名古屋出身の空間デザイナー・古屋智英さんが営むライフストア

名古屋出身の空間デザイナー・古屋智英さんが営むライフストア

2020/11/02

自宅で過ごす時間が長くなり、改めて家の中を眺めてみると、さまざまなモノに囲まれていると気づく。生活様式が変わったいま、暮らしに取り入れるモノ選びにヒントをくれる、名古屋市にあるライフストア「NODE(ノード)」を訪れた。

中広

中広

暮らしに加える一点を ていねいにゆっくりと選ぶ

本山駅から歩いて15分ほど、ビルの半地下にある「NODE(ノード)」は、空間デザイナー古屋智英さんが営むライフストア。外観を覆う木々の間から差し込む自然光が、店内に並ぶ器や雑貨にほどよく当たる。

NODE

店を開いたのは3年前。「昔から自分で仕事をしたいと考えていて、35歳の区切りではじめました」。名古屋で生まれ育った古屋さんは市内での開業を決め、訪れる人に店の空間ごと見てもらえる、いまの場所を選んだ。

古屋智英…昭和57年名古屋市生まれ。会社員を経て「足す(たす)」から命名したTAS-WORKSを設立。空間デザイナーやカメラマンとして活躍しながらTAS-WORKSの一事業としてNODEを運営する

作り手のモノへの信念を使い手に届ける「伝え手」でありたいという。また「こんなふうだったら、もっといいな」と、生活のなかで使った感想を作り手にバックし、互いにつなげる。さらに「雑貨を置く店には女性の方が訪れやすい印象です。私の感覚的な選び方ではありますが、男性的なものを取り入れています」と、男性も女性も楽しめる作品が集まる。

長く使うことも大切だが、ひとつのモノを選ぶ時間をじっくり過ごしてほしい。季節にあわせて照明を変えたり装飾を変えたりすると、より豊かな暮らしになるのではないかと考える。「名古屋は大きな街ですが、暮らしに取り入れるモノ選びの方法が小規模になってもいいかなって思います。好きなモノを少しずつ取り入れていくと、もっと自由な発想がうまれる気がします」。

今後は店の季節感が伝わるオンラインショップの再構築や、TAS-WORKSとして個人の住宅への提案などを通し、名古屋の街をより豊かにしていく。

花器やランプシェードは一つあるだけで部屋の雰囲気が一変する
古屋さんはカメラマンとしても活躍。ウェブサイトの画像はすべて本人による
家族構成などによって色、形を選びたい陶器は一つひとつ風合いが違うのも魅力
ターコイズブルーの陶器に目を奪われる。定期的なイベントも見どころ
自宅で取り入れたい空間づくりのヒントが店内にある

NODE collection

Glass lampshade

NODEがデザインしガラス作家が手作りするオリジナルプロダクト「N」のシェードランプ。ガラスを通して届く光は温かみを増し、空間を包み込む

Curry plate

岐阜県多治見市で活動する3RD CERAMICSとのコラボレーション作品。黄・白・黒泥の3色展開で深さがあり、男性にもおすすめしたい

Hanger rack

NODEと作家がコラボレーションしたハンガーラック。細部まで装飾された木製の飾りが際立つ。魅せる収納に一役買う品

Glass stand

ケーキを置いたり小物を置いたりと、さまざまな用途にこたえるスタンド。ガラス作家とのコラボレーションで、現在、商品化に向けて試作中

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中広

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中広は岐阜に本社を置く広告会社です。 地元の情報を各戸配布のハッピーメディア(R)『地域みっちゃく生活情報誌(R)』のブランドで発信しています。

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