タコスと日本酒のペアリングが楽しめると話題の店に行ってきた

タコスと日本酒のペアリングが楽しめると話題の店に行ってきた

2020/01/28

料理とペアリングを提供するお店が増えている昨今だが、「タコスと日本酒のペアリング」という組み合わせはあまり聞いたことがないのではないだろうか。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

タコスと日本酒の新感覚ペアリング

1月6日、東京・青山エリアにオープンした「TACOS DEL GOD」は、おつまみサイズの手作りタコスと厳選した日本酒のペアリングを楽しめるお店。

青山学院大学のそばにあり、ランチ時にはテイクアウトメニューを買いに訪れる学生も多い

ここの店長である香川恭太さんは高校生の時にメキシコに留学し、毎日本場のタコスを味わっていたのだそう。取材時、まず最初にタコスについて尋ねると「タコスの話になると、ちょっと長くなると思うんですけどいいですか?」と冒頭からタコス愛が全開。

香川恭太さん
香川恭太さん
「タコスの話になると、ちょっと長くなると思うんですけどいいですか?(笑)」

17年間試行錯誤を続けた自慢のタコス

香川恭太さん
香川恭太さん
「タコスを包む柔らかな生地のことを『トルティーヤ』というんですが、メキシコでは食卓に必ず置いてあるものなんです。家庭はもちろん、屋台、カフェ、レストラン、色んな場所にタコスメニューがあってそれぞれ個性があるんです」

メキシコ留学時代に本場のタコスの味を知った香川さん。帰国後、タコスを求めて色んな場所を食べ歩いたが、好みの味を再現したくなり自分でタコスを作り始め、いつしかイベントなどで自分のタコスを提供するように。

香川恭太さん
香川恭太さん
「タコスって決まりがないんです。トウモロコシの粉で作ったトルティーヤに肉や野菜、魚お米などを挟んで味わう自由なメニューなんです」(香川さん)

以来、17年以上試行錯誤しながら自分流のタコスを作り楽しんでいたという。

香川さんがトルティーヤを作る時に使用する原料であるマサ(右)。生地をプレスして成形するときに使用するプレンサ(左)には「MEXICO」という文字が

グルテンフリーの手作りタコス

「TACOS DEL GOD」のタコスはグルテンフリー。「マサ」と呼ばれるトウモロコシの粉でスタッフが手作りしたトルティーヤで具材を包むスタイルだ。

「ラム チーズ」(2個800円)。具材のラム肉は赤ワイン、スパイスなどで煮込んでいる。トルティーヤの生地から具材まで、全て手作り

タコスメニューはカルーニタス(豚)、ポーヨ(鶏)、ビーフ(牛)、ラム(羊)といった肉ベースが4種類と野菜ベースのヴィーガンの合計5種類。それぞれチーズや激辛ソースをトッピングを加えたもの合わせると合計11種類のタコスを味わうことができる。

タコスに使われる手作りのトルティーヤは直径約10cm。おつまみとして食べるのにちょうどいいサイズ

こちらのタコスはチキン(モモ肉)、豚(バラ肉、肩ロース)牛(牛スジ)、ラム(肩ロース)を使用しているが、香川さんがこれまで色んな部位で試してみて最もタコスに合うと思う部位を使用しているとの事。

ランチの「タコスプレート」。撮影したのはチキンで、タコス2個とターメリックライスにも同じチキンの具材がのる。これにスープがついたセットで1050円
日本酒はタコスに合わせて厳選したものを常時3〜4種類ぐらい用意。取材日は「にいだしぜんしゅ」(1合 1300円)、「三河武士」(1合1000円)、「作」(1合800円)を味わうことできた

タコスを食べるとほんのりとトウモロコシの香りが漂い、噛んでいるうちにお肉や野菜などの複雑な味わいを感じることができる。次に日本酒を口に含んでみるとこのマリアージュが不思議と合うのに驚く。

タコスの食べ方って知ってる?

「まだタコスを食べたことがない」「いつも具がこぼれてしまう」という人のために、タコスの食べ方を聞いてみた。

香川恭太さん
香川恭太さん
「口の方に運ぼうとしてタコスを斜めにすると、中の具や食材から出る汁などが下にこぼれてしまいます。“タコスをコントロールしない”ことが大切です」
まずは添えられたライムを具の部分に絞る
タコスを食べる際に生地を折り曲げるが、斜めにすると具の汁が溢れてしまう
香川恭太さん
香川恭太さん
「タコスを手で掴んで、自分からタコスの方に近づいていく。『タコスを食べさせていただく』と言う感じで自分から食べにいくといいですよ」
「食べさせていただきます」という風にこちらからタコスに近づいていくとok

なるほど、これならタコスから汁がこぼれて食べにくいということもなさそう。

個性的な内装と懐かしい音楽も楽しめる

店名の「TACOS DEL GOD」という通り、こちらの店内には世界各国の神様のオブジェが並べられている。店内に流れる音楽は日本の90年代の音楽で、「この曲、僕が学生の頃に流行った曲で〜」と音楽をきっかけにお客さん同士が仲良くなることも多いのだそう。

 
世界中から集められた神様にまつわるオブジェなどが展示されている

テイクアウトも可能

こちらは青山学院大学に近いということもあり、ランチタイムにお弁当としてテイクアウトしていく学生やサラリーマンも多く、ランチメニューは全てテイクアウトokにしているとのこと。

ラムライス(1380円)。ターメリックライスの上に赤ワインで煮込んだラム肉がのる。タコスと同じラム肉を使っているが、ターメリックライスとタコスでは具材が同じでもまた異なる味わい
スタッフのやっちんさん(左)、香川さん(中央)、あんずちゃん、3人でタコスポーズ。「全て手作りのメニューです。是非食べに来てください」(香川さん)

タコスと日本酒、これが不思議と合うという新しい発見でした。最近タコスを食べられるお店が増えてきていますが、渋谷〜青山エリアでタコスを食べたくなった時のための一店としておぼえておいては。

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

グルメ、おでかけ、イベントなど、ライフスタイルを豊かにする情報を編集部が厳選して紹介します。

おすすめのコンテンツ

連載