ワンタンブームの予感!? 名古屋の人気ワンタン専門店「吉翔」

ワンタンブームの予感!? 名古屋の人気ワンタン専門店「吉翔」

2020/02/27

名古屋・栄で人気の本格ワンタン専門店が、店の拡大のため新栄に移転。大きな厨房を構え、席数も倍以上に増設した店主に、今後の展望を聞いた。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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TVの取材も多数!ワンタン専門店とは

名古屋市営地下鉄・新栄町駅から徒歩5分の距離にオープンした「中華居酒屋 吉翔(よししょう)」。元々は名古屋市営地下鉄・栄駅近くでワンタン専門店として2017年より営業し人気を博したが、2019年12月に新栄町へ移転した。

オフィスビルも立ち並ぶ広小路沿いにある

オーナーの高 立江(こう りつこう)さんは中国・大連市出身。実家がワンタン専門店を営んでおり、子どもの頃から店の手伝いをしていたそう。

進学を機に日本を訪れ、大学卒業後は日本で飲食店を開きたいと考えていた高さん。「日本には餃子チェーン店はあるけれど、ワンタン専門店は見かけない」ということに気付き、自分にとって1番親しみのあるワンタン専門店を開くことを思いついたのだとか。

全51席の広々とした店内

そうしてオープンした栄の店舗は、カウンターを中心にした20席ほどのこじんまりとした空間。オープン当初のメニューは、ワンタンスープと簡単なつまみだけだった。

オーナー・高さん
オーナー・高さん
「でも、常連さんから『日本人はワンタン麺が好きだから、出したらどうか』と言われて。そんな風にお客さんのニーズをいろいろと聞いて、メニューを調整していきました」

そんな努力の甲斐もあり、店は地元TV局で紹介されるほどの人気となった。

半個室もあり、団体客にも評判だ

そして今回、大きな厨房のあるこの新栄町の店舗に移転。その狙いを尋ねると、「実はこの店舗の厨房をセントラルキッチンとして、多店舗展開も視野に入れています」と高さんは力強く答える。

オーナー・高さん
オーナー・高さん
「中国では、餃子専門店と同じくらいワンタン専門店があります。この店をきっかけに、名古屋でもワンタンがもっと身近になればと思っています」
オーナーの高さん

まずは定番のワンタンスープを召し上がれ

そんな高さんが自信を持って提供するワンタンは、なんと30種類以上。生地はツルツルでモチっとしたとした口当たりになるよう特注でオーダーし、1つ1つ手作りしている。

オーナー・高さん
オーナー・高さん
「ワンタンの作り方は親から直々に学んできたので、実家の味に似てはいますが、日本人のみなさんの味覚に合うようにアレンジは加えています。もちろん、使っているスパイスも本格的ですよ。手作りじゃないと、この味が出ないんです」
「ワンタンスープ 三味エビ」(5個入り390円/税抜き)

ワンタンの中でも、看板商品は何と言っても「ワンタンスープ」だ。特にこだわっているというスープは、鶏ガラを5時間以上じっくりと煮込んでいる。どちらかというと鶏白湯に近い味わいで、コラーゲンもたっぷり!

具材はエビ、豚肉、白菜が入ったオーソドックスな「三味エビ」を筆頭に、「かに豚肉」、「しそ豚肉」など多彩なラインアップ。中国ではあまり親しみがないというしそのワンタンは、日本人向けに開発した自信作なんだとか。

スープは鶏ガラスープをベースに、辛口、麻辣と3種類のチョイスが可能。+100円で3段階の辛味追加も

ワンタンメニューは30種類以上!

日本人にも馴染み深い「ワンタン麺」は、ランチでも人気。麺は細めの玉子麺を使用している。スープは醤油、塩、ニンニク醤油、ニンニク塩、辛口、麻辣が選べるほか、ワンタンスープ同様に+100円(税抜き)で麻辣強めも可能だ。

「三味エビワンタン麺」(800円/税抜き)

なお、麻辣は本格四川山椒を使っており、かなり刺激的。麻辣オイルが麺によく絡むので、油断して勢いよく食べるとむせてしまうことも!?

シビれるような辛さの“シビ辛”グルメブームもあいまって、麻辣のファンも多いそう。辛いもの好きなら、ぜひチャレンジしてほしい。

「焼きワンタン 海鮮肉」(6個入り550円/税抜き)

パリパリの羽根がついた「焼きワンタン」は、お酒にもご飯にも合う鉄板メニュー。餃子よりも比較的皮が薄く、ペロリと食べられるのが特徴だ。好みでポン酢、黒酢、中国酢をつけていただこう。

この他にも「揚げワンタン」(6個入り390円〜/税抜き)、「茹でワンタン」(6個入り390円〜/税抜き)がそろうのは、さすが専門店ならでは。いろいろと食べ比べて“推しワンタン”を見つけてみては?

食欲がそそられる中華おつまみのアラカルト

ワンタン専門店とはいえ、メニューはワンタンだけではない。宴会などの需要も多いということで、手頃な価格で小皿料理やご飯類も提供している。

「油淋鶏」(左)、「干し豆腐和え」(奥)、「パクチーサラダ」(右)、「鶏もみじ」(手前)各390円(税抜き)

小皿料理はそれぞれ290円、390円、490円(すべて税抜き)という均一価格。「枝豆」や「ピリ辛きゅうり」(各290円/税抜き)などの手軽なつまみから、中国では定番のおつまみだという「干し豆腐和え」、女性にも大人気の「エビマヨ」など、その数は80種類以上!

エビがプリプリで、ピリッと辛めの「エビマヨ」(490円/税抜き)

さらに今後は中国からシェフを招き、広東料理を中心にしたメニューも増やす予定だというから驚きだ。

ドリンクのオススメは、やはり中華料理に合う紹興酒。特に「かめ出し紹興酒陳 10年」は、「かなりリーズナブルな価格で提供していることもあって、とても人気ですよ」と高さんは笑う。

「かめ出し紹興酒陳 10年」(590円/税抜き)

仕事帰りにふらっと寄りたい人には、ドリンク1杯とワンタン1品、つまみ1品、がついたお得な「晩酌セット」(990円/税込)や、仲間とワイワイ心ゆくまで中華を味わいたい人のための「食べ飲み放題」(70分・2780円~/税込)などのコースも用意。

店の手軽さとさまざまなニーズに合う使い勝手のよさが、ワンタンの魅力をさらに広めてくれそう。「ワンタン専門店」が名古屋に根付く日もそう遠くないかもしれない。

取材・文/前田智恵美 撮影/森澤直人

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