米がうますぎる定食屋!大阪・上本町ランチの救世主が誕生
2021/01/28
従来とは異なる2021年のお正月。とは言え、年末年始の暴飲暴食で正月太りされている方も多いハズ。ダイエットは糖質=炭水化物の制限といった思考により、「お米はダメだ!」と敵視される方には、「ちょっと待った!」とお伝えしたいお店、「米Lab 百福」が大阪・上本町にオープンしましたよ。
Yahoo!ライフマガジン編集部
米は敵じゃない! その理由に納得のお店が誕生
2020年12月16日にオープンした「米Lab 百福(こめラボ ももふく)」。オーナーの濱田さんが惚れ込んだ、京阪米穀株式会社の厳選したお米の数々を、多くの方に届けたいという想いで、お米にフォーカスしたメニュー構成がこちらのお店の特徴です。ダイエットとして糖質制限を思い浮かべる方は、炭水化物の代表格=お米の制限が槍玉に上がりますが、日本人の主食かつ活力源であることもまた事実。今回は、そんな懸念が吹き飛ぶくらいのおいしそうな米メニューの数々をご紹介します!
なんば・鶴橋間のエリア、場所は大阪上本町!
やって来たのは、近鉄大阪線「大阪上本町」駅。西にはミナミの名称でおなじみの繁華街・なんば、東には大阪のコリアンタウン・鶴橋の中間エリアに位置し、多くの商業施設やオフィスが立ち並びつつ、学校などの教育機関も集まるエリアです。夜はもちろん、ランチ営業も行っている「米Lab 百福」。近場に昼食をとる所がなくて困っていたという、近隣住民やビジネスパーソンのハートをキャッチしたようで、評判は上々の様子です。
清潔感あふれる店内
新店らしい清潔感漂う「米Lab 百福」の店内。ちょっとした小料理屋の雰囲気もあり、特別な席を設ける時など、重宝しそうなお店というのが伝わってきます。
お米の魅力を最大限に! 「米Lab 百福」を代表するメニュー3選
お米にフォーカスしたお店だけに、多種多様なメニューがそろう「米Lab 百福」。どれがいいか迷う読者のためにも、スタッフの湯川さんに、「米Lab 百福」の代表メニューを紹介してもらいました。
「米Lab 百福」代表メニュー その1
\「季節の土鍋ご飯(2合)」/
- スタッフの湯川さん
- スタッフの湯川さん
- 「季節に応じていろいろ中身を変えていく予定です。オープンの12月は牡蠣(かき)が入っていたんですよ。これに味噌汁と漬物が付いてきます。土鍋ご飯は2合と、2人でお茶碗2杯分ずつはありますので、十分満足できると思います」
一口頬張ると、これはビックリ! 炊き込みご飯同様のダシの香りや味がほんのりとつき、冬の味覚の代表選手、サツマイモの甘みとの融合がなんとも絶妙。2人で食べる際は、ひとりで3杯分も食してしまい、場外乱闘にならないようにしたいものです。
- スタッフの湯川さん
- スタッフの湯川さん
- 「今回、京阪米穀さんから仕入れて使用しているのは、『畑田さんのにこまる』というお米です。炊きあがりのツヤは上質でモチモチ。米粒もコシヒカリよりも大きく噛みごたえも十分な食感が特徴なんですよ」
「米Lab 百福」代表メニュー その2
\「お米屋のおにぎり」/
- スタッフの湯川さん
- スタッフの湯川さん
- 「お米の素材そのものを堪能するなら『お米屋のおにぎり』はマストです! 鮭や昆布以外にも梅やいろどりじゃこといった、おにぎりにピッタリの具材をそろえています」
確かに! お米に比重を置いているだけあって、普通の居酒屋で出てくるおにぎりとは比べ物にならないくらいハイクオリティ。お米の味そのものを堪能するにはもってこいのメニューですね。ここはバクバクと頬張らず、じんわりと噛み締めていただくのがオススメですよ。
「米Lab 百福」代表メニュー その3
\「鶏と野菜の黒酢あん定食」/
- スタッフの湯川さん
- スタッフの湯川さん
- 「おかげさまでランチも好評です。おかわりも無料なのでいっぱい召し上がってください。『鶏と野菜の黒酢あん定食』以外にも同価格で4種類の定食のラインアップがそろっています」
こんなにリッチなおかずがついて、ご飯はおかわり自由だと!? 映画「大コメ騒動」もビックリなくらい、リーズナブルな内容。確かに、上本町界隈のランチ好きには救世主的な存在ですね。
季節ごとに良質なお米を仕入れているからこそ、リーズナブルな価格で提供できる「米Lab 百福」。白米のほかにも玄米、五穀米といったものや、米麹(こめこうじ)を使った味噌汁、さらに米からとれる恵みの日本酒も多くそろうなど、まさに米尽くし。また、ランチ同様お米が進むメニューの数々も用意され、もうお米を敵視することは無理なハズ! 上本町へ足を運ぶ価値ありのお店ですよ。
取材・文・写真=堀 俊夫