飛び出る肉汁に鈴木砂羽も驚愕!新橋「パオ愛宕店」黒胡椒焼餃子

連載

鈴木砂羽の餃子道

2017/01/07

飛び出る肉汁に鈴木砂羽も驚愕!新橋「パオ愛宕店」黒胡椒焼餃子

役者仲間や友人たちと「餃子部」を結成するほどの餃子フリークな、女優・鈴木砂羽。おいしい餃子を求めてさまざまな街を食べ歩く連載「鈴木砂羽の餃子道」第16回!

鈴木砂羽

鈴木砂羽

女優

台湾の屋台グルメが新メニューのヒント!?

こんにちは鈴木砂羽です。今回は新橋にやってきました。サラリーマンの聖地ということもあって美味しいお店がたくさんある新橋ですが、実は隠れた餃子激戦区でもあるんです。やっぱりビジネスマンのパワーチャージには、餃子がうってつけですもんね!

サラリーマンの聖地・新橋。おなじみのSL広場

新橋駅前のSL広場から虎ノ門方面へ10分ほど歩いた、虎ノ門ヒルズ近くのビジネスビル。その地下にある台湾料理のお店が、今回訪れる「パオ 愛宕店」です。

オフィスビルの地下食堂街にあります

近隣の会社員やOLに愛される「パオ 愛宕店」。この地に店を構えて13年になるそうですが、以前は四ツ谷で11年ほど営業されていたのだとか。

なぜか落ち着く店内

「四ツ谷で店をやっていた当時は、水餃子の店としてお客さんに知っていただいていて。で、10年以上前に池袋のナンジャタウンに水餃子で出店したことがあったんです。だけど、焼餃子を出してる他の店に負けちゃってね。でも、『負けた店よりも、俺の方が美味しい餃子作れるよ!』って思っちゃったもんだから、それから新しい焼餃子のメニューを開発したんです」(店主・加藤正人さん)

店主の加藤正人さん

高名な料理研究家の方々もパオの水餃子を絶賛していたそうですが、あえて焼餃子で勝負をかけようというあたりに料理人としての意地を感じるじゃないですか。そうして生まれた新たな看板メニューが「黒胡椒焼餃子」。では、早速いただいてみましょう!

舟形の餃子をお湯で茹で焼き
皮がついた餃子をひっくり返して
黒胡椒焼餃子(6個・650円)

まずはガブリとかじると……ああ、肉汁が飛び出ちゃう! スープをたっぷり含んだ餡は、粗挽きした肉の歯ごたえがすごいんです! そして名前の通り黒胡椒の風味がマックスに迫ってきます。胡椒が効いてるから、肉肉しいけどさっぱりしてるのね。他のどこにもない餃子だけど、これは美味しい! タレなしでも十分いけるし、好みでお酢をつけてもいいかも。

見て!餡がみっちり!

それにしても、これほどにオリジナリティあふれる餃子をどうやって思いついたんですか?

「元になっているのは、台湾の屋台で売ってる胡椒餅なんです。日本でいうおやきみたいな食べ物だけど、現地のままの胡椒餅だと1個でおなかいっぱいになっちゃう。その点、餃子は皮が薄いから、何個でも食べられるでしょ? 胡椒餅の具を基本に、自分なりに研究してアレンジを加えていったんです」

なるほど! 台湾のファストフードといえる屋台料理からヒントを得たのか。このスパイシーな味わいは、もちろんビールとの相性も抜群です。

食通も絶賛する水餃子も必食!

こうなると「パオ 愛宕店」の元祖看板メニューである「水餃子」も食べずにはいられない! ということで、水餃子もお願いします!

水餃子(6個・650円)*水餃子はディナータイムのみ注文可

うーん、美しい。これは見るからにモチモチしてるのがわかります。ではいただきます!

あっ、あっ! これはさっきの黒胡椒焼餃子以上に肉汁がたっぷり入ってる! 旨味が詰まったスープも一緒に味わう感覚は、もはや小籠包に近いぐらい。餡も野菜のシャキシャキした歯ごたえがいい感じ。皮もツルッとのどごしがよくて、これはワタシが大好きなタイプの水餃子だなぁ。

「どちらの餃子も皮は同じ。業者に指定して、中力粉をお湯で溶いて作ってもらってます。水餃子の茹で方のコツは、最後までグラグラ煮え立たせるんじゃなくて1分前に火を止めちゃう。最後に静かに火を通すと、皮のツルっとモチモチした食感が残るんですね」

茹で方にも秘訣があるのだそう

水餃子は野菜の食感が際立ってて、黒胡椒焼餃子は肉肉しいワイルドな噛み応えがある。これは豚肉の挽き方から変えてるんですか?

「いいえ、黒胡椒焼餃子も水餃子も豚肉は同じ粗挽きの肉を使ってます。黒胡椒のほうにはわけぎ、水餃子にはキャベツが入ってるんですけど、実は肉と野菜の比率はどちらもそんなに変わらないんですよ。だけど水餃子のほうが野菜が際立ってるのは、キャベツの繊維を残してるからでしょうね」

黒胡椒焼餃子と水餃子、どちらもビールがすすむ味!

水餃子と黒胡椒焼餃子、どちらもそのまま食べてもすごく美味しいんですけど、特製のタレをつけるとさらに旨い!

「タレにはにんにく醤油とお酢が入ってます。やっぱり場所柄サラリーマンやOLさんも多いので、ニンニクの臭いとか気になる方もいらっしゃる。うちのタレは一度濾してニンニクの実の部分は取り除いて、醤油に香りだけをつける状態にしてる。なので、あまり臭いが残らないんです」

店主の細やかなこだわりと気配りがたっぷり詰まった「黒胡椒焼餃子」と「水餃子」。どちらも一度味わう価値ある逸品でした!

最後はギョーポー(餃子ポーズ)で〆!
Yahoo!ロコパオ 愛宕店
住所
東京都港区西新橋2-15-12 日立愛宕別館 B1F

地図を見る

アクセス
虎ノ門駅[1]から徒歩約6分
内幸町駅[A3]から徒歩約7分
霞ケ関(東京都)駅[C3]から徒歩約8分
電話
03-3506-8100
営業時間
月~土 11:30~14:30,17:00~22:00
定休日
毎週日曜日、祝日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

構成=宮内健 撮影=熊谷直子 ヘアメイク=吉野麻衣子

この記事を書いたライター情報

鈴木砂羽

鈴木砂羽

女優

1994年に主演映画「愛の新世界」で注目を集め、同年ブルーリボン新人賞、キネマ旬報新人賞など多数の映画賞を受賞。以降、映画・ドラマ・舞台など幅広く活躍。日本テレビ「幸せ!ボンビーガール」出演中。「YOU」 (集英社)にてエッセイ漫画「いよぉ!ボンちゃんZ」連載中。

鈴木砂羽 が最近書いた記事

RECOMMEND

SPECIAL