道産食材にエスプーマ? 話題のカレーうどん2号店が札幌に登場

道産食材にエスプーマ? 話題のカレーうどん2号店が札幌に登場

2017/01/15

小麦、鶏肉、そして幻のタマネギ・札幌黄…さまざまな北海道の食材をどんぶり一杯に詰め込んだカレーうどん。すすきので新しいシメの一杯を狙う「北海道咖喱饂飩(かれーうどん) 亀」の名物料理を、昼から楽しめる2号店が市電西線沿いにオープンした。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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【ここがスゴイ!】

1.道産小麦100%平打ちきしめん
2.ふんだんに使った札幌黄の甘み
3.ヴィシソワーズの泡で仕上げ

麺もスープもトッピングも、北海道産にこだわったカレーうどん

見た目からしてこれまでにないカレーうどんだ

味噌ラーメンやスープカレーが名物料理である札幌で、ありそうでなかったカレーうどんの専門店「北海道咖喱饂飩 亀」。1号店がすすきのに開店した際のコンセプトは「飲んだ後の新たなシメ」であり、夜営業のみだったが、人気のカレーうどんがランチでも味わえる2号店がオープンした。

市電「西線6条」停留所と「西線9条」停留所の間に位置する
店の隣に有料パーキングがあり、利用者はメニューから100円キャッシュバックするサービスあり

カレーうどんといっても、従来のようなそばつゆにカレーを合わせたうどんではない。鶏ガラ・鶏肉のダブルブイヨンをベースに自家調合のスパイスを合わせてつくる、まさしくスープカレーとうどんが出合ったような一品だ。

「これまでにないものを作ろうと思い、札幌に専門店のなかったカレーうどんを選びました」と店長の亀田浩児さん

ブイヨンは2時間かけて丁寧に下処理した鶏ガラを1時間煮出し、さらに鶏モモ肉を加えてしっかりと鶏の味わい深いダシをとる。さらに、アメ色になるまで炒めたタマネギとトマトも加えて風味をプラスしている。

店長の亀田浩児さん
店長の亀田浩児さん
「煮込みすぎると野菜が溶けてなくなってしまうので、形が残るギリギリまで煮込みます。材料のコンディションは毎日違いますから、それを見極めるのがポイントですね」

幻のタマネギをはじめ、納得の味を実現する道産食材を使用

このタマネギに秘密がある。生産量が少なく「幻のタマネギ」と呼ばれる「札幌黄」を使用しているのだ。

店長の亀田浩児さん
店長の亀田浩児さん
「札幌黄はほかのタマネギとはまったく違う、圧倒的な甘味が出ます。ここが違うと同じ味が出せないので、札幌黄を必ず選ぶようにしています」

時期によっては高価になる札幌黄を、ジャー1つにつき2kgふんだんに使用。また、スープだけでなく、乾燥したチップをトッピングに使用している。

乾燥タマネギはそのままだと辛いため、炒って甘味を出してから使用している

スープに合わせる麺は、道産小麦100%で打った特注の平麺。その幅の太さは、うどんというよりはきしめんに近い。親が名古屋出身で、小さな頃からきしめんに親しんできた亀田さんだからこそ選んだ麺の太さだ。

「きたほなみ」「なごり雪」を配合したオリジナル麺
店長の亀田浩児さん
店長の亀田浩児さん
「うどんのコシが強過ぎると、シメに食べるには少し重いのではないかと思いました。平麺にして柔らかくゆで上げれば、食べやすいし、サラサラのスープもよくからみます」

札幌黄以外にも、可能な限り材料は北海道産を使用し、野菜のとれない冬季以外は100%北海道産を目指している。原価は高くなるが「小さい店だし、おいしいものを出さないと選んでもらえませんから!」と亀田さんのこだわりが光る。

白雪のような泡が、どこにもないカレーうどんを完成させる

出来上がりを見て最も目を引くのが、トッピングされた白い泡。これはエスプーマといわれる、食材をムース状に加工したもので、ここでは道産メークインのヴィシソワーズを使用している。スープに混ぜると辛さがマイルドになり、また違った味わいを楽しめる。

専用の調理器具を使って泡状に加工

辛さはマイルド・中辛・辛口・激辛の4種類から選べる。メニューは基本の北海道カリー饂飩(880円)のほか、温玉や肉・野菜類などのトッピングが加わったメニューがそろう。人気は道産鶏のふわふわカレー煮込み(200円)で、これらのトッピングは単品で追加していくことも可能だ。

旬のお野菜カリー饂飩1080円

手間ひまかけてできたスープは、麺を食べきっても味わいたいもの。ライス(150円)を追加注文し、残ったカレーつゆに加えてリゾットのようにも楽しめる。

シメだけでなく、おなかが空いたお昼ご飯にも満足のボリュームになる「北海道カリー饂飩」。新たな札幌名物の予感をさせる一品を、昼でも夜でもぜひ味わってみてほしい。

「車通りの多い通りに面していますが、店の中は穏やかで居心地がいいので、ゆっくりランチしていただけますよ」とスタッフの柳剛(りゅうごう)信周さん
カウンターだけでなく、ゆっくり食事が楽しめるテーブル席10席もあり

北海道咖喱饂飩 亀 市電通店

住所:札幌市中央区南8条西15丁目
交通:市電西線6条、西線9条停留所から徒歩5分、地下鉄西18丁目から徒歩10分
電話:011-522-5396
営業時間:火〜金11:30〜15:00、17:00〜20:00、土日11:30〜20:00
定休日:月

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

取材メモ/鮮烈なスパイシーさとうどんとの相性が新しい印象でした。ヴィシソワーズのエスプーマを溶かすことで優しい味わいになるので、辛いものが苦手な方も安心して楽しめると思います。

取材・文=後藤海織、撮影=山下晴美(みんなのことば舎)

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