タモリが愛した水餃子の秘密に鈴木砂羽も驚愕!新宿「随園別館」

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2017/06/28

タモリが愛した水餃子の秘密に鈴木砂羽も驚愕!新宿「随園別館」

役者仲間や友人たちと「餃子部」を結成するほどの餃子フリークな、女優・鈴木砂羽。おいしい餃子を求めてさまざまな街を食べ歩く連載「鈴木砂羽の餃子道」第22回!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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餃子部で訪れた名店は、鈴木砂羽の水餃子の原点?

こんにちは、鈴木砂羽です。今回も新宿からお送りします。

私が餃子好きの友人たちと結成している〈餃子部〉では、不定期で〈部会〉を開いているんですが、初めて大勢の部員たちと餃子を食べ歩いた街は新宿でした。で、その1軒目に訪れたのが、今回紹介する〈随園別館〉だったんです。この店を最初に選んだ理由、それは私にとっての水餃子の原点ということもありまして……。

有名人の方々にもファンが多い随園別館

新宿通りを四谷方面に進んで、新宿二丁目の交差点を少し超えたところにあるこのお店を知ったのは、実はタモリさんに教えていただいたのがきっかけ。30代半ばぐらいの頃だったか、『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演させていただいた時に餃子の話題になって。タモリさんが「ここの水餃子は美味いよ!」と紹介してくださったのが、随園別館との出会いでした。

いてもたってもいられなくなって、それからすぐにお店へ食べに行ったんですが、初めて随園別館の水餃子を食べた時の感動といったら! あまりにも美味しくてビックリしたのを今でも鮮明に覚えてます。そんな絶品「水餃子」を、今回もいただいてみましょう!

水餃子(1人前10個・700円)

見るからにプルンプルンに茹で上がった水餃子! 口に近づけただけで小麦の香りがふわっと立ち上ってくるのがわかります。まずは何もつけずにこのままいただきます。

少し厚めの皮がプルプル&モチモチで美味しい!

うーん、この小麦の香りと皮の食感! そして素材の味がストレートに味わえる餡! まさにシンプル・イズ・ベストな美味しさ。ちなみに茹でるお湯には山椒の粉も入っているのだそう。たしかに、ただのお湯で茹でただけでは生まれない、独特の風味を感じます。

餡は豚肉とキャベツのみ。フカヒレやホタテのような高級食材は入ってなくて、本当に素朴な、素材本来の味を活かしてます」と語るのは、代表取締役社長・張本君成さん。皮も餡もしっかり歯ごたえがあるから、食べごたえがありますね。

豚肉とキャベツのみの餡は、シンプルだけど絶妙な味!

「当店のこだわりは皮はもちろん、餡に入れるキャベツを切るところから、すべて手作り。手作りだからこそ、歯ごたえがあるんです」(張本さん)

続いて特製のタレをつけて食べてみましょう。黒酢をベースに山椒なども入ったこのタレ。豚肉の餡には、やっぱり黒酢が合いますね。あんまりいろいろ入ってないから、小麦の味も引き立つし。うーん、随園別館はやっぱり美味しいな(しみじみ)。

水餃子が有名な随園別館ですが、餃子部的には「揚げ餃子」にも注目。

ほら、見てこの大きさ! まるで蛇が獲物を呑み込んだ時のお腹みたいな形をしてるので、餃子部では「アナコンダ」と呼んでますが(笑)。では、ガブリといってみます。

某テレビ雑誌の表紙のようなポーズで(レモンじゃなくて揚げ餃子ですが)

うわっ、揚げた表面がサクサクなんだけどトロッと何か出てきた! 

「この皮には餅が入ってるんですね。餡には豚肉と干し大根、干し椎茸、ザーサイが入ってます。これは餃子っていうか……中国語では〈鹹水角〉という広東系の点心メニューなんですが、全然餃子じゃないんです(笑)。ただ、日本のメニュー名になると、餃子と呼ぶしかない、そんな食べ物です」(張本さん)

揚げ餃子(1個・200円/2個より)

なるほど、便宜上「揚げ餃子」と呼んでるけど、モノとしてはだいぶ違うと。たしかに餃子の餡と比べるとしっかりと形の残った具材が入ってて、どちらかというとピロシキあたりに近いかも。これ一個食べると、他の料理が食べられないぐらいの、すごいボリューム。アナコンダ、恐るべし!

みんなが気になる「別館」の秘密に直撃!

それにしても随園別館の水餃子は、定番として浸透していますよね!

「本当にありがたいですよね。『笑っていいとも!』がやっていた頃は、タモリさんもよくいらしてくださいました。たまに番組で随園別館の水餃子のことを話してくださると、それはもうすごい反響で」(張本さん)

生水餃子はお持ち帰りやお取り寄せも可能

ここでみなさんが疑問に思っているであろうことを質問してみますね。随園には「本館」ってあるんですか?

「随園別館はオープンして53年ぐらいになるんですが、大昔は新宿にいわゆる〈本館〉があったんです。そして〈別館〉が新宿1丁目のあたりにできて、それから今の新宿2丁目に引っ越して23年ぐらいになるんですが、その間に本館は閉店したんです。いろいろ理由はあったのかもしれないけど、別館のほうが商売がよかったんですね」(張本さん)

1階にはテーブル席と円卓の個室、2階にも広々としたフロアが

別館だけが残ったとしても、そこで〈本館〉を名乗ったり、あるいは新たに〈本館〉を建てようとか思わなかったんですかね?

「もちろん、それはみんな考えますよね。そこで風水の先生に相談したら、結局、名前ですよね。字画の問題があって。〈随園〉ってだけだと長続きできない。だけど〈別館〉をつけることで、ずっと長生きできると。そういうことで本館は再オープンしないで、〈随園別館〉になった。つまり〈随園〉の〈別館〉じゃなくて、〈随園別館〉という名前になったんです」(張本さん)

入り口にある看板には「別館」の文字はないんですね

えーっ、そうだったのかー! これってなかなか知られざる歴史ですよね。やっぱり字画って大事なんだなあ。ちなみに随園別館は、なんで焼き餃子がメニューにないんですか?

「〈本館〉があった当時は焼き餃子を出していたそうなんですが、水餃子はやってなかったんです。別館ができた時に水餃子を出そうということになった。当時は焼き餃子が主流だし、水餃子をやる店は都内にほとんどなかったんですが、焼き餃子を出しはじめると、みんな水餃子を頼まなくなる。日本人は特に、焼き餃子を食べないと中華を食べた気になれないっていう人が多いんですよね。だから、なかなか水餃子までたどり着かない。だったら焼き餃子をやめて、水餃子一本に絞ろうと。焼き餃子を食べるなら本館へ。別館では水餃子のみと決めて。結果として、それがよかったのかもしれないですね」(張本さん)

なるほど~。随園別館が長年愛され続けた理由は、水餃子の美味しさに対する自信と信念が貫かれてきたからなんですね。シンプルにして王道、私にとっての水餃子ナンバーワンは、やっぱり随園別館なんです!

最後は社長の張本さんとギョーポー(餃子ポーズ)でパチリ
Yahoo!ロコ北京料理 随園別館 新宿店
住所
東京都新宿区新宿2丁目7-4

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アクセス
新宿三丁目駅[C5]から徒歩約2分
新宿御苑前駅[1]から徒歩約3分
新宿(東京メトロ)駅[A6]から徒歩約7分
電話
03-3351-3511
営業時間
平日 11:00-15:00 17:00 -23:00 金・土・日・祝日 11:00-23:00
定休日
無休
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

構成=宮内健 撮影=熊谷直子 ヘアメイク=吉野麻衣子

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