方位とパワースポットの秘密!? 驚愕の聖地研究セミナーに潜入

連載

雄飛・なめ子の噂の開運ツアー

2017/01/02

方位とパワースポットの秘密!? 驚愕の聖地研究セミナーに潜入

ホフディラン・小宮山雄飛と辛酸なめ子のふたりが“開運”を求めてあちこちをさまよう「雄飛・なめ子の噂の開運ツアー」。今回は、神社仏閣などのパワースポットの秘密を<方位>で読み解くという、興味深いセミナーに潜入!

小宮山 雄飛

小宮山 雄飛

ミュージシャン/渋谷区観光大使 クリエイティブアンバサダー

こんにちは小宮山雄飛です。

毎回、動物と喋ったり、タコ焼の味を変えてみたり、果たして開運と関係あるんだろうか?という疑問も拭えないこの連載、しかし今回は、なにやらちゃんと真面目に開運スポットに行くようです!(いや、毎回真面目なんですが……)

辛酸なめ子(以下:なめ子)
辛酸なめ子(以下:なめ子)
「次回のスポットですけど、聖地研究のセミナーなんかどうですか?」

聖地?
セミナー?

いつもどおり、僕の日常生活にはなかなか出てこない単語をすらすら出してくるなめ子さん。
それにしても、聖地のセミナーって一体どういうものなのでしょう。

こんなセミナーのようです(ホームページより)

うーん、まだ内容はさっぱり分からないけれど、とりあえず行ってみましょう。

こちらが会場の「東京元気アップショップ」のセミナールーム

やって来たのは芝公園のビルの8階。セミナーってこういうとこで行われてるんですね。

こちらがセミナールーム。今の所、聖地感はありません

平日昼間に聖地のセミナーに来る人って一体どんな人なのか興味ありましたが、年齢層はちょい高め、神社仏閣巡りが趣味といった感じでしょうか。

そんな中に紛れて講義を受ける辛酸なめ子と小宮山雄飛、平日昼間に仕事もしないで何をやってるんでしょう(あ、これが仕事だ!)

そこへ本日の講師の内田一成さんが登場。

めちゃくちゃダンディな先生です!

本日の講師・聖地観光研究所の内田一成さん
内田一成さん(以下:内田)
内田一成さん(以下:内田)
「みなさん、ようこそいらっしゃいました。今日は神社仏閣などの聖地が、方位と密接な関係にあるというのをお教えしたいと思います。セミナーは約2時間半を予定しています」

2時間半!

何を隠そう20年前に大学を卒業して以来、90分以上の講義を受けたことなんてありません

はたして150分も集中力は持つんでしょうか、心配です。

内田
内田
「こちらが本日のレジュメです。」
配られたレジュメ、ますますしっかりした講義っぽいです、心して受けないと!
内田
内田
「まずは自己紹介でもないですが、僕が出た番組がありますので、それを見てみてください。」

ということで、まずは先生の出演した聖地に関する番組を見ることに。

先生が出たテレビ番組を見る二人(手前左・辛酸なめ子 手前右・小宮山雄飛)
内田
内田
「はい、ということで番組最後の『太陽のラインを考えることで、忘れている大事なことを思い出させてくれます』というのが一番言いたいことなので、もう結論が出ちゃいましたんで、今日の講義はこれで」

会場一同(爆笑)

先生、小ギャグで早くも生徒の心をわしづかみです!

番組を見て分かったことは、神社仏閣の位置や参道の方向などは、太陽の位置や方角に基づいて作られているということ。

内田
内田
「もともと人類の太陽信仰というのがとても重要な要素になってます。なので、夏至や冬至の日の出日の入りと聖地の立地は深く結びついてるんですよ」

なんと、このセミナーの当日は偶然にも冬至

すごい巡り合わせです。

内田
内田
「例えばこちらの神社、参道が冬至の日の入りの方角に伸びている。なので冬至の日は神社から見て鳥居の真ん中に太陽が沈んでいくんです」
鳥居のど真ん中に太陽が沈む写真をスライドで

たしかにこれは興味深いです。

鳥居の方向にもいちいち意味があったんですね!

内田
内田
「でも最近では宮司(ぐうじ)さん自身がこういうことを知らなかったりする。ある神社で冬至の夕日を撮ろうとしてたら宮司さんがやってきて『なにしてるんですか?』って聞くので、冬至だから鳥居に沈む夕日を撮るんですよって説明したら『え、そうなの?』って、全然知らないの(笑)」

会場一同(爆笑)

ウィットにとんだ内田先生の発言に会場は大爆笑、授業を受けるおば様方の目がキラキラしています。

真面目ながらもウィットにとんだ話が面白い内田先生
内田
内田
「あと、ある神社では春分の日に、日の出を待ってたらやっぱり宮司さんが来て『あんた何やってんの?』って言うので、今日は鳥居のとこに太陽が出るんですよって教えたら、やっぱり『そうなの?』って。で、一緒に日の出を見たら『おおっ、すごいね!』って驚いてて、そしたらなんと翌年から、ちゃっかりその神社では春分の日にお祭りが始まった!

会場一同(爆笑)

内田
内田
「さすがに、ちょっとくらいロイヤリティーくれないかなーって(笑)」

会場一同(爆笑)

ちょっと先生、あなた聖地界の爆笑王ですか!?

甘いルックスで博識、さらに爆笑もかっさらうなんて、テレビ業界のみなさん次世代の池上彰はここにいるかもしれませんよ!

