イラブーや海ぶどう、沖縄県・久高島フードを堪能/レポ①

イラブーや海ぶどう、沖縄県・久高島フードを堪能/レポ①

2020/04/03

旅好きな私が京都を飛び出して、今回特別にお邪魔させていただいた沖縄県久高島。1日目は、”神聖な島”だという久高島の歴史や自然を歩いて感じました。2日目のは、朝日の絶景からはじまり、久高島独特のソウルフードを食べ尽くします。その1スタート!

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琉球国王も食べたイラブーやミネラルたっぷりの海ぶどう、久高島フードを堪能/旅好き編集部おすすめ、1泊2日沖縄離島旅の体験レポ

毎日来ても珍しい絶景。朝日と一緒に2日目がスタート

空には青、黄色、赤...朝日の美しいグラデーションがかかっていました

2日目が始まったのは、まだ辺りも暗い朝6時。宿泊していた久高島宿泊交流館から、歩いて10分ほどの浜へ朝日を見に行くことからスタートしました。正直私は「朝日を見よう」という目的を持って朝を迎えたことはない気がします。まだ眠い目をこすりながら、浜に向かうと、まず目の前に飛び込んできたのは、燃えるように真っ赤な帯でした。群青色のような深い色の空と海との境目に真っ直ぐに引かれたその帯は、夕日の赤とはまた違った色だということに驚きました。

少しすると、その真っ赤な帯も消え、空全体が明るくなっていきました。あれ、太陽ってもう出た? まじまじと朝日を見たことがない私が少し戸惑っていると、海からキラキラ輝く太陽が顔を出しました。そして、水面には太陽の光が輝き、まるで空へ続く道ができたみたいです。少しずつ表情を変える空の色は、なんてきれいなんだろう...。だけど、そう思ったのは私だけではなかったようで、毎日のように朝日を見に来ているという島の方も「こんなにきれいな朝日は毎日見てても珍しい」と話してくれました。朝日も夕日もしっかりと見ることができたのは、小さな島旅の醍醐味のひとつかもしれません。

1分、1秒で変化する朝日
水面に反射した太陽の光がなんともきれい
海辺の草木も朝日に照らされて目覚めたよう

居酒屋の味とはまるで別物!久高島の海ぶどうはミネラル豊富

海ぶどうってこうやって育つんだ。初めて見る養殖の様子に興味津々

朝ごはんを食べ終えたら、次は久高島のちょうど真ん中辺りにある養殖場へ向かいました。ここで育てられていたのは沖縄料理の居酒屋に行ったら、絶対に注文してしまうぷちぷち食感の”海ぶどう”です。

この養殖場をひとりで担う東健人さん

今では沖縄食材=海ぶどうと言っても過言ではないですが、実態を詳しく知るのは私も初めてです。「実はとても繊細な海藻で、日光や気温、湿度など気をつけないといい海ぶどうには成長しないんです」とのこと。海ぶどうにも久米島だったり、本島北部だったり、様々な産地があり、寒さに強いのはこれ、暑い時季はこの産地がいいと特徴があるのだそうです。東さんは気候や湿度を読み分けて、今一番成長する海ぶどうの品種を選んで養殖するのだといいます。赤ちゃんの状態である小さな海ぶどうをネットに絡ませて成長させること約40日。丁寧に育てられた海ぶどうは、ネットぎっしりに成長します。まだこちらの養殖場をはじめて間もないという東さんですが、勉強熱心な姿勢は海ぶどうの質の良さからもしっかりと伝わってきます。

ネットにぎっしりと成長した出荷目前の海ぶどう

「よかったら採って、食べてみてください」。嬉しいお言葉をいただき、海ぶどう狩り体験をさせていただくことにしました。水槽の中に腕をぐっと差し込み、太い茎をすくい上げます。その茎に枝分かれするように成長した海ぶどうがこれでもかと姿を現しました。潰さないように気をつけながら、その細い茎から海ぶどうの部分だけを摘み取っていきます。黙々と作業しても、1時間で採れる量は大きなザル1杯分ほど。それを東さんはひとりで作業しているのだそうです。海ぶどうって、本当は私たちの口に入るまで、大変な労力と時間がかかっていたんですね。

海ぶどうが連なっている様子を見たのは初めて

実際に食べてみると、いつも食べている海ぶどうよりもしっかりと海の味を感じる気がします。東さんの海ぶどうは、久高島の海水をたっぷり使用して育てているそうですが、久高島周辺の海水はミネラル豊富だといわれています。それが旨みのひとつに繋がっていることは間違いない!と感じました。

ぎっしりと身が詰まった東さんの海ぶどう
こんなに海ぶどうを噛み締めて食べたことはない! 口の中に磯の香りがふわ〜っと広がります

卸売り専門のため残念ながら養殖場では購入できませんが、今後この味を直接購入できる日を楽しみにしています。養殖場の見学は久高島宿泊交流館に相談すれば可能なので、気になった方はぜひ電話で事前に問い合わせてみてくださいね。(久高島宿泊交流館 Tel. 098-835-8919)

協力/NPO法人 久高島振興会、一般財団法人 沖縄観光コンベンションビューロー
旅の注意ポイント:久高島には禁忌や立入禁止の場所があります。島のルールに従って旅を楽しんでください。

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