相撲好き女優・山根千佳さんは、ちゃんこ鍋のプロだった!

特集

みんなニッコリ!心も体も温まるニッポンの鍋

2017/02/09

相撲好き女優・山根千佳さんは、ちゃんこ鍋のプロだった!

ちゃんこ鍋の素晴らしさを伝える伝道師として、相撲好きで知られる女優・山根千佳さんが登場! お相撲さんが食べているちゃんこ鍋を、山根流にアレンジした楽しみ方があるのだとか。19年ぶりの誕生となった日本人横綱・稀勢の里フィーバーに湧く両国で、その気になるワケを聞いた!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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ちゃんこ鍋の楽しみ方を提案

ちゃんこ鍋といえば、相撲の力士が食べるのだから、さぞかしパワーある食材をたっぷり使っていて、カロリーも凄そう……と思いがちだが、山根さん曰く「それは、まったくの勘違い!」なのだとか。今回は、両国国技館の近くにある元大関・霧島(現・陸奥親方)の店、ちゃんこ霧島両国本店を舞台に、山根流・ちゃんこ鍋の楽しみ方を聞いた!

ちゃんことは、相撲部屋で力士たちが作る食事のこと。両国国技館の周辺には、ちゃんこ鍋が食べられる店が点在しているので、いろいろな味のちゃんこ鍋にも出会える

【山根流・ちゃんこ鍋はこう食す!】

1.“霧島味”を頼むのがツウ
2.必ずスープから飲んでダシを味わうべし
3.そのあとに野菜を食べるべし

山根千佳さんがちゃんこ鍋の
魅力を改めて体験

山根千佳さん

ホリプロタレントスカウトキャラバン2012のファイナリスト。2015年公開の映画「でーれーガールズ」で女優デビュー。大相撲ファンになったきっかけは、両親が大相撲好きだったことで、大相撲ファンに

1.霧島味を頼むのがツウ

両国国技館の見えるテーブルでちゃんこ鍋が食べられる7F席

ちゃんこ鍋のプロ・山根さんが実食

今回訪れたのは、元大関・霧島(現・陸奥親方)がやっているちゃんこ霧島 両国本店。地下1〜8階のビルすべてがちゃんこ鍋の店で、フロアによっては目の前に両国国技館が見える部屋もあって好評だ。実は山根さんは、ちゃんこ鍋店を巡るのが日頃からの趣味で、過去に何度かココにも来店し、ちゃんこ鍋を食べているそう。

元力士がちゃんこ鍋を作る!

今回は特別に、元力士で引退後からちゃんこ霧島 両国本店で働く十文字さんにちゃんこ鍋を作ってもらうことに。陸奥部屋直伝の特製ちゃんこスープは、味噌と醤油を合わせた“霧島味”と呼ばれる味で、豚骨と鶏ガラでじっくりダシをとったスープとも好相性。陸奥部屋で毎日力士が手作りして食べているちゃんこ鍋をベースにしつつも、店の味はダシを多めに工夫したという。研究に研究を重ねて完成した味なのだ。

秘伝の特製スープを鍋の中にたっぷりと入れる
鶏ミンチは、団子状にしてから鍋に入れる
山根千佳さん(以下、山根さん)
山根千佳さん(以下、山根さん)
「このお店のちゃんこ鍋の味は、醤油味、味噌味、塩味、キムチ味から選べるのですが、実は醤油と味噌を合わせた味があるんですよね!」
十文字さん
十文字さん
「よく合わせ味のことをご存知ですね〜(驚き)。普段は、醤油味や味噌味を選ぶ人が多いので、注文のときに霧島味と言われると、このお客さんはなかなかツウだなと思いますね(笑)」
山根さん
山根さん
「醤油と濃厚な味噌を混ぜ合わせることで、コクがたっぷり感じられるので、私好みの味なんです! それもあって皆さんにも合わせの霧島味を強くおすすめします」

2. 必ずスープから飲んでダシを味わうべし

これが秘伝の隠し味

完成前のちゃんこ鍋に、ユズ胡椒とすりゴマを入れることで、マイルドな味に変化する。

十文字さん
十文字さん
「ユズ胡椒を水で溶いてソース状にしたものをちゃんこ鍋の中に入れます。さらにすりゴマも入れることで風味をアップさせるのがちゃんこ霧島流です」
右がすりゴマで、左がユズ胡椒を加工したちゃんこ霧島のオリジナルソース
山根さん
山根さん
「濃厚な味噌と醤油の味のスープが、このユズ胡椒のおかげで、あっさりとした風味になりそうですね。量が多くても、これでさっぱり食べられそう」
ちゃんこトークが止まらない山根さんと十文字さん
十文字さん
十文字さん
「基本スープの旨味に加え、鍋に具として入っている豚肉や鶏肉、海鮮からもダシが出るので、味わいも抜群。しかも、芳醇な香りが食欲をそそります」
山根さん
山根さん
「私がちゃんこ鍋を食べる時は、必ずスープから飲んでダシをしっかりと味わってからと決めています。具から食べずにまず、スープの味を確認することで、そのちゃんこ鍋の基本となるダシの味を堪能するんです」
「先にスープだけ失礼して……。あ〜、優しいスープの味ですね〜。ドンドン飲めちゃいます。ユズ胡椒も効いていますよ!」と山根さん

3.そのあとに野菜を食べるべし

ちゃんこ鍋がいよいよ完成〜!

