美味なる刺激に体が目ざめる! “しょうが”専門店3選

2017/01/18

美味なる刺激に体が目ざめる! “しょうが”専門店3選

ピリッと引き締まった辛みと爽やかな香りの生姜(しょうが)。食材としてはもちろん、スパイスや生薬としても利用されているが、ポカポカと体を温めてくれるため、この時期は積極的に摂取したいところ。そこで今回は、生姜をおいしく楽しむことのできる3軒をご紹介!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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再評価される生姜の魅力

生姜は日本人にとってなじみの深い食材だが、薬味やつけ合せといった脇役的存在なのもまた事実。しかし、ピリッとした刺激で体を温めてくれる効果が改めて注目され、メインの食材として女性を中心に注目度が急上昇。自宅で生姜料理を楽しんでいる方も多いことだろう。

しかし、使い方によっては体を冷やしてしまうこともあるため、まずは生姜の専門店で生姜の力を体感するのがオススメ。体調を整えるだけでなく、本当においしい生姜料理&アイテムを体験すべく、生姜愛あふれる編集部員Mが専門店を訪れた。


ゴツゴツと武骨な生姜には冬の体が喜ぶ成分がたっぷり

【オススメ生姜専門店はこちら!】

1. 祝茶房 紅拍手(しゅくさぼう こうはくしゅ)/新百合ヶ丘
2. GINGER FACTORY(ジンジャーファクトリー)/川口
3. 笑姜や (しょうがや)/江古田


1. 祝茶房 紅拍手(しゅくさぼう こうはくしゅ)/新百合ヶ丘

定食メニューも充実しており、晩御飯に通う常連さんも多いのだとか

新百合ヶ丘に降臨した“生姜の女神”

「生姜料理で心と体を元気にしたい」をテーマにレシピを発信する生姜料理研究家の森島土紀子さん。彼女が新百合ケ丘駅近くで経営する生姜料理専門店が「祝茶房 紅拍手」高知県いの町の「かおり生姜」を使用した、体にうれしい料理はもちろん、スイーツでも人気を集めている。

64歳とは思えない健康美にあふれるオーナーの森島土紀子さん
森島土紀子さん(以下、森島さん)
森島土紀子さん(以下、森島さん)
「さっそくですが、自慢の生姜料理を食べてみてください。まずは『鶏と牡蠣(かき)の生姜柚子グラタン』をどうぞ!」
編集M
編集M
クリーミーで鶏肉と牡蠣のうま味がしっかり出てておいしい! 冷えた体に柚子の香りが染み渡りますね。ですが、一口食べただけでは生姜が入っているとは気がつきませんでした」
森島さん
森島さん
「生姜専門店とは言え、これみよがしな生姜味ばかりでは飽きてしまいます。他の素材の味を邪魔しないよう、あくまで料理としておいしく食べられる生姜レシピを心がけているんです」
「ふろふき大根 自家製生姜肉味噌(にくみそ)」は冬の定番日替わりメニュー
編集M
編集M
「生姜が苦手な人とも一緒に楽しむことができますね! このふろふき大根も、生姜がトッピングされていますが、あまり主張はしていない。シンプルですが、しみじみとおいしいです」
森島さん
森島さん
『ふろふき大根 自家製生姜肉味噌』は、肉味噌の中に生姜のパウダーを練り込んであります。大切なのは生姜の成分なので、冬が旬の大根の繊細さを消さないように仕上げてあります」
「とんきこネギつけうどん」(1080円)は、「追い生姜」できるよう大ぶりの塊が添えられ、なんとおかわりも無料!
森島さん
森島さん
『とんきこネギつけうどん』は、豚バラの軟骨を、生姜とネギを入れたダシで半日煮込んだスープでいただくつけうどんです」
編集M
編集M
「こちらは生姜感がしっかり! お肉は柔らかくてスルッといけちゃいますね。大きな生姜が添えられているのも生姜好きとしてはたまりません!
森島さん
森島さん
「全メニューに使っている高知県産『かおり生姜』を添えています。生の生姜は体を冷やす解熱作用がありますが、お好みで思う存分すりおろして楽しんでくださいね」
身も心も温めてくれる「HOTしょうがレモン」
編集M
編集M
「ソフトドリンクの『HOTしょうがレモン』(540円)は、すーっと肩の力が抜けていくような味わい。一口目はレモンの香りが口いっぱいに広がりますが、飲み進めると生姜の爽やかさが濃厚になって、体が中から温まっていきます」
森島さん
森島さん
「ほかにもスライス&おろし生姜がたっぷり入った『生姜こんぶ茶』(430円)や、『HOTモヒート』(540円)など、体をポカポカと温める飲みものも楽しんでもらえますよ」

全メニューに生姜をたっぷり使った「祝茶房 紅拍手」。どれも洗練された味わいで、生姜があまり得意でない人でも生姜パワーをチャージすることができそうだ。
ちなみに、料理の器や店内の照明も森島さん自ら作ったものとのこと。アットホームな雰囲気で生姜を思う存分楽しみたい。

祝茶房 紅拍手

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。


2. GINGER FACTORY/川口

ごく普通の住宅街に突如現れるマニアックな生姜専門店

全国の生姜マニアが目指す埼玉の聖地

「あなたのココロとカラダを温めたい」という生姜好きのオーナーの古谷公史郎さんが、埼玉県川口市に開いた生姜専門ショップ。ウェブサイトで通販されているジンジャーシロップやパウダーなどのアイテムを、実際に試食したり購入したりすることができる。ごく普通の住宅街にある小さな店だが、北海道から沖縄まで、全国の生姜マニアが訪れる名店として知られている。

