三密回避遊びやテレワークにも。原宿で「ベランピング」入門!

三密回避遊びやテレワークにも。原宿で「ベランピング」入門!

2021/02/18

キャンプ道具をベランダで使い、アウトドア気分を楽しむ「ベランピング」。野遊びに行けない時でもカジュアルに楽しめる、いま注目のアクティビティの始め方を、アウトドアのトップブランド・スノーピークの直営店で伺いました。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

「ベランダ」は一番身近なアウトドア

コロナ禍での三密回避やテレワークなど、自宅にこもりがちな昨今、ベランダでキャンプ気分を楽しむ「ベランピング」が注目されています。日々のストレスだけでなく、自然豊かなフィールドに行くことのできないストレスを解消してくれるアクティビティの魅力を探りに訪れたのは、原宿駅前に2020年夏オープンした「スノーピークランドステーション原宿」です。

\お邪魔したのはこちら/
スノーピークランドステーション原宿

JR原宿駅前の複合施設「ウィズ原宿(WITH HARAJUKU)」の2階にある「スノーピークランドステーション原宿」
スノーピーク・小田部慎一郎さん
スノーピーク・小田部慎一郎さん
自宅ベランダも立派なアウトドアと捉えるベランピングは、“キャンプごっこ”としてはもちろん、テレワークの気分転換としても注目されています」
キャンプギアやアパレルだけでなく、日本各地の魅力も発信する新しいスタイルのコンセプトストア。使い方も詳しく教えてもらえます

ーーキャンプというと、数多くのギアが必要というイメージがあります。

小田部さん
小田部さん
「家があるためテントやタープなどが不要で、天気が悪ければ部屋に入ればOKと、アウトドア初心者でも気軽に始めることができます。今回は、実際の野遊びはもちろん、ご自宅でも気軽にアウトドア気分を盛り上げてくれるギアをご紹介します」

\まずは飲み物/

ステンレス真空マグ 450(右・税別4200円)
ステンレス真空マグ 300(左・税別3430円)
ダブルマグ用シリコーンリッド(450用・税別700円/300用・税別520円)

日常生活に欠かせないマグカップは、最初に手に入れたいギアのひとつ。別売りのリッド(フタ)を使えば保温力がさらにアップします。2サイズそろえれば重ねて収納(スタッキング)できるのもポイント
小田部さん
小田部さん
「休憩時間に飲んでいるコーヒー。これをベランダに持ち出すだけで充分アウトドアな気分が味わえます。魔法瓶のような二重構造で保温性を高めた真空マグなら、温かいコーヒーをゆっくりと楽しむことができます。もちろん保冷力も高いので、夜はハイボールなんかを入れてもいいですよ」

\チェア&テーブルで拠点を確保/

ローチェア30 (税別1万6000円)
ワンアクションローテーブル竹(税別2万5000円)

「低めのデザインで大地をより身近に感じられる“ロースタイル”のファニチャーは、作業もしやすいのでテレワークに活用される方も多いです」(小田部さん)
小田部さん
小田部さん
「しっかりベランピングを楽しみたいなら、チェアとテーブがあると便利です。これがあればくつろぎだけでなく、食事や仕事までこなせる居場所を生み出せます。何種類かの高さがありますが、“ロースタイル”と呼ばれるチェアの座面が地面から30cmほどのモデルが流行中です」

ーーリビングで使っても違和感のないデザインです。

小田部さん
小田部さん
大切なのはチェアとテーブルの高さを合わせること。ですので、この2つはセットで考えるといいと思います。多少値は張りますが、修理などアフターケアが万全なので長くご愛用いただけます」

Take!チェア ロング(写真右・税別1万9800円)

形状や座る角度などそれぞれの特徴を持っているので目的に合わせて使い分けできる

ーー似ているようで座り心地は全然違うんですね。右側の白いチェアは一度座ったら立ちたくなくなってします。

小田部さん
小田部さん
“座ったまま何もしない”というのもベランピングのスタイルのひとつです(笑)。チェアにも個性があって、『ローチェア30』(写真左)は座る面がフラットなので、焚き火の世話や料理など、座ったまま作業がしやすい。『Take!チェア ロング』は体全体を包み込むようなデザインで、本を読んだり昼寝をしたり、リラックスするのにぴったりです」
チェアやテーブルはワンアクションで折りたたみ可。家具の隙間に置けるほどのコンパクトさですが、機能を犠牲にしていないのがスノーピークの支持される理由の一つ
小田部さん
小田部さん
「アウトドアギア選びのコツは、使う人数に合わせること。ベランダの広さにもよりますが、チェアは買い足せるのでテーブルは少し大きめがおすすめです」

\ベランダをキッチン化/

HOME&CAMP バーナー(右・税別9980円)
ヤエンストーブ レギ(左・税別8980円)
バーナーシートL(税別3980円)

