昭和47年開店。京都の老舗フルーツパーラーの三密対策が本気!
2020/07/30
なんとルーツは、明治2年創業のフルーツ専門店。昭和47年にフルーツパーラーを併設し、看板メニューの「フルーツサンド」で有名な「フルーツパーラーヤオイソ」は、京都スイーツを代表する名店のひとつですが、いち早く三密対策にも対応されています。人気メニューが店内で安心に味わえますよ!
Yahoo!ライフマガジン編集部
京都の老舗パーラーで、まず名前があがるのがココ!
阪急京都線大宮駅からすぐ。明治2年に創業され、京都で有名なフルーツ店「ヤオイソ」はプレゼント用の高級品から食卓に並ぶ一般的なフルーツまで豊富に取りそろえた老舗店です。その「ヤオイソ」が昭和47年に併設したのが、「フルーツパーラーヤオイソ」。2013年には少し離れた場所に移転し、さらに多くの方が味わえるようになりました。そんな老舗スイーツ店が、安心してスイーツを楽しめるようにと、いち早く三密対策に取り組んでいます。
\安心して食事ができる「三密対策」やっています/
1. 店頭でのアルコール消毒&注意喚起
店頭入り口には消毒スプレーを設置して、自主的に消毒を促しています。目立つところに置いてあるので、入店前にすんなりとワンプッシュできますね。
2. 非接触体温計による検温
入店して、席を案内される前にスタッフさんによる検温も行われます。瞬時に高熱かどうかがわかるため、店側もお客さんも安心。
3. ビニールパーテーションによる飛沫対策
店内はすべてテーブル席。もともとは32席だったのをアクリルパーテーション設置して、席数を間引き三密を回避しています。これだけ余裕もったスペースなら安心して食事できますよね。食事後もテーブルは、スタッフさんがしっかり消毒されています。
京都を代表する老舗のともしびを守るべく徹底された対策。続いては私たちが食べてともしびを守る番です。
フルーツ好きにはたまらない! フルーツパーラーヤオイソで食べるべきメニュー
とろけそうになるおいしさ! 名物メニュー「ロイヤルフルーツサンド」
初めて訪れる方は、ヤオイソの代表作である「フルーツサンド」を注文しましょう。昭和47年の開店以来、京都でフルーツサンドの有名店と言えばこちらの店名が上がるほどの名物メニュー! 中でも「ロイヤルフルーツサンド」はご覧の通り、中に入るフルーツはどれも大きくカットされ、挟まれているのが特徴。完全にパンよりもフルーツの方が主張していますね。一口頬張れば、クリームの甘味と、フルーツの酸味がいい塩梅(あんばい)でとろけそうなおいしさです。
暑い季節にはこちらもオススメ! もう一つの定番「フルーツパフェ」
もう一つは、これから暑くなる季節には最適の「フルーツパフェ」もオススメ。フルーツとアイス&クリームという至ってシンプルな構成なのは、フルーツで勝負している専門店ならではですね。メロンやオレンジなど特化したパフェもあるので、好きなフルーツがあればそちらもぜひ試してみてください。
ドリンクならコレ! フルーツサンドとの相性抜群の「ミックスジュース」
ドリンクと言えばこちらも外せないのが「フルーツミックスジュース」。砂糖は加えておらず果物本来の甘味を出すため、数種類の新鮮なフルーツのみでつくられた「フルーツミックスジュース」は、酸味がありさっぱりの口当たりで「フルーツサンド」と一緒に味わうのがオススメです。
名物メニューは本店「ヤオイソ」でテイクアウト
お土産でも喜ばれる名物メニューの「フルーツサンド」は、本店である「ヤオイソ」で購入可能。「フルーツサンド」で使われている生クリームはサラリとした味わいなので、「甘いのが苦手!」という人にも喜ばれると思いますよ。パーラーを覗いたけど、お客さんがいっぱいですぐに入れないという方も、ここなら気軽にテイクアウトできます。
老舗のおいしさをぜひ
老舗店・人気店であるほど、従来の取り組みを変更させるのには労力が必要。そんな中で、お客の安心・安全を第一に考え、いち早くその取り組みを導入した「フルーツパーラーヤオイソ」は、今後も常連客をはじめ、初めて訪れる方も安心できるお店ですね。京都を訪れたときはぜひ立ち寄ってほしいお店です。
取材・文=堀 俊夫(クエストルーム)、写真=アキ・カワシマ(クエストルーム)