写真のちゃんこ鍋(1人前、3030円)は2人前から注文OK。山根さん曰く、ちゃんこ霧島のちゃんこ鍋は、軽く3人前ぐらい入りそうな大きさも特徴なのだとか。

2人前にしてもかなり多めの量と鍋のデカさに注目
十文字さん
十文字さん
「今まで気にしていなかったけど、言われてみればうちのちゃんこの鍋は大きいのかも……!?」
山根さん
山根さん
「たっぷりの量にも気分が上がりますね〜。私は1人ちゃんこにハマっていて、2人前であっても1人で残さず全部食べきりますね。ちゃんこ鍋の具は、半分以上が野菜ですからとってもヘルシーなんですよ。ハクサイなどの野菜にもしっかりとスープの味が染みてますね」
十文字さん
十文字さん
「この鍋の中には、ハクサイ、モヤシ、ナガネギ、エノキ、チンゲンサイ、シイタケなど野菜は多めに入れてます」
山根さん
山根さん
「私の場合は、スープを味わったあとに、次は野菜を食べます。ちゃんこ鍋はもともと野菜がたくさん入ったヘルシー鍋なのですが、さらに野菜から先に食べることで、ダイエット効果もあるそうです。まったく飽きのこない味だから、一気にこのまま完食できちゃいそう〜」
十文字さん
十文字さん
「あ、スープは残しておいてくださいね。最後のシメに雑炊、うどん、ちゃんぽん麺の3つから選んでもらって、今から調理しますから」
山根さん
山根さん
「えっ!? ちゃんぽん麺って何ですか? 初めて聞いたのですが」
十文字さん
十文字さん
「これも当店のオリジナルになります。ちょっと太めの麺を使ったちゃんぽん麺で、煮玉子付きです」
山根さん
山根さん
「食べたことないので、ちゃんぽん麺でシメをお願いします!(ワクワク)」
これがちゃんぽん麺だ。「思ってたより麺が黄色ですね〜」と山根さん
グツグツ煮えたスープに、ちゃんぽん麺をサッとくぐらせる
山根さん
山根さん
「うわ〜。ラーメンよりもずっと麺にコシがあって食べ応えありますね。これまでのシメは雑炊ばかりでしたが、次からはちゃんぽん麺を注文しちゃうな〜。しかもこの煮玉子も味が染み込んでウマい!」
醤油とみりんで味付けした煮玉子は自家製
山根さん
山根さん
「めっちゃ美味しいです〜!!」
十文字さん
十文字さん
「ごっつあんです!」
よく見るとお鍋の中はカラ。山根さん見事完食〜!
山根さん
山根さん
「ちゃんこ鍋は、野菜がたくさん入っていることから一見ボリューミーに見えても実はヘルシーです。栄養バランスもいいから、一人暮らしの女子でいつも外食やコンビニ食ばかりという人には、特におすすめしたい鍋ですね。あと女子会にもいいかも。シャレたカフェも悪くないけど、和風な雰囲気が漂う、歴史を感じる両国国技館近くのココで、女子だけのちゃんこ鍋パーティーを開催するのも絶対いい! 私流の新提案がもうひとつありましたね(笑)」

今回は、山根千佳さん流のちゃんこ鍋の楽しみ方を提案。普通の鍋として食べても十分美味しいちゃんこ鍋だが、ここに紹介したような注文の仕方や食べ方の順序などを参考にしてみては? ちゃんこ鍋の深い魅力が新発見できるかも。

4Fにある陸奥親方の現役時代の化粧回し。「シンプルなのに、強そうでカッコいいですね〜」
4Fのテーブル席は、カジュアルな雰囲気

ちゃんこ 霧島 両国本店

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。


取材メモ/ちゃんこ鍋というと、なんとなく男性が好むものというイメージがありました。だけど、山根さんから詳しい話を伺ったことで、どちらかといえば女子向けの鍋なのだと気づき、目からウロコがおちました〜!

取材・文=斉藤育世(エディターズ・キャンプ)、撮影=遠藤潤

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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