恋愛成就に代表されるように、人と人との縁を結ぶご利益である“縁結び”。2017年こそは!と恋の成就、豊かな人間関係を望む人は、初詣で良縁祈願を!
Yahoo!ライフマガジン編集部
素敵な出会いでより豊かな一年を!
思いを寄せる人との縁、学校や会社の人たちとの縁、気の合う仲間との縁。
好きな人と結ばれたら毎日ハッピーですよね。新たな気の合う友達が出来たら明日がもっと楽しみになりますよね。恋愛成就だけでなく、その人の世界が広がるあらゆる可能性を秘めているのが、良縁に恵まれるということ。
そんな素敵な縁に恵まれる一年になりますように、縁結びにご利益があると評判の関東7社を紹介!
縁結びのご利益がある寺社はココ!
1.東京大神宮(東京都千代田区)
2.神田明神(東京都千代田区)
3.明治神宮(東京都渋谷区)
4.川越氷川神社(埼玉県川越市)
5.川越八幡宮(埼玉県川越市)
6.上総国一之宮 玉前神社(千葉県長生郡)
7.足利織姫神社(栃木県足利市)
1.東京大神宮(東京都千代田区)
恋に悩む女性たちのパワースポット
今では当たり前となった「神前結婚式」創始の神社であり、“結び”の働きを司る「造化の三神」が合わせて祀られていることから、縁結びの神社として良縁を願う人たちが多数参拝。そのためお守りやおみくじ、お神札など、縁結びにまつわる授与品も豊富で、特にお守りは縁結び・恋愛成就だけでも約20種類もそろい、恋愛成就を祈願する女性たちから高い人気を集めている。
三が日は赤福やおしるこを振る舞い
東京大神宮は、伊勢神宮(内宮と外宮)の御祭神である天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)と豊受大神(とようけのおおかみ)、倭比賣命(やまとひめのみこと)を奉斎し、伊勢神宮の遥拝殿(ようはいでん)として1880(明治13)年に創建された“東京のお伊勢さま”。
17年1/1(日・祝)~3(火)の三が日には、境内で三重県の伊勢名物「赤福」、樽酒、おしるこが振る舞われ(なくなり次第終了)、各日8:00から10:00までにお神札やお守りを受けた参拝者先着1000名は、開運招福の「ミニ干支絵馬」をもらえる。
神職さんがオススメする
ご利益ポイントはコレ!
- 禰宜の唐松義行さん
- 禰宜の唐松義行さん
- 「お守りのほか、恋愛成就の助言が書かれたおみくじも4種類ございます。お参りをされたあとは、気に入ったおみくじを選んで引いてみてください」
【初詣データ】
参拝時間:17年1/1(日・祝)0:00~21:00、1/2(月・祝)以降6:00~21:00
祈祷受付時間:12/31(土)23:00~17年1/1(日・祝)3:00、1/1(日・祝)7:00~17:00、1/2(月・祝)・3(火)8:00~17:00、1/4(水)・5(木)7:30~16:30、1/6(金)9:00~16:30
授与時間:17年1/1(日・祝)0:00~19:00、1/2(月・祝)8:00~19:00
ふるまい時間:17年1/1(日・祝)0:00~4:00、9:00~17:00、1/2(月・祝)・3(火)9:00~17:00
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2.神田明神(東京都千代田区)
縁結びの神様・だいこく様が御祭神
730(天平2)年に創建し、神田、日本橋、秋葉原、大手町・丸の内など108の町の総氏神様として鎮座する「神田明神」、正式名称「神田神社」。
国土経営、夫婦和合、縁結びの神様として崇敬される“だいこく様”大己貴命(おおなむちのみこと)を御祭神として祀っていることから、縁結びに神徳のある神社として有名で、毎週末、神前結婚式が行われている。
江戸総鎮守の華やかなお正月
日本三大祭の一つである「神田祭」でも知られる「神田明神」は、縁結び、商売繁昌、除災厄除の神様である明神様を慕う参拝者で、毎日にぎわいを見せている。元日から3日間は神田囃子(無形文化財)と獅子舞が披露され、境内は正月の雰囲気一色でいっそうにぎやかに。
【初詣データ】
参拝時間:終日