内田
内田
「さらに興味深いのは、聖地と聖地を結ぶと浮かび上がって来るレイラインという線。一番長いのが『ご来光の道』です」
こちらが日本最長のレイライン、たしかにライン状にすごい聖地が!(出典/聖地観光研究所)
内田
内田
「このように千葉の玉前神社から島根の出雲大社までの同じ緯度の上に、これだけの聖地が見事に並んでるってすごいと思いませんか?」

会場一同 おー!(驚嘆)

内田
内田
「さらに関西には、なんと5つの聖地を結ぶと巨大な五芒星が浮き上がってくる」
確かにめちゃくちゃ綺麗な星型が!(出典/聖地観光研究所)
内田
内田
「しかも、見てください。上でラインが重なってる場所が平安京。星型のど真ん中が平城京なんです!」

会場一同 わーー‼︎(驚愕)

もう会場全体が内田ワールドに持って行かれてます。

どんだけ沸かせ上手なんでしょう。

内田
内田
「これ、まだまだ面白い事実があるんですよ」

って、まだあるのー!

内田
内田
「この五芒星の上のラインというのが、実はさっきの『ご来光の道』とぴったり一致するんです」
確かに一致してる!(出典/聖地観光研究所)

会場全体 きゃーーー‼︎(絶叫)

これは驚きを通り越して怖くなってくるほど。

方位ってこんなにドキドキワクワクするものだったんですね。

内田
内田
「さらにつなぐと、縦にもこんなラインと、そして斜めにもできる」
遠く離れた聖地同士に意外な位置関係が!(出典/聖地観光研究所)
内田
内田
「そして、これらの中心にあるのが平城京というのは、つまり平城京が外部の邪気みたいなものから一番守られている場所ということなんじゃないか、と」

なんと!

日本一のパワースポットは平城京だったのか!?

連載10回目にして、ついにほんとの開運スポットを見つけた気分です。

驚愕のレイラインの事実にすっかり聞き入る二人

興味深い話の連続で2時間半もあっという間、すっかり方位とレイラインによる聖地研究に興味津々になったところで、ここからは実践編

近くの芝公園(東京都)の中にある、芝丸山古墳に向かい、実際に方位を元に聖地を探訪してみます。

セミナールームを出て、東京都指定史跡・芝丸山古墳へ

歩いてちょっとして芝丸山古墳に到着!

それにしても、都心のど真ん中に古墳があるなんてそれだけでちょっと驚き。まだまだ東京には、いろいろな楽しみ方があります。

ということで、さっそく実践セミナースタート。

内田
内田
「あそこにお稲荷さんがありますよね、あれなんかもなんらかの方位に基づいてるはずですよ」
お稲荷さんの方向に注目
スマホの方位磁針を使って、見てみましょう!
内田
内田
「これで測ってみると分かるんですが、このお稲荷さんはぴったり冬至の日の出の方向を見ているんですよ」

えーー!

何気なくそこにあるお稲荷さんにも、ちゃんと太陽の方角と関係してたんですね!

これからは神社仏閣では方位磁針で角度を確かめてみると意外な事実が出て来ます!
下は古墳 もちろん古墳も方位に基づいて作られている
何かあるととりあえず方位を見てみる!
取材をさぼって、モンスターをゲットしているわけではありません

すっかり方位の楽しさにハマっていると、日の入り時刻に。

内田
内田
「みなさん、あれが冬至の日の入りです! 1年で一番夜が長くなる冬至は、即ち死んでまた生き返る再生を意味してるんです」
冬至の日の入りに見入る3人。明日からは昼が徐々に長くなる、すなわち生まれ変わりです
冬至の日の入りに手を合わせる二人(意味は分からなくてもひとまず拝んでおく癖あり)
イラストレーション=辛酸なめ子

神社仏閣の方角や、日本の聖地のレイラインなど興味深いことを習い、さらに縁起の良い冬至の日の入りまで拝めた二人、すっかり大満足のセミナー体験でした!

と、そこで、さらにすごいできごとが!

内山先生が古墳の上にあったストーンサークルのようなものを指差しました。

お、あれは!
内田
内田
「あ、あそこにあるストーンサークルみたいに岩が並んでるやつも、絶対方角と関係がありますね。きっと、なんらかの方角を正確に表してる重要なものですよ」

と言われ、先生が指差す方のストーンサークルを見てみると、なんと意外なものが!!

……

あ、僕の上着とトートバッグ!

なんと「あれは重要だ」と言われたストーンサークルを荷物置きにしてました……。

すみません……。

まさかそんな重要なものとは……。

ということで、せっかく上がった運気も、一気に地下の古墳まで落ちそうな終わり方でしたが、これからは方位を気にして聖地巡りをしてみようと思いました。


内田先生、興味深いセミナーありがとうございました!


(撮影:野呂 美帆)

Yahoo!ロコ芝丸山古墳
住所
東京都港区芝公園4-8

地図を見る

アクセス
芝公園駅[A4]から徒歩約3分
赤羽橋駅[赤羽橋口]から徒歩約6分
御成門駅[A1]から徒歩約7分
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

小宮山雄飛

小宮山雄飛

ミュージシャン/渋谷区観光大使兼クリエイティブアンバサダー

辛酸なめ子

辛酸なめ子

漫画家・コラムニスト

この記事を書いたライター情報

小宮山 雄飛

小宮山 雄飛

ミュージシャン/渋谷区観光大使 クリエイティブアンバサダー

「ホフディラン」のボーカル&キーボード。 15年渋谷区観光大使 クリエイティブアンバサダーに就任。食通としても知られ“音楽界のグルメ番長”の異名を持つ。 17年6月にカレーレシピ書籍第二弾「簡単!ヘルシー!まいにちカレー」を出版、好評発売中。

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