コーヒー×異業種が<br />
新たな潮流に

特集

新生活、ドリップコーヒーを楽しもう

2016/03/15

コーヒー×異業種が
新たな潮流に

近年のコーヒーブームに伴い、カフェも日を追うごとに増加している。その中でもコーヒーとは無縁に思える業種の参入が活発化。イギリスでは昨年バーバリーがカフェをオープンするなど世界的にも増加傾向だ。今回は都内で話題の異業種×カフェを紹介する。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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異業種といえどコーヒーへの
こだわりは本格派

INTERSECT BY LEXUS - TOKYO

日本発高級自動車ブランドの
ライフスタイル発信基地

カフェとは思えない豪華な外観

日本を代表する高級車ブランド「LEXUS」が運営する南青山にあるカフェ。このカフェが他の異業種カフェと異なるのは、本業である車の販売とは無縁の空間となっていることだ。車をモチーフとしたデザインは取り入れられているが、販売店にはなっておらず、ここで車を購入することはできない。

あくまでカフェが主体であり、「LEXUS」の世界観と重ね合わせた最新鋭のコンテンツによって、車というジャンルにとらわれない新たなライフスタイル全般を提案する地として機能している。

1F奥には「ガレージ」があるが、車以外のアートを展示することも
2Fはゆったりとした作りで、落ち着いた雰囲気でコーヒーを楽しめる

提供するコーヒーはノルウェーの名店「FUGLEN」によるオリジナル。LEXUSのラグジュアリー感や走りを再現したというオリジナルコーヒーはここでしか味わえない貴重な1杯だ。抽出方法もハンドドリップに加えエアロプレスからも選べる。

そして特筆すべきは、その値段。このラグジュアリーな空間かつ高品質なコーヒーを360円から楽しむことができるのだ。LEXUSが発信するカルチャーに気軽に触れながら至極の時間を楽しめる。

「BREAKFAST SET」680円〜(税別)は厚切りのトーストコーヒーの相性が抜群

café 1886 at Bosch

ドイツの老舗工具メーカーが
提供する消費者との触れ合いの場

「ボッシュ」というブランドを聞いてピンとくる人は決して多くはないだろう。しかし、ドイツを本拠とするこの企業は自動車部品と電動工具の業界においては、世界最大規模の巨大グループなのだ。

そんなボッシュ日本法人の渋谷本社1階に昨年9月にカフェをオープンさせた。狙いは知名度の向上とボッシュ製品にじかに触れ合う機会を設けることだという。

木をふんだんに使用したカフェスペースの奥にはショールームが広がる
ボッシュが製造している電動工具やカー用品などがディスプレイされている

コーヒーは銀座の名店「トリバコーヒー」がボッシュのためにブレンドしたオリジナルで、「ダークロースト」(400円)と「ライトロースト」(500円)を用意し、デキャンタで提供する。フードはドイツ料理をアレンジしたサンドウィッチなどがメイン。

カフェでは定期的にイベントなども開催して、消費者と交流する場面も増やしいていくという。なお、店名の「1886」という数字は、ロバート・ボッシュ氏がドイツ・シュトゥットガルトでボッシュを創業した年。

2種類あるブレンドコーヒーのうち、ハンドドリップで提供されるのは「ライトロースト」
「スラバ」(850円/右)はドイツ名物であるザワークラウト(キャベツの漬物)を挟んだサンドウィッチ

DOWNSTAIRS COFFEE

世界一のラテアートが
楽しめる開放的な空間

ドイツ自動車大手メルセデスが運営するカフェは、ショールームと隣り合ったスペースにある。天井も高い上に、大きな窓があるので開放的な空間が広がる。

店内からはメルセデス・ベンツを間近に見ることができる

コーヒーの監修は2008年にラテアート世界大会チャンピオンになり、渋谷の名店「STREAMER COFFEE COMPANY」をプロデュースする澤田洋史氏。そして、店頭では2014年に同じくラテアートの世界チャンピオンになった太田悠介氏も腕を振るっている。

チャンピオンが入れる「ラテ」(400円)は、エスプレッソのコクとミルクのクリーミーで程よい甘さがマッチし絶品。この1杯を味わうためだけにも訪れたい。

ラテアート世界大会チャンピオンの太田悠介氏
チャンピオンの「ラテ」は見た目も味も格別
「シュガーバタートーストセット」(650円)のパンは「メゾンカイザー」のものを使用

BEAMS

日本を代表するセレクトショップに
猿田彦珈琲が登場!

BEAMSといえば今年創業40周年を迎える老舗セレクトショップ。ファッションだけに留まらず、音楽やアートなど幅広い分野で日本のカルチャーシーンを引っ張っている。

そんなBEAMSが新宿に今春オープンするのが「日本」をキーワードにした「BEAMS JAPAN」。その新店舗に「猿田彦珈琲」が登場し、ここでしか味わえないオリジナルブレンドを取り扱う。オリジナルブレンドはキャラメルやオレンジのような上品な甘みが際立つ中深煎りの豆だ。

「JAPAN BLEND」100g、760円(税別)は毎日飲みたいスッキリとした味わいをイメージ

店舗には「猿田彦珈琲」のコーヒースタンドも併設され、「BEAMS JAPAN」の店内外からアクセス可能。朝8時半から夜10時半までと、営業時間が長いのもうれしい。

日本発のライフスタイルを発信し続けるBEAMSが、どのようなコーヒーライフを提案するのか今から開店が楽しみだ。

取材メモ/コーヒーとは無縁と思える多くの業種がコーヒーを中心としたライフスタイルを提案し始めています。コーヒーの裾野の広さに驚かされるとともに、今後どこまでこの流れが続くのか注目して見ていきたいと思います。

取材・文=荒尾英(Roaster)、撮影=中野理(Roaster)

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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