人気店シェフが考案!予算450円以下の本格サンドイッチレシピ

人気店シェフが考案!予算450円以下の本格サンドイッチレシピ

2017/03/09

タマゴやハムサンドもいい。けれどベーカリーやカフェで提供される、本格的なサンドイッチも作ってみたい。「気張らなくても、家庭で簡単にできちゃいます」。東京・武蔵小山の人気ベーカリー「nemo」根本孝幸シェフの一言から生まれたこちらのレシピ集。気軽に実践できるので、ぜひ、お試しあれ。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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BLTもバゲットサンドも
家庭流に簡単アレンジ!

\教えてくれるのはこの人!/

 
根本孝幸シェフ

根本孝幸シェフ

「nemo」オーナーシェフ

「nemo」の本店である東京・武蔵小山の「ネモ・ベーカリー&カフェ」は、大きく2つのスペースに分かれている。手前が販売スペース。焼きたてのバゲットや食パン、菓子パンや調理パンなど約70種のアイテムが並ぶ。奥のカフェでは、購入した商品のイートインが可能。カフェ限定のサンドイッチやパンメニューもあり、コーヒー紅茶だけでなく、ビールやワインなども用意されている。

販売スペースには焼きたてのパンが並ぶ。奥がテーブル席メインのカフェスペース

「一見、よくあるベーカリーカフェに見えますが、実はそれだけじゃないんです」。そう言ってカフェ限定メニューを指差す、根本孝幸シェフ。「ここで提供されているサンドイッチは、家庭でも再現できるもの実際に食卓に取り入れて欲しいと思って、メニュー開発しました。できるだけ多くの人に食べて欲しいから、値段も原価ギリギリで提供しています(笑)」

「nemo」と同じ材料がそろわなければ、好きな素材でアレンジして欲しいと話すシェフ。今回はベーコンやカマンベールチーズなど定番素材なしでも作れる、おいしくて手軽なサンドイッチのレシピを、ご指南いただいた。

\今回の“メイン食材”はこちら!/

左から時計回りにコンビニの野菜サラダ、豚の肩ロース、生姜焼のたれ、プロセスチーズ

豚の肩ロース、コンビニの野菜サラダ、プロセスチーズ、そして生姜焼のたれ!? サンドイッチ作りの現場であまり見かけないものもあり、これら素材を使って、どのようなメニューが誕生するのか。そう、コンビニでもらえる割り箸も活躍するので、捨てずに残しておいて欲しい。

\紹介するレシピはこちら!/

1.BLTサンド 豚の生姜焼風(予算目安380円)
2.プロセスサンド(予算目安270円)
3.オリーブのフォカッチャサンド(予算目安430円)


1.BLTサンド 豚の生姜焼風(予算目安380円)

「ネモ・ベーカリー&カフェ」のイートインで、絶大な人気を誇るのが「BLTサンド」。ベーコン、レタス、トマトは鉄板の組み合わせだが、ベーコンに焼いて少し焦がしたパンチェッタを使うことで、絶妙な塩加減を実現。また味わいに香ばしさとスモーキーさも加えている。まさに根本シェフのセンスが光る一品だ。

お店で提供する「BLTサンド」(550円)。レタス、トマトもみずみずしい。パンは胚芽(はいが)のパン・ド・ミを使用。胚芽の匂いが、よりパンチエッタの香ばしさを引き立てる
根本シェフ
根本シェフ
「『パンチェッタが冷蔵庫にない』『仮にパンチェッタを買っても、BLT以外に使い道がなくて、腐らせてしまう』。もしそんな悩みをお持ちの方がいたら、違うものを挟んでもいいんです」

ここでは“豚の生姜焼”を使ったレシピを教えていただいた。「BLT」の“B”はベーコンではなく、豚の生姜焼、というわけだ。

◎材料(1人前)※予算目安380円

豚肉……70g レタス……30g
トマト……厚めの輪切り1枚
食パン……2枚(好みの厚さで)
マヨネーズ、生姜焼きのたれ……適量

【1.市販のたれで生姜焼きを作る】

 
根本シェフ
根本シェフ
「最近では豚肉を浸け置きする必要のない、市販たれがあります。火が通ったら適量を投入して仕上げるだけなので、お手軽です」

【2.食パンにマヨネーズを塗る】

 
根本シェフ
根本シェフ
胚芽入りの食パンがなければ、スーパーでよく見かける白い食パンでも大丈夫。マヨネーズは、あえてきれいに塗らないでください。ムラのある方が食味に変化が出て、面白いです。

【3.レタスを食パンにのせる】

 
根本シェフ
根本シェフ
小さい端切れを中に織り込んでから、のせます。形が安定し、カットする時に崩れません。あとサクッとした食感も出ます」

【4.レタスの上にトマトをのせる】

 
根本シェフ
根本シェフ
「レタスの端切れを織り込むことで、トマトも水平にのせられます」

【5.生姜焼きをのせる】

 
根本シェフ
根本シェフ
肉汁をかければ、よりうまみが増します」

【6.パンをのせ三角形に4等分して完成!】

 
根本シェフ
根本シェフ
「どの具材も水平になっているので、パン切りナイフできれいにカットできるはずです」
 
根本シェフ
根本シェフ
「三角形に4等分することで、断面がより立体的に。具材もおいしそうに見えます」

2.プロセスサンド(予算目安270円)

