いろいろな格子が残る奈良県「宇陀松山」町家の風情を楽しもう

いろいろな格子が残る奈良県「宇陀松山」町家の風情を楽しもう

2020/06/05

「宇陀松山地区」は、周りを山々に囲まれた地でありながら、京都・奈良・伊勢をつなぐ交通の要衝だったことから、古くから発展していた。江戸時代頃からの古い町家が並ぶ同地域は、国の重要伝統的建造物群保存地区。「ゆっくり」「のんびり」町家筋を散策、気ままにウォーク。

奈良っこ

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さまざまな時代の町家を楽しむ

古くは南北朝時代にはじまり、近世には城下町として整備された宇陀松山地区。宇陀川に沿って南北に延びる通りには江戸時代~昭和前期にかけて建てられた町家が軒を連ねます。町家の特徴である虫籠窓・格子などの意匠はさまざま。のんびり歩きながらいろいろな町家を楽しもう。

1 久保本家酒造(酒蔵カフェ)

「酒蔵カフェ」の看板が目印!

元禄15年に創業。建物は明治42年に建て替えられたもので、“酒屋格子”と呼ばれる堅固な格子や、犬矢来が特徴。酒蔵カフェでランチやスイーツも楽しめる。

酒蔵カフェの内観
人気商品「生酛のどぶ」と看板商品「初霞」

2 芳村酒造

左上に2段のうだつ

酒造りを始めて150年。2段の“うだつ”が上がった建物は、黒漆喰の壁に格子や前栽など伝統的要素を持つ。

利き酒ができる試飲あり(要予約)

3 志を乃屋 野口昇栄堂

志を乃屋 野口昇栄堂

明治後期から、百余年にわたり菓子づくり一筋。『人麿最中』は表面は、暁けゆく「かぎろひ」を表し、中には「月」を封じてある。

人麿最中 118円

4 森野旧薬園

ここで一休みできるよ♪

享保14年に開園した日本最古の薬草園で、現在もハナノキやカタクリなど250種類を保存栽培しており、四季折々に楽しめる。薬園からは大宇陀の町を見渡せるよ。

上まで行けばキレイな景色が広がる

5 黒川本家

屋根と青空、格子と日陰の美しいコントラストに思わずパチリ!

建物の右側に前庭付きの座敷列があり、規模が小さい左側を貸家としていた。代々葛を扱う商いをしており、宮内庁の御用達となっている。作家の谷崎潤一郎も愛した店。

6 無人野菜販売所

葉セロリ 50円

7 奈良漬 いせ弥

こうじみその樽が特徴的!

大樽の看板がとても印象的。自慢の奈良漬は軽妙な歯ごたえと口の中で甘みとうま味が広がり、香り高い酒精が鼻腔を抜ける。昔ながらの製法で作る米麹や天然味噌も好評。

春季限定『さくら奈良漬』 780円

8 きみごろも本舗 松月堂

きみごろも本舗 松月堂

町家の風景にスッと馴染む店構え、創業100年の老舗和菓子店。伝説の「フワッフワのきみごろも」に感動。

きみごろも 130円

9 宇陀市歴史文化館 薬の館

宇陀市歴史文化館 薬の館

薬業者が多かった松山地区のシンボル。江戸時代末期の建築とされる。薬問屋を商っていた細川家住宅を改修した歴史文化館。

10 松山西口関門

松山西口関門

城下町への出入り口として今から400年前に建築される。壁以外は黒く塗られていることから、黒門と呼ばれて親しまれている。

11 道の駅 宇陀路大宇陀(れすとらん甘羅/かむら)

道の駅 宇陀路大宇陀

地元の農産物、奈良の特産品、宇陀産のブルーベリーを使った商品など、旧松山城下の散策やドライブやツーリングなどの途中に立ち寄り、足湯でほっこりする人も多い。

元祖にゅうめん定食 1210円/れすとらん甘羅
宇陀産ブルーベリーソフトクリーム 350円
無料の足湯。疲れがじんわり取れてチョー気持ちいい♪
本記事は、yomiっこ 2020年5月号の掲載記事を元に再編集しています。

引用元:情報誌yomiっこ2020.5月号

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2020年5月号は、生活スタイルの変化に合わせて「リフォーム&リノベーション大作戦」に、店主自慢の「餃子♡愛」などを収録

この記事を書いたライター情報

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奈良好き初心者にもディープな方にもそれなりに役立つ“奈良ならでは”の情報が満載!地域情報誌を発行して約40年、(株)読売奈良ライフの編集部員が、「奈良をもっと元気に」をコンセプトに、話題のグルメや旬のニュース、お得情報をお届けします。随時更新されるので、ぜひチェックしてください。

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