北海道の素材とアイデアで勝負! 水産会社直営スイーツ店が話題

2017/03/18

北海道の素材とアイデアで勝負! 水産会社直営スイーツ店が話題

リニューアルオープンした新札幌「カテプリ」に登場したスイーツショップ「Kitta」。おしゃれなケーキ&スイーツショップに見えるが、実は…!? 北海道の素晴らしい素材を使用したスイーツとともに、そのアイデアの背景を紹介しよう。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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【ここがスゴイ!】

1.水産仲卸会社の直営店
2.サツマイモ2種スイートポテト
3.「プレ生」スイーツが登場

“北海道”を感じる創意工夫があふれたスイーツショップは、なんと水産仲卸会社の直営

クリーム、チーズ、卵…北海道の魅力あふれる素材をお菓子でアピール

2016年12月に全館リニューアルオープンをした新さっぽろ商業施設「カテプリ」。地下1階に、注目のスイーツショップが登場した。

地下1階「プリチカDELI」の一角に開店。見た目はおしゃれな、普通のスイーツショップだが…

「Kitta」(キッタ)と名付けられたこの店は、その母体が「札幌シーフーズ株式会社」。なんと、創業から28年目を迎えた水産仲卸会社だという。

「水産会社は商品を仕入れて売る仕事ですが、社員の間で何かオリジナル商品を作りたい、という機運が高まったのが始まりでした」と店長の木下この実さんは説明する。

「会社と工場、そしてこの店のパティシエと、さまざまな人のアイデアが商品化しています」と店長の木下小の実さん
店長の木下小の実さん
店長の木下小の実さん
「では何を作ろうかとなった時に、自社工場にベテランパティシエがおり、長年培ってきたノウハウがありました。そこで北海道らしいスイーツを作ってみては、となったのです」

初の商品は、イチゴ味のタピオカでイクラを再現した「いくら丼ぷりん」。冷凍のお土産用スイーツとして販売を始めた。

その後も、社内のアイデアを取り入れながら、工場にいる菓子のプロたちが商品開発を進めた。その中で、パティシエによる生菓子の提供にも幅を広げオープンしたのがkittaなのだ。

いくら丼ぷりん920円(2個入り)や新篠津村の酒(どぶろく)を使ったどぶろくプリン350円など、手土産にすれば話題ができそうな冷凍スイーツの数々
甘エビの頭の粉末が入った「甘蛯(えび)クッキー」700円といった、水産会社のルーツを感じる商品も!

濃厚なミルクの風味“プレ生スイーツ”にも注目

力を入れる生菓子は、道産素材の味わいを生かしたチーズケーキやフルーツいっぱいのタルトなど魅力的なラインアップを増やしている。

一番人気は、1本1本手作りのスイートポテトだ。ホクホク感とねっとり感のバランスの良い食感で人気の「紅あずま」、しっとりとして甘みの強い「紅はるか」2種類のサツマイモを使用し、味と食感のハーモニーを絶妙に仕上げている。

スイートポテト520円。2種のサツマイモをじっくり焼き上げて手でほぐし、道産の卵・クリームと合わせている。一部はダイスカットで上に載せ食感に変化をつけているのがポイント

2月からは農林水産大臣賞を受賞した濃厚な生クリーム「あじわい40」を使用した“プレ生スイーツ”のロールケーキが加わった。

パティシエの橋本雅史さん
パティシエの橋本雅史さん
「牛乳本来の風味がとても強い、高品質の生クリームです。フルーツとの相性が抜群なほか、自家製生チョコレートにも使用しています」
左からプレ生フルーツロール380円、生チョコロール300円

店頭には実演スペースがあり、時間によってはスイートポテトを焼く作業やケーキの仕上げなどの工程を見ることができる。目の前ででき上がっていく期待感も、おいしさを増す要素の一つだ。

色とりどりのフルーツをバランスよく飾り付けていく

テークアウトだけでなく、ショッピングのひと休みにも

店内にはスタンディングのイートインコーナーがあり、生菓子はイートインが可能だ。ケーキと一緒の注文でドリンクを100円で提供するサービスもある。

また、イートインではテレビ番組で有名なむらかみ牧場のソフトクリーム(320円)も人気だ。

もちろんドリンクのみの注文も可能。イートインメニューはほかにサンデーも

「今後は季節のフルーツを使ったオムレットなど、手軽に味わえるスイーツも増やす予定です」とシェフパティシエの橋本さんの予告もあり、ショッピング中の休憩にも楽しみが増えた。

Kitta 新さっぽろカテプリ店
住所:札幌市厚別区厚別中央2条5-7 イオンカテプリ新さっぽろ B1F
交通:地下鉄新さっぽろ駅直結、JR新札幌駅から徒歩約2分
電話:090-5952-3800
営業時間:10:00~21:00

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

取材メモ/水産会社の営業活動の蓄積が生きているという、道民もあまり知らない隠れた名産品や、お菓子のイメージのない食材をスイーツにしていくアイデア力に、話を聞いていてとてもワクワクしました。

取材・文=後藤海織、撮影=山下晴美(みんなのことば舎)

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