神戸にいながら宇宙空間が体感できる話題のカフェが革新すぎ
2021/01/28
「旅行してないなぁ…」そう思う方も多いこのご時世。見たことのない景色に飢えている方も多いハズ。そんな中、神戸・元町では国内や海外ではなく、まるで宇宙空間へ行った気にさせてくれるカフェが2020 年12 月にオープンしました。宇宙をコンセプトにした新感覚コンセプトカフェに注目です!
Yahoo!ライフマガジン編集部
“宇宙体験”がテーマ! プロジェクションマッピングで演出する空間とは?
2020 年12 月21 日、神戸にオープンした「SORAYUME(ソラユメ)」。なんと言ってもこの店の特色は、屋内型プロジェクションマッピングにより、店内を宇宙空間に見立てて体感できること。その規模も関西最大級とあって、オープン以降人気はうなぎ登り。神戸の新たな名所になりそうな施設に早速潜入しました!
やって来たのは神戸・元町
「元町」駅から南へ徒歩4分。旧居留地“メリケンロード”の一角にオープンした「SORAYUME」は、株式会社トラストビジネスサポートが手がける新感覚カフェです。単なるカフェではなく、この施設を五感で体験することで、未来への可能性が広がる“場所”の提供でもあるとのこと。確かに入り口からも、メリケンロードに並ぶほかのカフェとは違う雰囲気が出ています!
「SORAYUME」を案内してもらいました
「SORAYUME」を運営する株式会社トラストビジネスサポート代表の和田さんに施設を案内していただきました。どうしてこんなカフェを作ろうと思ったんですか?
- 代表の和田さん
- 代表の和田さん
- 「神戸の風物詩として親しまれてきたイベントが軒並み中止になった2020年ですが、今だからこそ見たこともない世界を体験しながら、食事も楽しめる空間を創りたくこのプロジェクトがはじまりました。神戸を元気にしたいいろんな方の思いが集結し、実現に至りました」
入ったら滝が流れている! 目の錯覚を起こさせるエントランス
- 代表の和田さん
- 代表の和田さん
- 「通路がないように見えますが、どうぞご安心を。滝に飛び込んでも濡れませんよ(笑)」
コロナ禍に対応! 非接触型の受付
- 代表の和田さん
- 代表の和田さん
- 「入場料は大人(中学生以上)600 円、こども(3歳以下無料)300円です。入り口で事前配布された飲食メニューもこちらで頼んで事前会計するシステムとなっています。店内での追加飲食代金は、出口にて会計できます」
いざバーチャルな宇宙空間へ!
- 代表の和田さん
- 代表の和田さん
- 「アナウンスが終了したら、左のドアが開きますのでそちらから入場してください」
宇宙カフェに足を踏み入れてみると…
店内に入ると…おや!? 踏んだ足元がキラキラと反応するではありませんか。これは、小さいお子さんは喜ぶこと間違いなし!
カフェエリアは幻想的なデジタルアートで表現された宇宙空間
- 代表の和田さん
- 代表の和田さん
- 「XR(クロスリアリティ:仮想空間技術)事業をてがける、『株式会社Psychic VR Lab』に映像演出、そして空間演出は『株式会社ハードロマンチッカーズ』に担当していただきました。関西最大級、総面積381.30平方メートルの屋内で神戸にいながらの宇宙空間をぜひ体感してください」
「SORAYUME」のおすすめメニューを聞いてみた!
メニュー豊富な「SORAYUME」。フード&ドリンクメニューはざっと数えただけでも、30以上とのことで、和田さんにこちらのおすすめ3品を教えてもらいました。
コレがおすすめ! その1
\「スイーツ流星群プレート」/
- 代表の和田さん
- 代表の和田さん
- 「デザートの監修は神戸洋藝菓子ボックサン代表の福原シェフに行ってもらいました。こちらの『スイーツ流星群プレート』は当店イチオシで、ぜひ味わってほしい一皿です」
コレがおすすめ! その2
\「コットンキャンディーソーダフロート」/
- 代表の和田さん
- 代表の和田さん
- 「ソーダには、アイスのだいふく、コットンキャンディー(綿あめ)などのった甘さたっぷりのドリンク。中の具を全部溶かして飲むと甘味の度合いに驚きますよ(笑)」
コレがおすすめ! その3
\「バタフライピー(青いハーブティー)」/
- 代表の和田さん
- 代表の和田さん
- 「バタフライピーというマメ科の植物を使って透き通るような青色を出しているんです。またこちらのドリンクなど、コーヒーやラテは、“宇宙サイズ”と称して、通常の約1.5倍の量で提供しているので、ゆっくりとくつろいでください」
バーチャルとリアルが融合。新しい可能性を提示した空間カフェ
目の前に広がる美しい映像で、バーチャルな宇宙体験を楽しみながら、リアルなスイーツやドリンクに舌鼓を打ち、豊かな時間が過ごせる「SORAYUME」は、まさに神戸の新名所としても要注目の施設。今後は、配膳ロボットによる非接触型の近未来的なおもてなしも予定しているとのことで、ますます目が離せなくなってきました。
取材・文・写真=堀 俊夫