授与時間:17年1/1(日・祝)0:00~18:00、1/2(月・祝)・3(火)8:00~18:00、1/4(水)~6(金)7:00~19:00、1/7(土)~31(火)9:00~17:00
※授与時間はお守りの授与、祈祷、護摩祈願などを受けられる時間を示しています(以下同)
3.明治神宮(東京都渋谷区)
縁結びの象徴である御神木「夫婦楠」
1920(大正9)年、明治天皇と皇后の昭憲皇太后を祀る神社として、両御祭神と縁の深い代々木の地に鎮座。夫婦の御祭神ということから縁結びにご神徳があるとされ、しめ縄で一つに結ばれた境内の「夫婦楠」が、縁結び・夫婦円満・家内安全の象徴となっている。
豊かな森が広がる都会のオアシス
都心とは思えない緑豊かな内苑を中心に、スポーツ施設などを有する外苑、結婚式などが行われる明治記念館からなる「明治神宮」。加藤清正が掘ったと言われている清正井(きよまさのいど)や、明治天皇が昭憲皇太后のために植えさせた菖蒲田の花菖蒲など見どころが多く、自然散策スポットとしても親しまれている。
【初詣データ】
参拝時間:12/31(土)6:40~17年1/1(日・祝)19:00頃、1/2(月・祝)・3(火)6:40~18:30頃、1/4(水)6:40~18:00頃
授与時間:開門から閉門まで(1/1(日・祝)~4(水))、1/5(木)以降は9:00~閉門まで
4.川越氷川神社(埼玉県川越市)
二組の夫婦が含まれる五柱の神々
約1500年前に創建されたと伝えられる由緒ある神社。素盞嗚尊(すさのおのみこと)を主祭神に、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、脚摩乳命(あしなづちのみこと)、 手摩乳命(てなづちのみこと)、そして出雲大社の縁結びの神様としても知られる大己貴命(おおなむちのみこと)の五柱の神様が祀られる。この神々がご家族であることから「家庭円満の神さま」、また、二組のご夫婦神様が含まれていることから「夫婦円満・縁結びの神様」として信仰されている。
持ち帰ると良縁に恵まれるという「縁結び玉」やユニークな「赤縁筆」をはじめ、デザイン性の高い縁結びのお守りが多く、女性を中心に人気を集めている。
正月に「福銭」を授かって良い一年を
お正月の三が日には、神職が撒く福銭を授かると一年間福に恵まれるという恒例の「福銭撒き」が行われる。また、通常は1日20体限定の「縁結び玉」が、三が日は正月特別頒布として8時から50体が頒布される。
【初詣データ】
参拝時間:終日
新年開運大祈願(元朝祭):17年1/1(日・祝)0:00~19:00(3:00~6:00は中断)、1/2(月・祝)・3(火)9:00~19:00、1/4(水)~11(水)9:00~17:00
御神札授与所:17年1/1(日・祝)0:00~19:00、1/2(月・祝)・3(火)8:00~19:00、1/4(水)以降8:00~18:00
福銭撒き:17年1/1(日・祝)0:30・1:00・13:00、1/2(月・祝)・3(火)11:00・12:00・13:00
新春良縁祈願祭:1/8(日)(受付時間7:00~7:50)
5.川越八幡宮(埼玉県川越市)
触れると恋が叶う!? 縁結びイチョウ
1030(長元3)年に甲斐守・源頼信(みなもとのよりのぶ)によって創祀(そうし)されたと伝わる、小江戸・川越の守護神。平成・天皇陛下が生まれた昭和8年12月23日に神職によって記念植樹された2本の雄雌イチョウが、いつしか寄り添い1本に結ばれたことから、良縁にご利益のある縁結びイチョウ(ご神木)と崇められている。縁結び御守を身に付けて、ご神木に触れ、手を合わせると良縁に巡り逢えると、全国から参拝者が訪れている。
お正月は巨大絵馬がお出迎え
干支をモチーフに、地元の学生が制作した「巨大絵馬」が毎年飾られる川越八幡宮のお正月。元旦から参拝者先着1000名に「開運酉年御守」のプレゼントがあるほか、元旦~1/29(日)まで、普段は非公開の本殿御扉を公開しての特別祈願ができる。また、1/8(日)8:30~は、川越若鳶会による「木遣り」と「梯子乗り」を奉納する出初神事も実施。
宮司さんがオススメする
縁結びポイントはコレ!
