ったの?

やまりー
やまりー
「元々植物が好きで、サボテンなども育てた事がありました。そんな事もあってなんとなく盆栽にも興味を持ったのがはじまりです。今は自分で育てた盆栽が成長するのが楽しみです。」
とんとん
とんとん
「私は地元っ子なので、小さい頃から身近に緑や盆栽がありました。おばあちゃんも盆栽が好きでその影響もあるかもしれません。私が育てたのを見せると喜んでくれるんです!」
こばちゃん
こばちゃん
「私も高校時代、通学路にある盆栽を3年間見ながら通っていました。それらは大きなものだったのですが、大学に入って小さくかわいいものがあると知ってびっくり! それを見て自分もやってみたいと思いました。」

こちらは、身近に盆栽や植物があった先天的盆栽女子のパターンですかね(笑)
最近はあちこちで盆栽を目にすることが増えてきましたが、そうやって身近な存在にしていく事って大事ですよね。

苔玉(途中経過)と変顔
土を丸くしたら苔をかぶせて行きます

と、そうこうするうちに苔玉らしくなってきました。
そろそろ仕上げの段階ですかね。

ーーなんで盆栽に興味を持ったの?

あすみん
あすみん
「盆栽って、実を言うと年配の方がやってるシブいイメージでした。でも、あるとき苔玉を見てかわいい! と思いました。それからは苔玉大好きで、たくさんの人に広めたいと思っています。」
かれんまん
かれんまん
「実は大学に入って初めて盆栽を見ました。オシャレでかわいいと思ったのがきっかけで、他の女子たちにも知ってほしいと思うようになりました。」

今までまったく興味の対象じゃなかったのに、あるきっかけで好きになるって事はありますよね。自分が好きなのも当然ですが、それを他の人にも広めたいというのですから相当なものです。

苔で覆ったら糸を巻いて固定します
ぼちぼち完成かな?

ーー巻きで聞きます。なんで盆栽に興味持ったの?

くぅちゃん
くぅちゃん
「私も盆栽はご年配の趣味というイメージだったのですが、BGPのインスタを見て「女子大生がやってる!意外!」となりました。気が付いたらメンバーになっていました。」
すっちゃん
すっちゃん
「香川大学に入ったら何かのプロジェクトに入りたいと思っていました。BGPの説明会に参加して苔玉を見たときに、こんなのがあるんだ! と魅力に感じました。身近に植物があるっていいですね。」
完成したら、わちゃわちゃと品評会

以上、最近若い人の間に盆栽女子が増えている事に「なんで?」と不思議がっている人たちに、盆栽教室の様子を交えながらその謎に迫ってみました。

一部「ご年配の趣味だと思っていた」という意見はあったものの、案外これまでの盆栽のイメージを引きずる事無く、単純に植物としてのかわいらしさやオシャレ感みたいなものに惹かれているのかなと。
苔玉自体は盆栽界からでなく園芸方面から考案されたそうですが、まるっこくてかわいい苔玉が印象を変えた事もありそうです。
すでに若い人たちの間ではシブいという感覚は少なくなっています。皆さんも新鮮な感覚で盆栽を味わってみてはいかがでしょうか?

尚、花澤明春園さんでは月1回、1年12回のゆったり楽しみながら盆栽を学ぶ教室が基本だそうですが、お試しの1日体験教室もあるそうです。詳しくは花澤明春園さんにお問合わせください。

できあがり!

モデル=Bonsai☆Girls Project /instagram @bonsai.girls.project
取材・撮影=原田伸一(ガーハラダ)

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