店内にはオーナーの古谷さんが発信する生姜情報がずらり
古谷公史郎さん(以下、古谷さん)
古谷公史郎さん(以下、古谷さん)
「とにかく生姜が大好きで、みなさんにもより生姜を好きになってもらいたい。そのためには、生姜の作り方や生産地の情報なども提供したいので、しっかりとお話しできる場所を作りたかったんです。ところで、生姜はどうやって育つかご存じですか?
編集M
編集M
「生姜は大好きなんですが、あまり詳しくは知らないですね……」
小さく飛び出た部分が生姜の芽となる
古谷さん
古谷さん
「この小さな出っ張りが生姜の新芽です。桜が咲くころに100g程度の生姜を土に植えると、ここから茎が生え、秋には500g〜1kgの新生姜が収穫できます。おいしく育てるには長年の経験と手間が必要なため、有機栽培の国産生姜は年々貴重になっています」
GINGER FACTORYで扱う代表的な生姜アイテムたち

GINGER FACTORYで扱う主なアイテムは、写真左上から時計回りに、「生姜飴(しょうがあめ)」(500円)、「生姜粉末」(2500円)、「ジンジャーシロップ(甜菜糖/てんさいとう)」(1480円)、「生姜チップス」(350円)、「ジンジャースプーン」(380円)。
主に熊本県産の無農薬・有機栽培された生姜を原材料にしているのが特徴。

古谷さん
古谷さん
「最近とくに人気なのが、生姜をパウダーにした『生姜粉末』。2500円とやや値が張りますが、約700gの生姜の成分を凝縮しているので、むしろお得でコアな生姜ファンほどリピが多い。料理にはもちろん、お弁当に振りかけると手軽に生姜の栄養をとることができます」
編集M
編集M
「コンビニのお弁当をヘルシーにカスタマイズできるのはうれしいです!」
「ジンジャーシロップ」を炭酸水で割るだけでジンジャーエールが完成
古谷さん
古谷さん
『ジンジャーシロップ』を無糖の炭酸水で割れば、ヘルシーなジンジャーエールが楽しめます。お好みでレモンを入れたり、より生姜感をアップしたければ『生姜チップス』を加えれば言うことなしです!」
不織布製の生姜育成用プランター。自宅で気軽に生姜を栽培できる
古谷さん
古谷さん
『自分でも生姜を育てたい』という常連さんが多いので、種生姜やバッグ型のプランター(650円)も用意しています。Facebookで『生姜部』というグループを作って情報交換をしているので、興味のある方はぜひ参加して生姜への愛をより深めてもらえるとうれしいですね」

GINGER FACTORY

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。


3. 笑姜や/江古田

店のドアからは生姜焼きのいい香りが漂う

定番生姜料理のド真ん中を江古田で味わう

生姜を使ったメニューと言えば真っ先に、「豚の生姜焼き」を思い浮かべる方も多いはず。西武池袋線の江古田駅から徒歩1分「笑姜や」は、そんな生姜焼きラバー必食の生姜焼き定食の専門店

清く正しい生姜焼き定食の様式美を感じる

メニューは「醤油(しょうゆ)ダレ」「味噌ダレ」「塩ダレ」「おろしポン酢」「ピリ辛ゴマ」「カレー風味」(各580円)の他、ちょっとぜいたくな「トントロ」(680円)もラインナップ。
ご飯大盛り(+100円)、肉大盛り(+150円)、肉ダブル(+250円)と、さすがは生姜焼き専門店のセレクションといったところ。

金田亮さん(以下、金田さん)
金田亮さん(以下、金田さん)
「すり下ろした生姜を、タレにもトッピングにもたっぷり使っています。生姜を多めにしたい方は、増量しますのでオーダー時にぜひ声をかけてください」
タレを肉に丁寧にからめて仕上げる
編集M
編集M
「こんなにもたくさんの生姜を一皿でいただけるなんて! キッチンから漂ってくる生姜ダレのいい香りがたまりません!」
期待感が最高潮に達した瞬間、「生姜焼き定食」が姿を表す

編集Mがチョイスしたのは、お客様の4割近くが選ぶという定番の「醤油ダレ」。

編集M
編集M
「生姜焼きに真っ白なご飯とお味噌汁のスリーピースには、食の幸福があふれています。さっそくいただきます!」
白飯との相性の良さは言わずもがな!
金田さん
金田さん
「タレには隠し味にマヨネーズを入れてあるので、醤油ダレでも適度なコクを感じていただけます」
編集M
編集M
「タレとトッピングの両方の生姜の味がお肉と一体となって、白米との組み合わせも文句なし。生姜のスッキリした辛みとコクのあるタレの相乗効果でスイスイ食べられちゃいます。これは全種制覇したい!」
金田さん
金田さん
「常連さんの中には、昼・夜と1日に2回も来てくださる方もいるんです(笑)。そこまで気に入ってくださると本当にうれしいですね」

笑姜や

住所:練馬区栄町4-10
アクセス:江古田駅南口出口から徒歩約1分
電話:03-3557-0313
営業時間:11:30〜22:30
定休日:不定休

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。


今回訪れたどの店も生姜愛にあふれ、生姜好きもそうでない人も、味わい豊かなメニューで体を癒やしてくれる。寒さが日増しに厳しくなるこの季節、数千年前から保存食や医療品として用いられていた生姜の力で、身も心もポカポカに温めてほしい。


取材メモ/普段何気なく味わっていた生姜パワーのありがたみを再認識。春になったら自分でも生姜を育ててみようと、さっそく「生姜部」に入部しました。

取材・文・撮影=杉山元洋

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