鈴木砂羽も仰天!まるで餃子のフルコース。新宿「老辺餃子舘」

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5月の連載記事まとめ

2017/05/29

鈴木砂羽も仰天!まるで餃子のフルコース。新宿「老辺餃子舘」

役者仲間や友人たちと「餃子部」を結成するほどの餃子フリークな、女優・鈴木砂羽。おいしい餃子を求めてさまざまな街を食べ歩く連載「鈴木砂羽の餃子道」第22回!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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中国で200年近い歴史をもつ老舗の味を新宿で堪能

こんにちは、鈴木砂羽です。今回は新宿にやってきました。日本一の乗降客数を誇るターミナルである新宿には、餃子を目玉にしているお店もたくさんあるんですが、そんな中でも30年にわたり営業しているのが今回お邪魔する「老辺餃子舘(ろうべんぎょうざかん)」。新宿駅南口を出てすぐにあるので、馴染み深い方も多いんじゃないでしょうか。私もお店の存在は以前から知っていたものの、なかなか伺う機会がなかったので、すごく楽しみです!

バスタ新宿が開業して、ますます注目の南口エリア
ルミネ1の目の前にあります
砂羽さんも以前から訪れたかったというお店

お店に入りメニューを開いてビックリ! 焼き餃子・蒸し餃子・水餃子それぞれに、いくつも味のバリエーションがある。蒸し餃子なんか全部で11種類の味が選べちゃう! 食べてみたい餃子ばかりで選ぶのに困ります(笑)。

少人数での会食から宴会まで幅広く対応する店内

このお店、中国北部・瀋陽で200年近い歴史をもつ老辺餃子舘と業務提携をして開業されたそうで、餃子を作る職人さんも中国の老辺餃子舘から招聘された方とのこと。今回は特別に餃子を作るところから見せていただきました。

餡の基本となっているのは、十数種の香辛料を入れて煮込む秘伝の肉味噌。4時間かけて煮込んだものを1日置いて味を馴染ませてから、生肉、そして各餃子の具材を混ぜて餡を作っていくのだそう。

朝から4時間かけて煮込んだものを、一晩寝かせるのがポイント
生肉に、肉味噌やそれぞれの具材を混ぜて餡を作っていく

もちろん皮から手作り。餃子専門の職人さんは、両手を使って一度に何枚も皮を伸ばしていきます。その手さばきの鮮やかさといったら! もう感動モノ。

細い綿棒の両端を上手に使って……
両手の指先で皮を丸く動かしながら……
あっという間に複数の皮を伸ばしていく!

そして包み方も独特。たとえば蒸し餃子は「菜の花型」「馬蹄型」「猫の耳型」「鳳眼の型」「鶏のトサカ型」とさまざまな形に包んでいくんだけど、これは餃子の種類が多いので、お客さんにどれがどの味かわかりやすくするように形を変えているんですって。

指先を器用に操りながら……
可愛らしい形に包んでいきます
写真左から時計回りに、干貝餃子(1人前2個・390円)、芹菜餃子(1人前2個・390円)、魚肉餃子(1人前2個・390円)

熱々のセイロに入って出てきた蒸し餃子を、早速いただきましょう! まずはセロリが入った馬蹄型の「芹菜餃子」を、何もつけずに食べてみます……熱っ! うーん、皮がモッチモチ! 餃子道取材史上もっともモチモチな皮かもしれない。セロリのシャキッとした食感もありつつ、小籠包並みに肉汁があふれてきます。

美味しそうな蒸し餃子の数々!
馬蹄型の餃子。壺のようにも見えますね

「当店の餃子は何もつけないで食べるのがオススメです。せっかくいろんな種類の餃子を作っていても、醤油で食べると全部醤油の味になっちゃいがちですから。ちょっと味を変えたいなというときには、黒酢をつけてもいいですね」とアドバイスしてくれるのは、支配人の袁彪(ぴょうえん)さん。

猫耳型の「干貝餃子」は、これまた貝柱の濃厚な旨味が詰まってる! ベースになってる餡も肉がよく練ってあって、いろんなスパイスの香りも効いてます。

猫好きな砂羽さん、猫耳餃子でニャンコポーズ
魚肉餃子は皮をしっかり閉じないスタイル

鳳眼の型の「魚肉餃子」は白身魚が入ったさっぱりした美味しさ。本当、具材によって全然味が変わりますね! まさに「みんなちがって、みんないい!」と金子みすゞ的に感動したくなる美味しさです。

焼き餃子の皿に施された、ある「仕掛け」とは?

