大須に名古屋の新名所となりそうな『昔の矢場とん』がオープン!

大須に名古屋の新名所となりそうな『昔の矢場とん』がオープン!

2020/11/20

「矢場とん」と言えば、名古屋を代表するソウルフード「みそかつ」で有名ですが、今回名古屋の大須に登場した『昔の矢場とん』が提供するのは、なんと「みそかつ」なしの創業当時の看板メニューなのです。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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創業当時の「矢場とん」をコンセプトに『昔の矢場とん』が帰ってきた!

大須観音のすぐ隣にオープン。壁には歴代の「矢場とん」の写真が飾られる

「大須観音駅」から徒歩5分、大須観音のすぐ隣の大須商店街にお店はオープン。当時の大衆食堂をイメージしたお店は店内での飲食はもちろん、食べ歩き天国・大須らしくテイクアウト専用の窓口も併設されています。

壁にタイルで描かれた富士山がいかにも昭和の銭湯を連想させる
広々とした空間の店内。1階、2階合わせて70の席を確保
壁には「矢場とん」のキャラクター「ぶーちゃん」をモチーフとした七福神が描かれている

コンセプトは「創業当時の矢場とん」ということで、店内は昭和の大衆食堂のような雰囲気。
1階は昭和の銭湯をイメージし、椅子の下には銭湯で使用するような青い手荷物入れ用のカゴが置かれるなど昭和レトロな空間が広がります。
新しくも懐かしい、逆にSNS映えする店内はグルメスポット巡りや、ランチ、ちょい飲みや仲間との飲み会など様々なシーンにも対応可能です。

『昔の矢場とん』の立ち上げに携わりながらシェフも務める千野広仁さん

「大須に『矢場とん』を出店するなら二度と撤退することはないという気持ちで、建物は一から作り上げました。チョイ飲み感覚で入るお店にしては広すぎるスペースなのですが、今後ここを本店として『昔の矢場とん』をもっと広げていきたいという使命を持ち、大きな店舗で敢えて挑みました。昭和24年くらいのお店をイメージしたのですが、古き良き大衆食堂の賑わいが、大須商店街の盛り上がりとともにここ『昔の矢場とん』で生まれてくれたらと思っています」
と千野さんは『昔の矢場とん』に懸ける想いを語ってくれました。

昭和22年創業の「矢場とん」のスタートは小さな屋台

昭和22年の創業当時の「矢場とん」。お店から突き出る大きな煙突が印象的だ

今や名古屋を代表する「みそかつ」の人気店として知られる「矢場とん」ですが、始まりは小さな大衆食堂だったそう。

創業者の鈴木義夫さん(右から4人目)と当時のスタッフたち

屋台で食べていた串かつを、居合わせたお客さんがどて鍋のタレに浸して食べていたのを創業者の鈴木義夫さんが見たことから生み出された「矢場とん」のみそかつ。
創業当時の「矢場とん」の看板メニューはみそ串かつやおでんだったそうで、今回オープンした『昔の矢場とん』では、どて鍋にドボンと浸して食べるようなみそ串かつや、秘伝のみそダレでじっくり煮込んだおでんなど当時の「矢場とん」で提供していたメニューを楽しめます。

「みそかつ」なしで勝負!『昔の矢場とん』一押しのラインナップがこちら

ということで、ここ『昔の矢場とん』でいただける創業当時の「矢場とん」を再現したオススメのメニューをご紹介いたします。

南九州産の豚肉を使用した「ロース串かつ(みそ)」(1本150円/税込)

みそとソースから選択できる串かつ。まずはやっぱりみそで味わいたいということでみそをチョイス。「これこれ!この味〜」とついつい歌い出したくなるような「矢場とん」の特徴でもあるサラサラの味噌ダレが、サクサクの衣とジューシーな肉質の串かつにじゅんわりと染み込み甘みと風味をプラスします。
箸休めに添えられたちぎりキャベツをたっぷり滴る味噌ダレにつけバリバリと、これは何本でも食べられてしまいそうです。

「みそおでん」は、左から「豚角煮」(300円/税込)、「牛すじ」(300円/税込)、「豚もつ」(150円/税込)、「大根」(300円/税込)、「たまご」(150円/税込)
試行錯誤を重ね作り出した味噌ダレは牛すじの出汁が決め手

シェフの千野さんが名古屋の味噌おでんを食べ歩き、何度も試作を繰り返して作り出した『昔の矢場とん』のみそおでん。
メニューとしての登場は45年ぶりだそうで、「矢場とん」の味噌を使用し味噌の甘みを引き立てるため魚介系の出汁を一切使わず仕上げています。
さらに「矢場とん」の秘伝の味噌の美味しさを引き立てるために、出汁に使用する牛すじの部位まで細かく選定するなどのこだわりが満載。他では食べることのできない「豚角煮」や7日間かけて仕込む「大根」はマストでいただいて。

新感覚メニュー「冷やしみそたまご」(150円/税込)

夏でも美味しくおでんを食べていただくために「冷たいおでんも今後メニューとして考えている」とのことで、まず最初に登場したこちら。
「冷たいおでんって?」と想像ができないとは思いますが、これが美味しい。さっぱりとした口当たりながらも、味噌のコク深さが白身に染み、ねっとりとした食感の黄身が温かいおでんとまた違った美味しさを見せます。

熱々ふわふわの身がたまらない「アジフライ」(300円/税込)

サクッ&フワッを兼ね備えたアジフライは昭和の大衆食堂の王道メニュー。さまざまな産地のアジを食べ比べ、フライにして美味しい九州産のアジを厳選。
「矢場とん」の「みそかつ 」同様、乾燥パン粉を使用し揚げ時間を短くすることで油っぽさを感じないサクサク食感を引き出します。

テイクアウトメニューの手前から「豚まん」(170円/税込)、「カレーまん」(170円/税込)

食べ歩きにぴったりの「豚まん」はプレーンとカレーの2種類から選ぶことができます。
ふわっふわの生地に入った餡は「みそ串かつ」に使用する南九州産の豚肉を使っており、豚肉の旨みとジューシーさ、そして野菜の甘みも感じられます。

1階テーブル席には飛沫感染防止のパーテーションが設置

古き良き大衆食堂の賑わいをテーマにしていますが、今の時代に合わせた形で感染症対策ももちろん万全です。入店時の消毒液による手指消毒、スタッフの体調管理やマスク着用はもちろん、テーブルや椅子、ドアノブなど手の触れる場所の除菌をこまめに行い、安心して昭和トリップに浸れるよう心掛けています。

昭和22年創業の老舗でありながら新しいブームを作り出す名古屋名物「矢場とん」の新店舗『昔の矢場とん』。大須の古い町並みと活気あふれるお店の混在を楽しみつつ、ここ『昔の矢場とん』で創業当時の看板メニュー「みそ串かつ」や「みそおでん」を味わってみてはいかがですか?

取材・文/石川蘭 撮影/森澤直人

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