福岡初上陸! 台湾仕込みの巨大カステラは極上のフワフワ感

福岡初上陸! 台湾仕込みの巨大カステラは極上のフワフワ感

2021/01/13

台湾発の人気スイーツ「台湾カステラ」が味わえる専門店が2020年10月にキャナルシティ博多にオープン。スフレケーキのようなしっとり&フワフワに仕上げた食感はくせになる味わいで、台湾で親しまれている「豆花(トウファ)」やモチモチのタピオカを使ったドリンクも見逃せないぞ。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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やさしい味わいでおやつのほか食事にもおすすめ

スイーツ通の間でじわじわと話題になっている台湾・淡水地方発祥の「台湾カステラ」。思わず目をひく巨大なサイズで、食べると驚くほどフワフワとした食感。台湾の人気店で修行した職人が焼く本場の台湾カステラが味わえるのが、キャナルシティ博多に2020年10月14日オープンした「台楽蛋糕(タイラクタンガオ)」だ。

キャナルシティ博多のオーパのB1にオープン。店の前にはベンチが設置され、台湾カステラの焼き上がりを待つ人や、ドリンクを楽しむ人もいる

\この人に聞きました!/

スタッフの前田光子さん
スタッフの前田光子さん
スタッフの前田光子さん
「店名に掲げる蛋糕(タンガオ)とは、台湾の言葉で“ケーキ”の意味です。台湾の人気店のレシピをベースとした本場の台湾カステラが味わえる店は、日本でもまだ数少ないと思いますよ」

\3密対策、やってます/

コロナ対策としてレジ近くにはアルコール消毒液などを設置。また、事前に予約して購入するシステムのため、密になりにくい

アルコール消毒液を設置するほか、接触を軽減できるようにさまざまなキャッシュレス決済にも対応している

台湾カステラは30〜60分に一度焼き上げており、各回10個限定。事前に予約をして指定の焼き上がり時間に受け取るシステムとなっている。1日に1回しか焼かない限定のチーズ味は、午前中のうちに予約完売することも多い。オープン以来、プレーン味、チーズ味ともに毎日完売しているという人気ぶりだ。

台湾カステラの購入は1人2個まで。原則予約制だが数に余裕があるときは、予約なしでも先着順で購入できることもある

ボリューム満点のカステラはスフレのような繊細な食感

台湾カステラの特徴は150度という比較的低い温度で約90分間、じっくり時間をかけてオーブンで焼くこと。店頭に甘い香りが漂い出したら焼き上がりも間近だ。

横幅1m以上ある大きな天板で10個分を焼き上げる
スタッフの前田光子さん
スタッフの前田光子さん
「この巨大な天板でたくさんの数を一気に焼くのが、ふんわりとした食感に仕上げる秘訣の一つです」
天板からカステラを外し、20×12㎝のサイズに切り分けていく。焼きたてはスポンジがつぶれやすいので、切り分けるのにも熟練の技が必要
1つずつに「台楽蛋糕」の焼印を押したら、慎重に箱詰めをする
スタッフの前田光子さん
スタッフの前田光子さん
「カステラは高さが10㎝以上もあって迫力満点。また、一般的な台湾カステラは焼き上がりから時間が経つにしたがって焼き縮みすることがあるのですが、うちのカステラは時間が経ってもボリュームが落ちないのが自慢です」

焼き上がったばかりの台湾カステラは動かすと“プルプル”と揺れるほど柔らかく、ちぎって食べるとしっとり&フワフワとした食感に驚かされる。“カステラ”と名前が付いているが、食べ心地はスフレケーキのように口の中で生地がスーッと溶けるような感覚だ。


定番のプレーン味や1日10個限定の「チーズ味」(980円)のほか、濃厚チョコレート味やバナナミルク味、アーモンドナッツ味など期間限定のフレーバーも近日販売を開始する予定。

人気の「台湾カステラ・プレーン味」(780円)
スタッフの前田光子さん
スタッフの前田光子さん
「幅広い方に味わってもらえるように甘さは控えめにしています。ご家庭で食べる際は電子レンジで10〜20秒温めてもらうと、焼き立ての食感や香りが楽しめますよ」

台湾カステラと並ぶ店の名物が、豆花(トゥファ)と生タピオカドリンク。豆花は台湾のソウルフード的なスイーツで豆腐のようなツルンとした食感が特徴。「台楽蛋糕」では豆乳をベースに日本人の口に合うクセのない味に仕上げ、タンパク質豊富で低カロリーなスイーツドリンクとして提供している。

タロ芋や紫芋などが入った「台湾豆花」(600円・左)と、「タピオカ沖縄黒糖ミルク」(550円)。タピオカは台湾から直輸入したタピオカ粉を使い、毎朝成型機でタピオカパールを作っている

生地とメレンゲの合わせ技で唯一無二のフワフワ感に

店で生地の製造を担っているのは、台湾の複数の人気店で修行を積んだ台湾カステラ職人。カステラに使用する材料は、卵、薄力粉、サラダ油、砂糖、牛乳とごくシンプルなため、材料選びには特にこだわっている。台湾での修行を経て日本で開業する際には、30種以上も小麦粉を試して日本人向けに改良を重ねたそうだ。

フワフワとした食感の鍵となるメレンゲ。1回あたり20リットルものメレンゲを使用する
はじめにベースとなる生地に少量のメレンゲを加え馴染ませ、そのあとメレンゲの泡を潰さないように混ぜ合わせる。この混ぜ方ひとつで生地の膨らみ方が全然違うという
チーズ味は大量のチェダーチーズを2層に分けて配置。あえてチーズをカステラの下側に入れることで、最初は上側のプレーンな生地を味わい、後半でチーズを満喫できる

近年、日本中を席巻したタピオカブームの次の本命ともいえる台湾カステラ。“台湾カステラ風”のスイーツを販売する店は数あれど、本場仕込みの味を提供している店はまだまだ希少。厳選した材料と職人技が織りなす至福の食感をぜひ味わってほしい。

取材メモ/今回初めて味わった台湾カステラだが、想像していた以上のフワフワとした食感に感動。ほんのりとした素朴な甘さもちょうどよく、ホイップクリームやメイプルシロップをかけてアレンジしてもおいしいとのこと。自宅用はもちろん、手土産としても喜ばれること間違いなしだ。

構成=シーアール 取材・文=陣内研治 撮影=福山哲

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