日本全国のコーヒーをコーヒールンバが飲み比べ!

特集

新生活、ドリップコーヒーを楽しもう

2016/03/15

日本全国のコーヒーをコーヒールンバが飲み比べ!

今や多くのコーヒーの名店が日本各地にあり、おいしい1杯のために日夜努力を重ねているが、地域固有の味というのはあるのだろうか!? そんなふとした疑問を解決するため、全国で人気の8店舗のコーヒーをお取り寄せし、コーヒー好き芸人の平岡佐智男(コーヒールンバ)さんに味わってもらいました!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

平岡佐智男

平岡佐智男

お笑いコンビ「コーヒールンバ」ボケ担当。某大手コーヒー店に勤務し、4店舗で最高売上を更新。自宅で自ら焙煎し、月1回限定ながらカフェを営業するほどのコーヒー好き。

日本を代表する
コーヒーがこちら!

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No.1モリヒコ・ブレンド「フレンチ」 200g(1296 円)

北海道代表
MORIHIKO.(北海道)
コロンビア、マンデリン、エチオピア・モカをブレンド。南米、アジア、アフリカと異なる大陸の豆をブレンドし、三位一体の味を目指した。

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岳山ブレンド 100g(650円)

東北代表
岳山珈琲(宮城県)
ブラジル、ニカラグア、グアテマラ、コロンビアを均等にブレンド。気候の変動に合わせて排気量やガス圧などを微調整しながら適切に焙煎。格調高いバランスが楽しめる。

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#7 BITTERSWEET & FULL-BODIED フレンチロースト 200g(1200円・税別)

関東代表
堀口珈琲(東京都)豆はその時々のベストなものを使用。深煎りながら柔らかな苦味と複雑な甘味をそなえている。

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あじわい 200g(960円)

中部代表
コーヒー・カジタ(愛知県)
中南米とアフリカを3:1の割合でブレンド。それぞれの豆の個性を生かしつつ、調和のとれた味わいを実現している。

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スペシャルブレンドコーヒー「龍之助」 200g(920円)

近畿代表
前田珈琲(京都府)
ブラジル、コロンビア、グアテマラの豆をブレンド。酸味の中に甘味がある不思議な味わい。焙煎機は1978年製旧西ドイツ・プロバット社のものを使用。

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ラウブレンド 200g(800円)

中国代表
松浦珈琲(島根県)
ブラジルとケニアをブレンド。お菓子やチーズ、パンとよく合い、お互いの味をより引き立てる。どんな場面にでも合うオールマイティな味。

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トーべ 100g(500円)

四国代表
プシプシーナ珈琲(香川県)
ブラジル、コロンビア、コスタリカを3:1:1の割合でブレンド。爽やかかつコクのある味わい。ムーミンの原作者・トーべ・ヤンソンをイメージしている。

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豆香洞ブレンド 200g(1040円)

九州代表
豆香洞コーヒー(福岡県)
その季節に合ったものを使用し、配合は常に変えている。毎日飲んでも飲み飽きない、コーヒーらしいコーヒーが楽しめる。

早速味比べ!
まずは北海道〜中部

「これだけ、全国の有名店のコーヒーが並ぶなんて壮観ですね! 僕も全国コーヒー巡りの旅を行っていますが、よくぞここまでそろえてくれました。さすがヤフーさん!」と興奮冷めやらぬ様子で話す平岡さん。今回は豆をひくところから抽出まで全て平岡さんがいつも使用している器具を使って自ら抽出する。抽出で差が出ないよう、豆は17gを中ひきにし、湯量は200ccで温度は85℃で統一。

平岡さんがいつも使用している器具類。本格的!!

「どれも興味をそそられますが、やはり、ここは北から順に飲み比べていきましょう!」と手際よく豆をひき、抽出に取り掛かる。そして、北海道の「MORIHIKO」のコーヒーをひと口。
「深煎りなのにクリアで、開放感が広がりますね! 後には甘味が残り、グイグイいけちゃいます。いやー、これは北海道を感じます。ただ、雪景色の北海道ではなく、5月頃の空気が澄み切った感じでしょうか。濃いのは苦手という人でもこれならいけると思いますよ」

