古くから親しまれる秩父の家庭の味 おやつ感覚の「みそポテト」

特集

全国ご当地グルメ(埼玉県編)

2016/05/31

古くから親しまれる秩父の家庭の味 おやつ感覚の「みそポテト」

秩父には昔から「小昼飯(こぢゅうはん)」という郷土料理がある。いわゆる小腹を満たすために家庭で作られるソウルフードだが、なかでも埼玉B級グルメ王に輝いたみそポテトは、スーパーなどでも販売される手軽なおやつとして知られている。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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いろいろな小昼飯を楽しみたいなら道の駅ちちぶに入る秩父食堂へ

秩父には「小昼飯(こぢゅうはん)」と呼ばれる、農作業の合間や小腹がすいた時に食べるさまざまな郷土料理がある。素材は地元の穀物や産物を使って、各家庭で調理することが一般的だ。

メニューは1食分となるようなしっかりしたものから、おやつのような軽食までそろう。その小昼飯を地元の有志が、秩父の歴史文化の一端として広めようと活動し始めた。それに賛同した、道の駅ちちぶに入っているレストラン「秩父食堂」では、15年ほど前から数種類の小昼飯のメニューが並ぶ。

一般道路での休憩施設と地域振興などの施設が入った「道の駅ちちぶ」。秩父市の中心地にあり、観光の拠点となっている。ピンク色の外観で遠くからもよく目立つ

ラインアップするのは、そばとわらじカツ、おっきりこみ、豚みそ、そして「みそポテト」(200円/1本)。どれも昔から地域に根付いたソウルフード。単品でも食べることができるが、わらじカツ丼とおっきりこみといった小昼飯のセットメニューが評判で、秩父の名物料理をいっきに味わえる気軽さが、観光客にウケている。

なかでも、埼玉B級グルメ王の栄冠を手にしたみそポテトは、手軽に食べられるおやつとして大人気。秩父路の途中に立ち寄り、一本をほおばりながら次の目的地に向かう人も珍しくない。

大きめのジャガイモ1個分を使ったみそポテト。おやつといえども腹もちは抜群だ。たっぷりかかった味噌は、こんにゃくや豆腐など別の食材にもマッチしそう

「みそポテトはおばあちゃんが作ってくれて、学校から帰ってきたら食卓に置いてあるおやつ、というイメージのもの。秩父の人々には日常にある一般的な食べ物ですね」と店長の小池里奈さん。始まりは詳しくわからないが、60年くらいの歴史はあるだろうとも話してくれた。

秩父食堂オリジナル味噌でここだけのみそポテトに

作り方は簡単。ふかしたジャガイモに小麦粉をつけて揚げ、味噌を塗って出来上がり。各家庭で味噌にアレンジを加えることもある。

秩父食堂では、この地で有名な老舗味噌屋「新井武平商店」の味噌を使用して、ユズなどを加えた板長仕込みの自家製味噌を作っている。甘じょっぱさの中に少し辛味があり、コリコリとユズの皮の食感が楽しい味噌は、しっとりとした柔らかいジャガイモによく絡む。

小池さんは、「おなかがいっぱいになり、お子さんにも大人の皆さんにも喜ばれています。テイクアウトももちろんOKです」と話す。

「秩父は観光スポットがたくさんあります。ここでいろんな名物をいっぱい味わって、心ゆくまで旅を楽しんでくださいね」と店長の小池里奈さん

スーパーなどでも、各店の味付けで販売されているというみそポテト。秩父に足を運んだら、個性にあふれた味を試してみたい。

Yahoo!ロコ荷車屋 道の駅店
住所
埼玉県秩父市大宮4625

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アクセス
秩父駅[出口]から徒歩約7分
御花畑駅[西口]から徒歩約13分
西武秩父駅[出口]から徒歩約15分
電話
0494-22-8055
営業時間
11:00~19:00
定休日
無休
口コミ・写真など

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