- 宮司の榊原祥光さん
- 宮司の榊原祥光さん
- 「イチョウのほかにも、縁結びスポットとして、境内には古の時代、恋文に使われた葉書に由来する『葉書の木』(天然記念物タラヨウ)があります。今も当神社に訪れた参拝者は恋文に使っておられるようです」
【初詣データ】
参拝時間:終日
授与時間:17年1/1(日・祝)0:00~2:30、9:00~16:30
6.上総国一之宮 玉前神社
(千葉県長生郡)
女性の生涯を見守ってくれる女神
房総半島九十九里浜の最南端に位置し、1200年以上の歴史を持つ由緒ある神社。源頼朝の夫人・北条政子が安産祈願したことでも有名な海の女神・玉依姫命(たまよりひめのみこと)を御祭神として祀り、縁結び、子授け、出産、子育てと、女性の生涯にまつわるご神徳がある。祈願に訪れる多くの女性たちは、恋愛運に効果があるとされる天然石(ローズクォーツ)を使った「勾玉守」を求めていくという。
日本の東端で吉方参り
ご祭神のご神徳と共に、日本の東端(東京からは巽(たつみ)の最大の吉方)に位置する神社として古くから信仰があり、初詣には首都圏から多くの参拝者が開運を求めて訪れる。大みそかから元日にかけては、千葉県指定無形民俗文化財である「上総神楽(かずさかぐら)」の奉納や、甘酒・福餅の振る舞い(なくなり次第終了)などが行われる。
【初詣データ】
参拝時間:16年12/31(土)9:00~17年1/1(日・祝)17:30、1/2(月・祝)・3(火)9:00~17:00
7.足利織姫神社(栃木県足利市)
山の中腹に愛の鐘が響く“恋人の聖地”
天照大神(あまてらすおおみかみ)の絹の衣を織っていたという織師・天御鉾命(あめのみほこのみこと)と、織女・天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)の二柱の神様を祀る。織物を作る男女二人の神様をご祭神とすることから、産業振興と縁結びの神様として親しまれている。2014年には恋人の聖地プロジェクトにより“恋人の聖地”として認定され、記念のモニュメント「愛の鐘」が設置されている。
元日は神社から初日の出を眺める
眺望の良い境内からは、初日の出を見ることができる。17年は1/1(日・祝)6:30から「歳旦祭(初日の出を拝む会)」として、奉納太鼓・神事・お焚き上げ・獅子舞などが行われ、足利市長や地元の名士たちが集まり新年をお祝いする。
足利織姫神社奉賛会の会長がオススメする
神社の見どころはココ!
- 石井金吾さん
- 石井金吾さん
- 「男女の神様が祀られ産業振興と縁結びの神社として親しまれています。織姫山の中腹にある境内からは、関東一円を見渡すことができ、冬の晴れた日には富士山を仰ぎ見る事ができます。景色を楽しみながら“愛の鐘”を響かせに来てください」
【初詣データ】
参拝時間:終日
授与時間:12/31(土)22:00~17年1/1(日・祝)16:00、1/2(月・祝)以降10:00~16:00
やはり縁結びの神社というと恋愛祈願に訪れる人が多いようで、お守りなどもかわいいものが多く、女性としてはテンションがアガります。個人的には東京大神宮の「恋みくじ(恋人形付き)」がお気に入りです!
取材メモ/この仕事をしているとさまざまな人に出会い、あらゆることは人との縁で決まるなぁと実感する毎日。16年は取材先の人に恵まれた良い年だったので、それに感謝して17年も引き続きの良縁を祈りに、縁結びの神社へ行きたいと思います!
取材・文=小林未亜(エンターバンク)/撮影=菊池さとる