休憩に最適!福岡・舞鶴公園の入口にホットサンド専門店が誕生

休憩に最適!福岡・舞鶴公園の入口にホットサンド専門店が誕生

2020/08/29

アウトドアブームの高まりとともに近年人気を集めているのが、朝食の定番「ホットサンド」です。福岡でも、喫茶店ではよく見かけるのですが、専門店となると指を数えるほど。そんななか、「舞鶴公園」の入口にホットサンド専門店がオープンしたという情報を聞き、早速行ってきました。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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豊かな自然に囲まれたオシャレな隠れ家カフェに注目

かつて大河ドラマで話題になった、黒田官兵衛・長政親子が築いた「福岡城」。現在、その本丸跡と周辺は「舞鶴公園」「大濠公園」として整備され、福岡市民の憩いの場になっている。今回紹介するホットサンド専門店「PRESS KITCHEN(プレスキッチン)赤坂」は2020年3月、「舞鶴公園」の南入口で開業した。

「警固中学校」の横に見える、白い建物が目印。隣にはコインパーキングが併設する。通称「福岡けやき通り」から少し中に入った場所にあるため、迷った時はお店に電話をして聞いてみよう

ソーシャルディスタンスを保ちながら営業を行う店内は、手前がカウンター席で5席、奥の部屋にテーブル席とカウンター席9席、外にもテラス席8席(荒天時は利用不可)を用意している。奥の部屋はWi-Fi完備で、ノマドワークも可能だ。

入口近くのカウンター席。オープンキッチンのため、ホットサンドの焼き上がる様子を楽しみながら、食事ができる。キッチンと席の間には透明なシートを貼るなど、感染予防にも努めている
2020年7月に完成したという、店内奥の部屋。窓が広くとられているので、開放感は抜群。四季折々の景色を見ながら、食事ができるところも魅力だ

店を運営するのは、食品や不動産などを手がける地元企業。「自然美あふれるこの場所を生かしたい」と、ホットサンド専門店をオープンさせた。料理を監修するのは、福岡市南区長住にある「いけす・洋風茶屋 いまむら」の店主・今村友浩さん。和洋を知り尽くした料理人が、素材はもちろん、見た目にもこだわった、ボリュームたっぷりのホットサンドを次々に創作し、できたてで提供している。

一部のホットサンドメニュー(写真はきんぴら卵サラダ)は、ドリンクとセットが可能。ウーロン茶か炭酸水の場合は500円で、コーヒーの場合は550円。「屋久島濃厚たんかんジュース」(写真)は750円

離島で食べたモーニングがホットサンド専門店誕生の出発点

ここで、カウンターキッチンでホットサンドを焼いていた、スタッフの藤井善明さんが登場。創作ホットサンド誕生までの苦労話やこだわり、オススメメニューなどについて、いろいろと教えていただいた。

