いきものおもしろ雑学 Vol.1・2「ラッコ&アオリイカ」

いきものおもしろ雑学 Vol.1・2「ラッコ&アオリイカ」

2020/07/13

哺乳類、鳥類、魚類など、いきものの愛すべき?驚くべき?ユニークな生態を紹介します!

HIROBA!

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いきものおもしろ雑学Vol.1 ラッコは寝るときに仲良く手をつなぐ!?

ラッコの知られざる生態とは?

海に生息する野生のラッコは睡眠時に潮の影響で遠くに流されないように、ある工夫をしています。そのヒミツは「海藻」!眠るときは海藻を巻き付けて体を固定することで、安心して熟睡するそうです。その姿を想像すると微笑ましいですね。

水族館のラッコ水槽には海藻は生えていません。もちろん水槽内なので眠っても流される心配はありません。水槽では水が循環しているので、ラッコたちは水面をゆっくりと漂って眠ることもしばしば。そんなとき、2匹のラッコが近い場所で漂っていると、そっと手をつないで眠ることがあるそうです。(現在国内で手をつなぐ可能性のある複数頭(もしくは2頭以上で)でのラッコ飼育をしているのは、兵庫県と福岡県の2館の水族館のみ)

鳥羽水族館で会えるメイちゃん

水族館で人気者のラッコですが、実は現在日本で飼育されているのは、わずか7頭(2020年5月25日現在)。東海エリアで見られるのは鳥羽水族館のメイちゃん1頭です。芸達者なメイちゃんは、お食事タイムには、飼育員さんと握手をしたり、カラーコーンを持って泳ぎ回ったりと愛くるしい姿を見せてくれます。

その他の特徴:餌の殻を割るために石を使用する野生のラッコ。その石は体のたるみをポケットのように利用して身に付けています。

いきものおもしろ雑学vol.2 イカには3つの心臓がある!?

アオリイカの秘密とは?

水中を優雅にゆらゆらと漂っているイメージのイカですが、実はとても速いスピードで、水中を泳ぎ回るような生活しています。なんと水中での最高遊泳速度は時速40km以上!そのスピードはウサイン・ボルトの持つ100m走の世界記録に匹敵するほどです。このような高負荷の運動を続けるには、大量の酸素が必要。イカは、酸素を効率的に身体中に供給するためにメインの心臓とそれを補助する、鰓心臓(えらしんぞう)と呼ばれる2つの心臓を持っています。3つの心臓を駆使することで、水中をとんでもない速さで泳ぐことを可能にしているのです。

写真提供:鳥羽水族館

実はイカは魚のように鱗がないので傷や水温変化に非常に弱く、捕獲や運搬にはとても気を使います。漁師さんから分けてもらうアオリイカは、網によって体に傷がついていることが多いので、現在は鳥羽水族館で飼育されているアオリイカのほとんどが、なんと、飼育員さんが自ら船に乗って釣ってきたもの。一匹一匹を丁寧に釣りあげ、傷つかないように細心の注意を払って水族館まで搬入しているので、鳥羽水族館のアオリイカたちは今日も美しい姿で泳ぎ回っています。

その他の特徴:カメレオンのように体の色を周囲の環境に合わせて変化させることができ、巧みに体をカモフラージュすることで敵の目を逃れています。

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