東京の人気食パン専門店が福岡に進出!おいしさの秘密を徹底解剖

東京の人気食パン専門店が福岡に進出!おいしさの秘密を徹底解剖

2020/06/27

近年、全国で増え続ける「食パン専門店」。福岡でも、実力派のベーカリーが続々と誕生しています。そんな中、オープン前から話題を集めていた「VIKING BAKERY F(ヴァイキングベーカリーエフ) 福岡平尾店」が開業。全国に先駆けた新メニューもあると聞き、さっそく行ってきました。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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食パンファン待望のベーカリーが福岡・平尾にオープン

西鉄平尾駅より徒歩3分。筑肥新道沿い、市崎1丁目交差点そばに店を構える。レモンイエローを基調とした、オシャレな外観がひと際目を引く

東京・南青山に本店を構え、素材と味にこだわった食パンとサンドイッチがそろう天然酵母使用の食パン専門店としてパン好きに支持される「VIKING BAKERY」。福岡の旗艦店となる「VIKING BAKERY F 福岡平尾店」は、当初4月に開業する予定だったが、国の緊急事態宣言の発令もあり、しばらくの間は仮オープンで営業。6/13にやっと、グランドオープンの日を迎えた

食パンは全10種。写真の奥が定番の大きさとなる2斤サイズ、手前がさまざまな風味が楽しめる小さめサイズの食パン「フレーバープティ」
個性的でボリューム感のある、サンドイッチも必食。食パンはすべて「フレーバープティ」を使用。イートインで楽しめる商品もある

全面ガラス張りの広々とした店内でまず目に飛び込んでくるのは、ズラリと並べられた個性あふれる食パンとサンドイッチの品々。店の奥にはパン工房が併設されていて、そこで焼き上げられた食パンが次々とストック棚に並べられている様子が見える。パンのお供にピッタリなジャムやオリーブオイル、焼き菓子も豊富だ。

砂糖不使用のジャムやイタリアのオリーブオイルなど、めずらしい商品もあり。焼き菓子には3種のラスクのほか、レモン風味のパウンドケーキ、フロランタンを用意する

香りと食感にこだわる食パンの「おいしさ」の秘密に迫る

ここで、ホテルパン製法の第一人者のもとで修業を積み、南青山の本店の立ち上げから「VIKING BAKERY」のパン製造に携わっているという、ゼネラルマネージャーでパン職人の小池裕達さんが登場。こだわりの製法やおすすめの商品などについて、いろいろとお話を伺った。

\この人に聞きました!/

「VIKING BAKERY」のゼネラルマネージャーでパン職人の小池裕達さん
ゼネラルマネージャーの小池裕達さん
ゼネラルマネージャーの小池裕達さん
「当店の食パンの一番の魅力は“香り”です。『おいしいものは共通して香りが良い』という考えのもと、粉選びから製法にいたるまで、小麦の香りを最大限に生かせるように工夫をしています」
店内の中央部に山積みされている小麦粉は、実際に食パンで使用されているもの。左が「ブラック」で使用されるサンフランシスコ小麦、右が「プレーン」に使用されるカナダ産の一等粉
ゼネラルマネージャーの小池裕達さん
ゼネラルマネージャーの小池裕達さん
「使用する小麦粉によって、オススメの食べ方も変わります。たとえば、生で食べるなら『プレーン(850円・税別)』や『くちどけホワイト(800円・税別)』ですし、『21シリアル雑穀(850円・税別)』や『ブラック(1300円・税別)』は、パンの香ばしさが引き立つトーストのほうがよいでしょう。完全無添加で卵は不使用と、食の安全にも気を配っています」
予約の食パンが並ぶストック棚。焼き上がりのパンがこの棚いっぱいを埋め尽くす、繁忙時間帯の光景は圧巻。時折ふわっと漂う小麦の香りが、購買意欲をさらにかきたてる
ゼネラルマネージャーの小池裕達さん
ゼネラルマネージャーの小池裕達さん
「ふわりと軽い口当たりなのに、しっとりもっちりとした食感は、湯種(ゆだね)製法によるものです。また、2斤サイズで販売するのは、外はサクッと、中はしっとりもっちりに焼き上がるのがこの大きさだったから。おいしさを保つため、食パンはスライスをせずにお渡しをしていますので、お好みの厚さにカットしてお召し上がりください」
店の看板商品である「プレーン」。香り高い熊本県産の石臼挽き粉とカナダ産の一等粉を使用し、小麦本来のうまみと香りを最大限に引き出す
ゼネラルマネージャーの小池裕達さん
ゼネラルマネージャーの小池裕達さん
「『プレーン』の生地をベースに練り込む材料を変える、小さめサイズの食パン『フレーバープティ』は、ほんのり甘いスイーツ系やお酒と好相性の食事系など6種の味を用意しています。そのままで食べても、トーストにしても、野菜やフルーツにはさんでサンドイッチにしてもOK。皆さんのお気に入りの味と食べ方を見つけてください」
「フレーバープティ」で1番人気を誇る「ガトーショコラ」(520円・税別)。フランス産のチョコレートを使用した、芳醇な香りと甘さを楽しめるひと品。フルーツサンドにもよく合う
ゼネラルマネージャーの小池裕達さん
ゼネラルマネージャーの小池裕達さん
サンドイッチは、季節の具材なども織り交ぜながら、7種前後を販売しています。もともと『おいしいサンドイッチを作る』ことからスタートしたお店ということもあり、具材とパンのバランスでこだわり抜いた商品ばかり。ビジュアルもよく、写真に映えますよ」
「あまおうとマスカルポーネ(750円・税別)」。福岡県産のあまおうと砂糖不使用のマスカルポーネのクリームを、ガトーショコラの食パンではさんだ、サンドイッチの人気No.1商品
「ほうじ茶あんバター(550円・税別)」。北海道産小豆(つぶあん)とフランス産発酵バターを、ほうじ茶&ホワイトチョコレートの食パンでサンド。コーヒーのお供にピッタリ
「紅はるかバタークリームチーズ(450円・税別)」。鹿児島県産のサツマイモ・紅はるかを、看板商品の「プレーン」ではさむ。バターとクリームチーズでより濃厚な味わいに
ゼネラルマネージャーの小池裕達さん
ゼネラルマネージャーの小池裕達さん
「店頭では、イタリア『ザハラ』のオリーブオイルや、南イタリア『ラ・クチネッタ』のジャムなど、一般にはなかなかお目にかかれない商品も販売しています。不定期で、フランスの最高級バター『ボルティエ(無塩、有塩はそれぞれ1650円。海藻は1890円・各税別)』も入荷しています。詳しくは、お問い合わせください」
小池さんが「そのまま飲んでも、パンに付けてもおいしい」とオススメする、「ザハラ」のオリーブオイル(250ml3000円、500ml500円)
右から「ラ・クチネッタ」の「南イタリア産アプリコットジャム」「南イタリア産イチジクとアーモンドのジャム」(各1800円・税別)、マヌカハニー専門店の砂糖不使用ストロベリージャム(1000円・税別)