コーヒー豆はスケールを使って、しっかりと計量

1杯目からご満悦の平岡さん。続いて宮城県の「岳山珈琲」を味わう。
「さっきのものより浅いりで、軽めの味わいです。どちらかとうと紅茶っぽい上品な味がします。ただ、しっかりとした飲みごたえも兼ねそなえていますね。砂糖を煮詰めたようなカラメルっぽい甘味もあります。東北の紅葉した山を思わせるような、奇麗なコーヒーですね」

ふっくらとした泡が立ち、芳醇(ほうじゅん)な香りが立ち込める

続く東京都の「堀口珈琲」は少し色も濃い目の深煎り焙煎。
「深煎りなので、香りが一気にやってきますね。ただ、深煎りなのに後味は透明感があります。すごくバランスも良いし、上品な味わいです。苦味の奥にあるほのかな甘味が癖になりそうです。赤いベルベットを羽織って銀座を楽しんでいる大人な女性のような感じですかね(笑)」

順調に南下を続け、次に喫茶店文化が色濃く残る愛知県代表の「コーヒー・カジタ」をカッピング。
「果実感が強いですね。深みの前にフルーティな酸味がきます。ブドウのような甘味も感じますが、後味はクリアで奇麗な余韻が残りますね。名古屋はモーニング文化ですよね。朝にぴったしで、これを飲めばいい1日を始められそうです」

近畿〜九州は
職人気質な
コーヒーが多い

おいしいコーヒーをいっぱい飲めて満足げな表情

半分を過ぎて、とうとう西日本は近畿地方に突入! コーヒーの名店が数多く集まる京都で、創業40年を超える「前田珈琲」を味わう。
「レモンとかりんごのような爽やかなフルーツの味わいがします。さっぱりと飲めるし、京都の和菓子と合いそう。あんこというよりは、黒蜜がかかったわらび餅とかが良いような気がします! 少し砂糖を加えるだけでも良いかもしれません。和三盆とかも以外と合ったりして」

日本海に面する島根県からは「松浦珈琲」をピックアップ。
香りからして甘いですね。ただ、飲んでみると以外としっかりとしたコクがあるんですね。いつまでも余韻が残るのが心地いい。ちょっとトロミがあって、落ち着きがあり渋めの感じです。黒糖とかミルクを入れてもおいしいと思います。深い余韻があって出雲大社みたいな神聖な感じさえします」

カッピング時にはスプーンを使用し、ズズっとすすって味わう

四国代表は香川県の「プシプシーナ珈琲」
「実は僕、香川出身なんですよね。うどんのイメージしかない県だと思いますが、コーヒーだっておいしいことをアピールしたいですね。ただ、えこひいきしないように公正に味わいますよ」

同郷のコーヒーとはいえ「プシプシーナ珈琲」は初めてとのこと。果たしてその味は?「バランスが良いですね。まろやかさと甘さがあります。フルーツの甘さというよりは、黒糖とかブラウンシュガーのような味わいです。瀬戸内海のような穏やかな波が感じられます。香川の海辺って風もあまり吹かないし、ぼーっとできるんですよね。そんな時に味わいたいコーヒーです。僕にとってはノスタルジックに浸れるコーヒーです」

シメは福岡県。福岡県は知る人ぞ知るコーヒーの名店が多くそろう。その中でも今回選んだのは「豆香洞コーヒー」
「カカオのようなガッチリとした風味があります。カカオの濃度が高いビターチョコレートみたいです。ただ、後味はさっぱりしているんですね。モダンでハイカラな感じがして、洋菓子とも合いそうです。九州男児のような寡黙なコーヒーで、黙々と仕事をこなしているんだなというのが伝わります」

コーヒーを語る時は真剣そのもの

その土地ならではの
味わいはあるのかも!

では、最後に本日の感想をひと言!「一度にこんなにいろいろなブレンドコーヒーを味わえる機会なんてそうはないので、本当に楽しかったです。最初は地域ごとに味が違うのかなんて疑問にも思ったのですが、やはりその土地ならではの味わいというのはあるんだと思います。ちょっとこじつけの部分もあったかもしれませんが、そこはご容赦ください!(笑)」

取材メモ/平岡さんは重たい電動ミルを含め、全ての器具をスーツケースに詰めて撮影場所まで持参してくださいました。ただ、聞くところによると楽屋で先輩の芸人さんたちにも豆をひくところから振る舞っているそうなので、スーツケースでの運搬はいつものことだとか。「平岡珈琲店(移動式)」と名乗る日も近いかもしれません。

取材・文=荒尾英(Roaster)、撮影=中野理(Roaster)、田形千紘(Roaster)

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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