テラス席も。六本木ヒルズで17種が集うグルメバーガーイベント

テラス席も。六本木ヒルズで17種が集うグルメバーガーイベント

2020/09/12

六本木ヒルズで毎年開催されているイベント「六本木グルメバーガー」。2020年は例年とは異なり、過去にグランプリに輝いてきたバーガーをはじめとしたメニューが、期間限定で提供されている。今年の開催は9月27日(日)まで。見た目も味も絶品なバーガーをチェックしてみた。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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一度食べたら忘れられない!名作バーガーがカムバック

ハンバーガーというと、ファストフードのイメージが根強いが、素材や調理法にこだわったものも増えてきており、それらはグルメバーガーと呼ばれる。そんなグルメバーガーで毎年盛り上がりを見せているのが六本木ヒルズとその周辺のお店である。

というのも六本木ヒルズでは2014年から「六本木グルメバーガーグランプリ」というイベントが開催されているから。

例年、普段から各店舗で提供しているレギュラーメニューと、イベントのために考案された個性豊かな特別限定メニューの2部門で、実際に食したお客さんの投票によりグランプリを決めるこのイベント。しかし今年はグランプリ形式ではなく、過去6年の受賞バーガーら合計17種類のグルメバーガーを8月1日から9月27日までの期間限定で復活させ、それぞれのお店で提供している。

「これぞハンバーガー!」を追求したエーエスクラシックスダイナーの「アメリカクラシックバーガー」(1400円)。2014年の特別限定メニュー部門でグランプリを受賞
卵料理に定評のあるカフェ、エッグセレントではポーチドエッグを使用した「プルドポークベニーバーガー」(1650円)を1日限定15食で販売
とんかつ専門店のとんかつ豚組食堂では1日限定10食の「究極のメンチかつバーガー」(1400円)を販売。超粗挽きの肉がメンチかつをジューシーにする

全17店舗がそれぞれこだわりのスペシャルバーガーを提供しているが、その中で今回は特に注目したい3店舗のグルメバーガーに迫ってみた。

1.オーク ドア

ラグジュアリーホテル発のステーキハウスがボリューミーなバーガーで魅せる

最初にやってきたのが「オーク ドア」。グランド ハイアット 東京内にあるステーキハウスで、チャコールグリルと900度にまで達するガスブロイラーを用いて焼き上げたステーキをはじめとしたメニューが自慢のお店だ。

内装は2018年にリニューアルオープンした際に「ノスタルジー」をテーマに進化。高級感ある雰囲気でリッチな気分に浸れる
開放感あふれるテラス席。森タワーを見上げるロケーションが楽しめる
今回お話を伺った副料理長のティモシー・ラリマーさん(左)とアシスタントマネージャーの伊藤幸子さん(右)。ちなみに普段はマスクをつけて接客している

オーク ドアといえば、これまでにも新元号「令和」を記念したビッグサイズのスペシャルなバーガーなどで定評があるお店。そんなオーク ドアのグルメバーガーはどんなものだろうか?

ティモシー・ラリマーさん
ティモシー・ラリマーさん
「このバーガーはとにかくパティをジューシーに焼き上げることを一番のポイントにしています。赤身と脂肪の分量のバランスがバーガーに適したUSプライムビーフ100%のパティを、ステーキと同じようにチャコールグリルとブロイラーで丁寧に焼いて仕上げています。さらにトマトとレタスを入れることで、ジューシーさだけでなく、食感もお楽しみいただけます」
オーク ドア名物の「オーク ドア バーガー(スモール)」(2000円・税サービス料別)。ジューシーなパティに特製オリジナルソースがマッチする

オーク ドア バーガーにはパティが140gのスモール220gのレギュラー(2500円・税サービス料別)の2種類が用意されている。スモールサイズのバーガーを試食させてもらったが、スモールでもパティは140gもあるので存在感抜群だった。220gのレギュラーを頼むのはどんな方だろうか?

伊藤幸子さん
伊藤幸子さん
「220gのレギュラーサイズを注文されるのは外国のお客様が多いですね。通常なら140gでも十分満足して食べられると思います。ボリューミーなバーガーではありますが、若い女性のお客様や年配のご夫婦にも喜んで食べていただけるバーガーだと思っております」
厨房内に潜入。厚く切り分けたステーキはチャコールグリルと900度の高温にもなるブロイラーで焼き上げる

老若男女を問わずに楽しめるオーク ドア バーガー。ぶ厚いのでフォークとナイフで食べ分けたいところだが、ラリマーさん曰く「ペーパーに挟んでそのままかぶりついていただきたいです!」とのこと。ジューシーに焼き上げられたパティの香りと旨味、そしてお店特製のバーベキューアイオリソースの味わいをとことん堪能したい。

\オーク ドアの三密対策はこれ/
スタッフ全員の検温、マスク着用はもちろんのこと、入店時にはアルコール消毒を徹底。お客さんが席に着き、マスクを外した際には専用のマスクホルダーを提供することでマスクをテーブルに直接置くことなく食事が楽しめる

2.オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店

チーズ専門店が素材をフルに生かしたバーガーで勝負!