イートインもスタート!福岡限定の新メニューは必食

テーブル席やベンチなど30席ほどを配置するイートインスペースは、全面ガラス張りで開放感抜群。1席分を空けた形での利用を促すなど、感染予防にも気を配る

グランドオープンに合わせて、店内でのイートインが可能になった。1m以上の間隔を空けた整列入店時の手指消毒のお願い消毒後の小銭を使用店内のアルコール消毒と換気スタッフのマスクや手袋着用といった、感染予防対策もしっかりと行っている。

入口正面の商品陳列台とレジには、飛沫感染防止シートを設置。レジ対応では、1会計ごとに手指消毒とレジパネルの消毒を徹底する
入口付近が密にならないよう、ソーシャルディスタンス用の床面サインも用意。状況によっては、入店規制も行っている

イートインメニューでは、青山本店でも人気のクロックマダム(800円・税別)といったトーストやサンドイッチ、店で販売されるパンに合うスペシャリティーコーヒー(480円・税別)をはじめとしたドリンクを用意する。なかでも、全国に先駆けて福岡だけで販売する、厚切り全粒粉のトーストと3種から選べるスープのセット(780円・税別)は必食だ。

スープと全粒粉のトーストのセット。スープは、「焼きトウモロコシのポタージュ(写真)」「ブルターニュ産オマールのビスク」「ボルシチ」から選択。単品(580円・税別)での注文も可

「ヴァイキングの屋号どおり、将来は世界進出が目標です」と、今後の展開を教えてくれた小池さん。その足がかりとして、アジアに近い福岡に旗艦店を構えたという。ちなみに、福岡平尾店の開業に先行する形で、3月に「VIKING BAKERY 0(ゼロ) 福岡西新店」がオープン。0では販売のみ、Fはパン作りを行う旗艦店と営業形態は異なるものの、商品はどちらも平尾店の工房で作られたものであるため、同じ商品を購入、または、イートインで味わうことができる。

北欧の海賊・ヴァイキングをモチーフにデザインされた、「VIKING BAKERY」のロゴ。店のテーマである、「一日のはじまりをしあわせにする」食パン作りへの情熱が込められている

持ち帰りで、イートインで、食パンの魅力を再発見できる1軒。皆さんもこの機会に利用して、自分好みの食パンの楽しみ方をみつけてみてはいかがだろう。

取材メモ/私も「VIKING BAKERY」の福岡出店を、今か今かと楽しみに待っていた1人。実際に足を運んで、種類豊富な食パンにウキウキして、おいしいサンドイッチを食べて、また行きたくなりました。今度行く時は、この日購入できなかった食パンをゲットするぞ!

取材・文=西田武史(シーアール) 撮影=髙尾正秀

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