パワースポットを巡る、金剛山トレッキングの旅

パワースポットを巡る、金剛山トレッキングの旅

2020/10/22

大阪府千早赤阪村と奈良県御所市の府県境に位置する金剛山(標高1,125m)。年間120万人が訪れる人気のスポットだ。『太平記』ゆかりの史跡を訪ね、山頂を目指すトレッキングに出発!

奈良っこ

奈良っこ

子どもからお年寄りまで、幅広い世代に人気の金剛山

日帰り登山スポットとして人気がある金剛山はファミリーからシニア世代、熟練登山者まで幅広い登山コースが楽しめる。しかし気軽に登れるからといって油断は禁物。ジャージに運動靴など、山登りに適した動きやすい服装で山頂を目指そう。また野生動物も現れるので要注意!

1 千早城跡

千早神社入口

鎌倉時代から南北朝時代にかけて活躍した武将、楠木正成が築いた山城。日本100名城の1つに選ばれる。千早城の戦いでは鎌倉幕府軍100万の兵を相手に、1000人ほどの兵で敵を翻弄し続け、100日間に及ぶ籠城戦を戦い抜き幕府軍を撤退させた。

2 千早神社

本殿

千早城本丸の跡地に建つ神社。千早城が築城された際に城の鎮守として八幡大菩薩を祀って創建。後に楠木正成・正行親子が合祀された。

のろし台跡

休憩所とトイレがあり、ここでしばし休憩

3 楠木塚

楠木正儀の墓とも言われている

神社からの道と登山道が合流するところから少し登った先にある塚。石には楠木氏の家紋「菊水の紋」が刻まれている。

4 国見城跡

登頂された登山者のみなさん

山頂の広場。天気が良ければ淡路島から京都愛宕山まで一望できる。摂津・河内・和泉の国々が見渡せることから国見の名がついたそう。楠木軍は敵兵の動きを確認し、のろし台を中継し千早城に伝えていた。登山者のために、山頂の様子を伝えるライブカメラが設置されている。

金剛桜

5 金剛山山頂

登拝回数捺印所

金剛山には登山回数を記録する仕組みがあり、山頂売店横の捺印所で登山回数表にスタンプを押してもらえる。広場の掲示板には50回から名札が掲出される。中には1万回以上を誇る登山者も。

登拝者の掲示板。みなさんすごすぎる!

6 金剛山 転法輪寺

本堂

金剛山の名称は同寺の山号が由来とされる、役行者ゆかりの古刹。修験道の霊場として信仰を集めている。境内には豊臣秀吉が参詣の際に掘ったひさご池や十三重塔、樹齢350年のしだれ桜などがある。

ひさご池

7 金剛山 葛木神社

拝殿

金剛山山頂の最高点標高1,125mに鎮座し、関西では珍しい、大社造の本殿が建つ。古事記・日本書紀に登場する“善きことも悪しきこともただ一言たまえばかなう神”葛木一言主神、楠木正成、後醍醐天皇を祭神とする。

8 矢刺神社

石の祠は南北朝時代の物

葛木神社南側にある小さな丘陵。第21代雄略天皇が狩りに入山した折に葛木一言主神と遭遇し、猪を蹴り殺した場所と言われる。

9 仁王杉

500年もの間、多くの登山者を見守っている

葛木神社の参道の両脇に杉の大木が立ち並ぶ。中でも樹齢約500年の仁王杉は見ごたえ十分。

10 高天彦神社

拝殿

古代の豪族、葛城氏の祖神・高皇産霊神を祀る。御神体は神社背後にそびえる白雲峯。天孫降臨神話に登場する高天原の舞台と言い伝えられ、厳かな空気が漂う。

本記事は、yomiっこ 2020年9月号の掲載記事を元に再編集しています。

引用元:情報誌yomiっこ2020.9月号

月刊情報誌yomiっこ

月刊情報誌yomiっこ

奈良っこ編集部が手掛ける、奈良の月刊情報誌「yomiっこ」

2020年9月号は、「夢中でかぶりつく!ハンバーガー」に、「withコロナ時代 介護施設なう」などを収録

この記事を書いたライター情報

奈良っこ

奈良っこ

奈良好き初心者にもディープな方にもそれなりに役立つ“奈良ならでは”の情報が満載!地域情報誌を発行して約40年、(株)読売奈良ライフの編集部員が、「奈良をもっと元気に」をコンセプトに、話題のグルメや旬のニュース、お得情報をお届けします。随時更新されるので、ぜひチェックしてください。

奈良っこ が最近書いた記事

おすすめのコンテンツ

連載