古民家巡りに行こう! 鳴門市撫養町『半ら(なから)』

古民家巡りに行こう! 鳴門市撫養町『半ら(なから)』

2020/06/04

徳島県内には、築100年以上の建物も多く年季の入った柱や梁など、当時のまま残されている部分がたくさんあります。一体どんな歴史があって、どのように愛されてきたのでしょうか。今回は、鳴門市撫養町にある『半ら(なから)』で、おいしい和食料理を堪能してきました!

あわわ

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半ら(なから)/鳴門市撫養町

鶴、松、竹と縁起の良い小粋な欄間

差し込む光に浮かび上がる欄間が美しい。手前の部屋の上部には、真黒な竹のオブジェが飾られていますが、明治時代にはきっと鮮やかな緑色だったのだろうと思うと感慨深い

鳴門市撫養町『半ら(なから)』は、築およそ140年の古民家のお店。外観だけでは、写真のような部屋があるとは想像できないかもしれません。というのも、もともと別々だった建物をつなげており、通りに面した入口側は築30年。不動産会社の事務所として使用されていた部分であり、現在はカウンター席と座敷、厨房があります。その奥に位置する建物が、築140年の古民家なのです。

ほこりを被っていた欄間は、洗い直すことで当時の美しさを取り戻した

鶴、松といった古典的なモチーフながら、丸みのある可愛らしい彫刻で表現された欄間をはじめ、時とともに黒く変色した竹のオブジェ、天井に付けられた蚊帳をひっかける金具など、細かな部分に時代の面影を感じ取ることができる家です。

『半ら』の店主・亀井さんが店舗探しを依頼した不動産屋さんがここのオーナーであり、「壊そうと思っているが、使ってくれないか」と、最後の最後に持ちかけられたそう。「持っているだけじゃもったいないし、使うことによってこそモノは意味を持つと思ったんです」と亀井さん。

亀井さんが集めた食器の一部。鮮やかな大皿は江戸時代に作られたものだそう。鮮やかな大皿は江戸時代に作られたものだそう

趣味はアンティークの食器集めで、江戸時代後期の皿など貴重なものがたくさん店でも使われています。古民家の物件を探していたわけではなかったそうだが、「この建物は食器とも良く合うんです」。出会うべくして出会った、不思議な縁を感じる巡り合わせを感じます。

古民家の雰囲気によく合う、絶品和食料理

[天然平目のうす造り]

[天然平目のうす造り]は980円。そのほか季節ごとの多彩な魚料理がメニューに並ぶ。

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徳島県内、所狭しと編集者が走り回って、お役立ち徳島ディープネタを毎日配信中のブログメディア『アワログ』を運営する地域密着ローカルメディア集団「あわわ」。 月刊フリーマガジン『あわわfree』、月刊タウンマガジン『Geen』、徳島ママの子育て情報誌『ワイヤーママ』も発行しています。

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