続いて、焼き餃子を注文してみましょう! 

「老辺餃子は、本来蒸し餃子が中心。30年前にオープンした時も、最初は蒸し餃子だけでした。だけど、日本人は焼き餃子が好きだから、焼き餃子も出してくれという声が多くて。それで焼き餃子も出しはじめたら、こちらも人気になって。うちの焼き餃子はニンニクは一切使わないので、会社勤めの方も安心してランチタイムに食べていただけます」(袁彪さん)

変わった配置に並べて焼くのには理由が……

焼き餃子を注文すると、一つのお皿に「三鮮(海老・蟹肉と黄韮入りの餡)」「干貝西胡芦(干貝とズッキーニの餡)」「珍菌(各種キノコ入りの餡)」「鮮貝(生ホタテ貝入りの餡)」と4種類の味の餃子が3つずつ、計12個がいっぺんに焼かれて出てくるんです。

いろんな種類の餃子を一緒に盛り付けたら、どれがどの味がわからなくなっちゃう!って心配しがちでしょ? と・こ・ろ・が、焼く前に青いネギを目印として置いてから焼き上げるので、食べる時はその目印を基準に時計回りに食べていけば、4つの味を順番に楽しめるという仕組みになっているんです。これはよく考えられてますねぇ~!

焼き餃子(1皿4種12個・1950円)。一緒に焼かれた青ネギが目印

パリパリッとした音まで美味しい羽根つき餃子、早速いただきます!

まずは「三鮮(海老・蟹肉と黄韮入りの餡)」。うん、海老のプリッとした食感が美味しい! 蒸し餃子と皮は一緒なのだそうだけど、焼きにするともっちり感に香ばしさがプラスされて、また全然違う魅力に。「干貝西胡芦(干貝とズッキーニの餡)」もさわやかな旨さだし、「鮮貝(生ホタテ貝入りの餡)」はホタテがみっちり入ってて珍しい餃子で、ホタテの味しかしないんじゃないかってぐらいのインパクト大な美味しさ。

羽根には片栗粉を使ってるのだけど、普通の片栗粉とは違うそう(企業秘密なんですって)
どの位置にどの味の餃子が並べられてるか一目でわかるカード
「珍菌(各種キノコ入りの餡)」は、文字通りキノコがみっちり詰まってて美味しい!

すると「砂羽さん、こちらも食べてみてください」と支配人が出してくださったのが「水餃子」。え!? これって水餃子というよりも、ほとんど鍋料理じゃない?(笑)。この水餃子もまた、5種類の味の餃子が2個ずつ入ってるんですって。気づけばテーブルの上にはズラリと餃子が並んでて、思いがけず餃パ状態に!

水餃子(1鍋5種10個・1950円)

いろんな味の餃子を一度にこれほど楽しめるお店もかなり珍しいんじゃないかしら。もはやこれは餃子のフルコース! 今度は餃子部の部員と大勢で来て、餃子全種類を制覇してみたい! そんな「老辺餃子舘」なのでした。

最後は支配人とギョーポー(餃子ポーズ)でパチリ!

老辺餃子舘

住所:東京都新宿区西新宿1-18-1 オガワビル3F
電話:03-3348-5810
営業時間:11:30~23:30
定休日:無休(12/31,1/1は休業)

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

構成=宮内健 撮影=熊谷直子 ヘアメイク=吉野麻衣子

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