\この人に聞きました!/

「PRESS KITCHEN赤坂」スタッフの藤井善明さん
スタッフの藤井善明さん
スタッフの藤井善明さん
「現在、『大濠公園』と『舞鶴公園』周辺の約80haを整備する『セントラルパーク構想』が、福岡県と福岡市で進められています。どちらの公園からも徒歩10分前後で行けるこの場所は、休憩ポイントとして最適。『このメリットを生かす手はない』と、当店のオーナーはここに、店を出すことを決めました」
建物の正面の壁に設置された店舗サイン。場所柄、「子どもから大人まで幅広い世代に愛される店」になれるようにと、立体的でかわいらしいデザインにした
スタッフの藤井善明さん
スタッフの藤井善明さん
「ホットサンドの原点は、長崎県の五島列島にあるグランピング施設のモーニングです。アウトドア好きの当店のオーナーがそのおいしさに感動し、『新しく始める店でもホットサンドを出したい』と、オーナーの知人であった料理人の今村さんに監修を依頼したそうです。こうして、多彩な種類のホットサンドを提供する専門店が生まれました」
店の入口前に設けられたテラス席。テーブルやイスは、アウトドアブランドの人気メーカーで統一している。ペット同伴で利用できるところもうれしい
スタッフの藤井善明さん
スタッフの藤井善明さん
「実は、今でもホットサンドはいろいろと試作を重ねて、おいしい商品を追求しています(笑)。具材はボリュームはもちろん、ヘルシーさも意識。野菜をたっぷり入れるなどして、工夫をしています。食パンもいろいろと試作を行い、最終的に、地元で40年近く愛される『シャトール』の食パンを使うことが決まりました」
キッチンには、業務用のホットサンドを4台設置。具材をはさんだ食パンは、2分半プレスして焼き上げる。表面はカリカリと均等に、耳までおいしく焼き上げるところがポイントだという
スタッフの藤井善明さん
スタッフの藤井善明さん
「季節によって品数は変わりますが、現在、食事系とおやつ系をあわせて13種の創作ホットサンドを用意しています。料金は1品500~700円。『ハムチーズ』と『ハム卵サラダ』は、ハーフサイズ(350円)もあります。ボリュームを増したい時は、チーズ・きんぴら・タルタル(各+50円)のトッピングをどうぞ」
ボリューム満点の「きんぴら卵サラダ」(500円)。きんぴらごぼうは、添加物を使用せずに調理した自家製。マヨネーズであえた卵と、絶妙にマッチする
控えめな甘さでリピーターが多い、スイーツ系のホットサンド「あんこ」(500円)。具材には、北海道産のつぶあんと茨城産のクリームチーズをサンドする
スタッフの藤井善明さん
スタッフの藤井善明さん
「ホットサンドのお供には、『サラダ』(Rサイズ200円~)や『フライドポテト』(300円)をどうぞ。ドリンクには、温冷の『コーヒー』(300~400円)をはじめ、『バタフライピー』(300円)や各種炭酸水(Rサイズ300円~)といったアイスドリンク、ビールなどのアルコールも用意しています。クールダウンにぴったりな、夏季限定販売の『かき氷』(4種・各250円)もありますよ」
オーナーが屋久島で出合って感動したという、「屋久島濃厚たんかんジュース」(500円)。かんきつ系の酸味がなく、とにかく濃厚な味わい。子どもから大人まで幅広く人気がある
スタッフの藤井善明さん
スタッフの藤井善明さん
「ホットサンド以外のイートインメニューの目玉として、2020年7月から始めたのが、『ビーフシチューセット』(1500円)です。特製のビーフシチューは福岡や佐賀の和牛頬肉を使い、自家製デミグラスソースとたっぷり野菜、甘みのある赤ワインで10時間かけて煮込み、とろけるやわらかさに仕上げています。なめらかでコクのある味わいになるよう、仕上げにホワイトソースをかけるところもポイントです」
サラダ、トースト、コーヒー付きの「ビーフシチューセット」。トーストはホットサンドと同じ食パンを使用。コーヒーは、ホットかアイスが選べる
スタッフの藤井善明さん
スタッフの藤井善明さん
「野菜がたっぷりと入った、季節限定スープもオススメです。だしには、当店の運営会社が製造する『柳商店』の『旨味だし』を使用しています。夏季は『冷製ジュレスープ』(200円)で、冬季は『野菜スープ』(Rサイズ200円~)でお楽しみください」
厳選した原料だけで作られるという、「柳商店」の「旨味だし」。店内でディスプレイされている商品は、その場で購入が可能だ
スタッフの藤井善明さん
スタッフの藤井善明さん
「ちなみに、イートインメニューに使用している皿やカップは、福岡県の小石原焼になります。お食事される際は、こちらにもぜひご注目ください」

感染予防対策をしっかり行いながら営業中

営業時間は10:00~17:30(LO17:00)で、年中無休。イートインでは、こまめな換気やアルコール消毒、来店客への手指消毒や席を開けての着席のお願い、入店時の顔認証型AIサーマルカメラで37.5度以上の発熱症状があった人への入場制限、従業員の健康管理とマスク着用など、感染予防対策行いながら、安心して食事ができる環境づくりに努めている。

イートインの場合、入口左側の洗面台で手洗いをしてから入店。手指消毒用のアルコール消毒液や空気清浄機も設置されていた

全商品がテイクアウトできるところも魅力だ。支払いは、各種クレジットカードも利用できる。ウーバーイーツや出前館での配達もOK。藤井さんいわく、「500Wの電子レンジで30秒、トースターで3分ほど温めた後、サクサク感が保たれる10分以内に食べる」ことが、家やオフィスでもおいしく味わえるポイントなのだそうだ。

テイクアウトの注文・受け取りカウンターが別途設けられているところも、安心ポイント。事前に電話で注文したほうが、スムーズな受け取りができる
スタッフの藤井善明さん
スタッフの藤井善明さん
「新作ホットサンドは、随時開発をしています。最近では、『カレーサンド』や『麻婆サンド』(各600円)がメニューに加わりました。今後は、フルーツを使ったデザート系もどんどん増やしていく予定です。ランチやカフェタイムで、ぜひご利用ください」
店内奥のイートイン席から見える景色。中央に見えるけもの道は、舞鶴公園へと抜ける散歩コースとして、地元民に愛されている

取材メモ/「舞鶴公園」や「大濠公園」で運動した後、「福岡けやき通り」での散策途中など、さまざまなシーンで使えるお店。春や秋の行楽シーズンは、ここでホットサンドをテイクアウトして、公園で満喫するのもアリだと思います。お店の最新情報はSNSで随時発信をされていますので、こちらもぜひチェックをしてみてくださいね。

取材・文=西田武史(シーアール) 撮影=髙尾正秀

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