バーナーの種類は2タイプで、アウトドアに特化したガス缶(OD缶)を使う屋外用(写真左)と、おなじみのカセットガス缶用(CB缶・写真右)があります。バーナーシートがあれば輻射熱からテーブルを保護できます

ーー居場所が決まると、料理にも挑戦したくなります。

小田部さん
小田部さん
「バーナー(ガスコンロ)の炎で調理するのもアウトドアの醍醐味ですよね。注意したいのが安全性。屋外専用の物もあるので、取扱説明書をよく読んで、使用に適した場所を選んでください」
折りたたむとここまでコンパクトに。写真右の「HOME&CAMP バーナー」は、2019年のグッドデザイン・ベスト100にも選出されたほどスタイリッシュ。毎日使うものでないだけに収納性の高さもポイント

ーーずいぶん小さく収納できるんですね。カセットコンロはないと不安ですが使わないときは邪魔。これなら戸棚の隙間に置けます。

小田部さん
小田部さん
「カセットガス(CB缶)のコンロは防災グッズとしても注目されていますが、昨年の台風の前日には問い合わせも多かったです。屋外専用はよりコンパクトですが、使う環境やシーンによって選んでほしいですね」

\お鍋も高機能/

ヤエン クッカー 1500(税別7400円・フライパン付き)
HOME & CAMPクッカー26(税別3万1800円)
(*どちらもバーナーは別売り)

軽量で内部にバーナーとボンベを収納できるヤエンクッカー(左)は1〜3人向け。透明ガラス蓋で密閉できる「HOME&CAMPクッカー26」(右)なら、下ごしらえを済ました料理をフィールドに持ち込めます
小田部さん
小田部さん
「調理器具もアウトドア用がなにかと便利です。キッチンで仕込んでおいて、ベランダで仕上げをするという使い方もできます。例えばキッチンでおでんを煮込んでおき、出来上がったらベランダで温めながら食べるといった具合です」

ーーアウトドアというとBBQというイメージもあります。

小田部さん
小田部さん
「直火で食材を焼く料理の場合、煙や匂いが出ることがあります。マンションや隣の家が近いとご迷惑をおかけするかもしれないので注意が必要ですね」

\コーヒーにこだわるなら/

フィールドバリスタ ドリッパー
(左・税別5600円)
チタンカフェプレス 3カップ
(奥・税別5380円)
フォールディングコーヒードリッパー 「焚火台型」
(右・税別3000円)

ドリッパーだけでもペーパーフィルターを使うモデル(写真手前2点)のほか、フレンチプレス式も用意。ケトルやミルまでラインナップしており、スノーピークのコーヒーへの情熱を感じさせます

ーーキャンプといえば屋外で飲むコーヒーが楽しみです。

小田部さん
小田部さん
「『目覚めのコーヒーをフィールドで楽しみたい』というきっかけでキャンプを始める人も多いんです。ペーパーフィルターを使ったドリッパーが定番ですが、豆のダイレクトな味わいを楽しめるフレンチプレスもおすすめ。沸かしたお湯に挽いた豆を入れ、4分間蒸らしてハンドルを押し込むだけ。初心者でも豆本来の味をブレなく抽出できます」

\ウエアが良ければ気分も上がる/

⽇常からそのまま⾃然の中へアクセスしやすいアパレルも多数取り扱う
小田部さん
小田部さん
「天候の心配がいらないのもベランピングの魅力です。高機能ウエアはなくても大丈夫ですが、ベランダといえどもアウトドア。春先でも夕方などは冷え込みますし、動きやすいリラクシーなウエアを着れば気分も上がります」

フレキシブルインサレーションパーカー(税別2万円)

着回ししやすく羽織りやすいパーカーは室内着や街着にも最適なシルエット
小田部さん
小田部さん
「なめらかな素材で脱ぎ着がしやすい『フレキシブル インサレーテッド パーカー』が一枚あればなにかと重宝しますよ」
「スノーピークランドステーション原宿」でしか購入できない限定ギアも要チェック

ベランピングはキャンプデビューの予行演習にもうってつけのアクティビティ。小田部さんによると「ギアの使いこなしのコツは取説をよく読むこと」とのこと。外の空気を感じ、気分転換しながら自宅時間を楽しんではいかがでしょうか。
(*火気を扱う場合はお住まいで使用可能かご確認のうえ、十分に注意してご使用ください)

取材メモ/俳優で歌手のマイク眞木さんが以前、「歯磨きだってベランダですればアウトドア遊びだよ」と雑誌のコラムで書いていらした記憶が。ベランピングの起源はそのあたりにあるのかもしれませんね。
撮影=竹之下三緒/構成・取材・文=杉山元洋

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