「カマンベール(ブルーベリー)サンド」も「ネモ・ベーカリー&カフェ」のイートインで、よく出るメニュー。チーズの塩気が、自家製ブルーベリーコンポートの甘みと酸味を、より引き立てている。バゲットの香ばしさ、程よいかみごたえも、この商品がクセになる要因のひとつ。デザート感覚で注文する人も多いのだとか。

お店で提供する「カマンベール(ブルーベリー)サンド」(550円)。おいしさのあまり、必死にかみ進めるうち、あっという間に食べ終えてしまう
根本シェフ
根本シェフ
「カマンベールを買いたいけど、高いので手が出ない」という場合は、比較的安価なプロセスチーズでも代用できます。ブルーベリーコンポートは、マーマレードでも大丈夫です」

より安価に、おいしいデザートサンドイッチを作ってみよう。

◎材料(1人前)※予算目安270円

ミニバゲット……1本
プロセスチーズ……50g
マーマレード……適量

【1.プロセスチーズとバゲットを用意する】

 
根本シェフ
根本シェフ
「バゲットは小さいものを使いましょう。できればバゲットとプロセスチーズの縦の長さはそろえた方がいいです。パンにチーズがぴったり挟まります」

【2.プロセスチーズを切る】

 
根本シェフ
根本シェフ
包装のまま、切りましょう」
 
根本シェフ
根本シェフ
ほら、きれいにカットできました。手も汚れません

【3.バゲットに切り込みを入れる】

 
根本シェフ
根本シェフ
横に45℃傾けると、うまく切り込みを入れられます。そのあと、マーマレードが塗りやすいよう、バゲットを開きましょう

【4.マーマレードを塗る】

 
根本シェフ
根本シェフ
わざと凹凸があるように塗ります。ジャムはこうした方が、おいしいんです。

【5.プロセスチーズを挟んで完成!】

 
根本シェフ
根本シェフ
「バゲットとプロセスチーズの縦の長さが同じだから、きれいに収まります
 
根本シェフ
根本シェフ
「見た目も、バゲットとチーズのバランスが良いです」
 
根本シェフ
根本シェフ
「半分に切れば、見た目に変化をつけることもできます」

3.オリーブのフォカッチャサンド(予算目安435円)

イートイン専用のメニューではないが、「ネモ・ベーカリー&カフェ」で売り切れ必至のアイテムが「オリーブのフォカッチャ」だ。もちもちの生地にオリーブをのせて焼いた商品は、そのままで食事パンになり、特に女性から絶大な支持を得ている。

お店で販売している「オリーブのフォカッチャ」(280円)。確実に手に入れたいなら、早めの来店がおすすめだ
根本シェフ
根本シェフ
「これに、コンビニの野菜サラダを挟みましょう。栄養バランスの取れた食事になります」

「nemo」のパンがコンビニ商品と、どんな化学反応を起こすのか。意外な提案に、出来上がりが楽しみだ。

◎材料(1人前)※予算目安435円

オリーブのフォカッチャ……1枚
コンビニの野菜サラダ……1パック
オリーブオイル・塩……適量

【1.フォカッチャに切り込みを入れる】

 
根本シェフ
根本シェフ
「オリーブのフォカッチャが手に入らない場合は、普通のフォカッチャでも構いません
 
根本シェフ
根本シェフ
「あとはフォカッチャの長さに近い包丁を使いましょう。きれいに切り込みが入ります」

【2.サラダをボウルに移し、塩をふって和える】

 
根本シェフ
根本シェフ
「コンビニで割り箸をもらったら、もったいないから、それで調理しちゃいましょう。ざっくりと和えることで、野菜の細胞が壊れ、オリーブオイルがなじみやすくなります。ただ水が出ないように、塩は適量を心がけます」

【3.オリーブオイルを入れる】

 
根本シェフ
根本シェフ
「普通のフォカッチャを使う場合は、やや多めにオリーブオイルを入れましょう

【4.野菜をフォカッチャに入れて完成!】

 
根本シェフ
根本シェフ
「フォカッチャからはみ出しそうになるくらい、たっぷりと野菜を盛り込みます
 
根本シェフ
根本シェフ
身体にヘルシーで、見た目も美しい一品の出来上がりです」
東急目黒線・武蔵小山駅西口ほど近くにある「ネモ・ベーカリー&カフェ」

「『nemo』のカフェで提供される商品を、家庭でも再現してほしい」。根本シェフの思いを体感しに、お店に行ってみてはどうだろう。メニューを開いたら一見、作るのが難しそうに思えるサンドイッチも、自分流にアレンジすればいいのだ。そこにはきっと、おいしさのアイデアがあふれていることだろう。

ネモ・ベーカリー&カフェ

住所:東京都品川区小山4-3-12 TK武蔵小山ビル1F
アクセス:
武蔵小山駅西口出口から徒歩約2分
西小山駅出口から徒歩約8分
洗足駅出口から徒歩約16分
電話番号:03-3786-2617
営業時間:9:00~22:00
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

取材メモ/東京・武蔵小山の「ネモ・ベーカリー&カフェ」。イートインスペースは温もりの空間で、私的にもよく利用している。ここのサンドイッチを頼むたびに思う「自分には作れない代物だ」という認識は、実は間違っていた。これからは通うたび、少しずつシェフのアイデアを学んでいこうと思う。

取材・文/岡野孝次 写真/岡村隆広 写真提供/nemo(店内写真)

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