続いてやってきたのが「オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店」。水牛のミルク100%のフレッシュ・モッツァレラチーズなど、こだわり抜いたチーズを使ったイタリアンに定評があるお店。チーズたっぷりのメニューが若い女性を中心に支持されている。

東京メトロ六本木駅の1c出口からなら徒歩1分という好アクセスが魅力
店内はオープンキッチンのカウンターをはじめ、スタイリッシュな空間が印象的。ダイニング席ではゆったりとくつろげる
お店の前には開放的なテラス席が用意されている。共用スペースとなっているのでグルメバーガーをテイクアウトして食べるのにもピッタリだ
支配人の中川大毅さん(右)と料理長の比連崎恵介さん(左)。チーズに関するこだわり、そして今回のバーガーについてのお話を伺った
中川大毅さん
中川大毅さん
「今回のバーガーはチーズとパティの素材をいかに引き立たせるかをポイントにしています。なので、使用している具材はモッツァレラチーズ短角牛100%のパティルッコラアンチョビバターを塗ったバンズと、シンプルなものばかりなんです」
「短角牛のハンバーガー」(2090円)。バンズに塗ったアンチョビバターが隠し味になっている

グルメバーガーとなると、いろいろな野菜が使われたり、パティが何枚も載っていたりというイメージがあるが、このお店のバーガーは至ってシンプル。それだけにごまかしがきかないメニューだが……料理長の比連崎恵介さんは自信を持ってこう語ってくれた。

比連崎恵介さん
比連崎恵介さん
「このバーガーを作った時、どのチーズがハンバーガーに合うのかな? というところからスタートしてチーズを選んだんです。「燻製ものがいいのか」「モッツァレラじゃない方がいいのか」とか試行錯誤したのですが、脂身の少なくて、さっぱりした味わいの短角牛のパティにはクリーミーで濃厚なチーズが一番合うし、特別なソースは必要ないという結論に至り、こういうバーガーになったんです」
カウンターの前にはお店自慢のモッツァレラチーズが。弾力のある歯ごたえがバーガーのアクセントになっている

一口食べれば、パティのジューシーさとチーズのクリーミーさが、ダイレクトに口の中に広がった。シンプルさの裏には「引き算の美学」ともいうべき考えのもとでこのバーガーが作られていたことがわかる。飽きが来ず、何度でも食べたくなる一品だ。

\オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店の三密対策はこれ/
スタッフの検温やマスク着用以外に、お客さんの入店時には検温とアルコール液での消毒を実施。換気の面でも気を配っている

3.バルバッコア 六本木ヒルズ店

見栄え抜群! シュラスコ専門店ならではのジューシーバーガー!

最後にやってきたのはブラジル料理専門店の「バルバッコア 六本木ヒルズ店」。ブラジルの名物料理・シュラスコがリーズナブルな価格で楽しめるお店として人気を博している。特注のシュラスケーロという機材で焼き上げられたブラックアンガス牛は串刺しにしたまま客前で切り分けて提供される。

店内は大人の雰囲気。サラダはブッフェスタイルで楽しめる
六本木ヒルズ内には共用のテラス席がたくさん用意されている。緑あふれる抜群のロケーションも嬉しい

日本ではあまりなじみのないブラジル料理・シュラスコ。それをメインとしているお店だけに、どうグルメバーガーへと落とし込んでいくかが気になるが……提供されたグルメバーガーはインパクト抜群のビジュアル。バンズが載らないほどの具材がバーガーに使用されている。

迫力ある見た目の「スモークチーズとマッシュルームのクラシックバーガー」(2200円)。昨年のイベントではグランプリを獲得している
舘野織絵さん
舘野織絵さん
「今回のグルメバーガーは『1つのハンバーガーの中で、たくさんの味とハーモニーを味わってもらおう』というのがコンセプトだったんです。パティに使っているお肉は、お店でミンチにしたイチボという部位を100%使うなど、シュラスコ専門店ならではのバーガーになったと思います」

中に挟んだパティはもちろん、それ負けないようにほかの具材もこだわり抜いたものばかり。濃厚な味わいのスモークチーズとベーコン。そして食感にアクセントを与えるのが、シャキシャキのレタスや一番上に載っているマッシュルーム。これが見た目でも味でも強烈なインパクトを残している。

お話を伺ったホール主任の舘野織絵さん。この時期はマスクを着用しているが、笑顔での接客を心がけているという
舘野織絵さん
舘野織絵さん
「いろいろな具材をバンズに載せていったので、ちょっと背が高くなりました(笑)。ビジュアルのインパクトがすごく強いみたいで、オーダーされたお客様はスマホで写真を撮る方が多いです。バンズで挟んでから半分に切って、付属の紙で包んで食べるのがオススメ。大口を開けてガブッといっちゃってください!」

舘野さんの教えてくれた通りに食べてみた結果、パティのジューシーさ、そしてチーズとベーコンのスモーキーな香り、その下にあるレタスのシャキシャキ感、さらにマッシュルームの歯ごたえが絶妙にマッチ。一度食べたらヤミツキになるのは間違いない。

\バルバッコア 六本木ヒルズ店の三密対策はこれ/
スタッフの検温やマスク着用は必須で、お客さんの入店時には検温とアルコール液への消毒を実施。さらにサラダバーの前にビニール製の使い捨て手袋、マイトングも設置。トングを1時間に1度のペースで新しいものに変えるなど、除菌を徹底している。

取材メモ/今回おじゃましたお店はいずれもバーガーがメインというわけではありませんでしたが、どのお店も個性満点でインパクト抜群のグルメバーガーのオンパレード。どのお店のバーガーも絶品だったので9月27日までの期間限定というのが惜しいくらい。期間内にもう一度、食べ比べに行きたいです!

構成=シーアール、取材・文=福嶌弘、撮影=緒方佳子

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