新たな生き方が見つかる? 熱海のゲストハウスでローカル体験

特集

今、熱海がナウい!

2017/06/13

新たな生き方が見つかる? 熱海のゲストハウスでローカル体験

移住者の多い熱海に泊まるなら温泉旅館もいいけれど、旅人はもちろん地元の人も集うゲストハウスに泊まるのもよし! 都会に暮らしながらも熱海にローカル気分で過ごせる「guest house MARUYA」にライターが突撃宿泊します。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

熱海宿泊ヴァージン、「guest house MARUYA」に泊まる

熱海の魅力にとりつかれたライター船橋です。突然ですが、熱海の「guest house MARUYA」のベッドルームからヘルメットヘアでこんにちは。

階段上るのが面倒だから、2段ベッドは下段をチョイス

どれだけ熱海が好きかというと、この半年で来た回数が7回ほど。だけど、実は泊まったことがない。そう、いわゆる熱海宿泊ヴァージンだったのです。

老舗喫茶店や干物店が並ぶ熱海銀座商店街に突如現れます
ライター船橋
ライター船橋
そんな初めてを捧げたのが、ここ「guest house MARUYA」です。なんていったって、“熱海をもうひとつの日常に”をモットーにしたこちらは、暮らすように熱海を楽しむことができるということでして。今回は、東京で暮らしながらももう1つ帰る場所ができるという、新しい生き方が見つかったような気がするんです。とっておきの体験をした1泊2日をプレイバックでご紹介。

熱海在住クリエイターデザインのベッドルーム

午後4時、チェックイン。スタッフさんがオリジナルの地図で、「福島屋旅館は、洗い場がないけどちょーレトロで素敵」とか、「すぐ近くにみかんの自販機がある」とか、近隣の施設を事細かく教えてくれます。う~ん、さすがめっちゃ詳しい!

熱海のことならお任せあれ!
周辺の名スポットを網羅した手作りマップ

夕飯のおすすめを聞いていると、「あ、今夜ここで季節はずれのぶりしゃぶパーティーがあるんですよ。私も冬の間からずっと楽しみにしていた企画です!」とのこと。

ライター船橋
ライター船橋
ぶりしゃぶ! パーティー! もちろん参加の方向でおねしゃす! 

施設内にはラウンジもあり、ほかの旅行者と談笑したり、ひとりでPC作業もできます。これなら友達と来ても、ホテルと違ってこっそりと仕事ができちゃうわけです。

ここでならこそ勉ならぬ、こそ仕事もバッチリです

広々としたキッチンも併設。連泊した時なんかは、自炊するのも楽しそうです。

オセロやジェンガなどのゲームも充実!

ベッドルームは、シングルカプセルからツインカップル、ロフトルームまで用意。一人でも友達やカップルでも泊まれるわけです。

クリエイターやスタッフさんたちで作り上げたスタイリッシュな空間

熱海在住のクリエイターたちがデザインしたという部屋は、ひと部屋ごとに違った雰囲気が味わえるから、何度泊まってもおもしろそう!

どの部屋になるかは当日のお楽しみ

そして私が今夜泊まるのは、ROOM No.17のなんともかわいらしい部屋です。

ライター船橋
ライター船橋
ほほう、私の雰囲気を察して、スタッフさんがこの部屋をあてがってくれたんだ。人は見た目が命ですからね(ヘルメットヘアだけど)。
1室1室がしっかりとセパレート

シングルカプセルと侮るなかれ、しっかりとした個室空間だし、中に入ってみると思いのほか広々とていて快適そのもの。あまりに居心地がよすぎて、朝起きた瞬間、自宅かと思い違えるほど。

ライター船橋
ライター船橋
ベッドルームとラウンジの間には、大きな黒板が鎮座しています。ここに描かれているのは、宿泊者のやって来た先が記されている世界地図。世界中の旅人たちがここ「guest house MARUYA」に訪れたんですねぇ。ローカルでありながらもグローバルってやつですか。
世界のみんなも熱海が好きなんだなぁ

熱海の海と大地に抱かれる夕暮れ時

午後5時30分、一通り施設内を回ったところで、近くにあるサンビーチに向かうこととします。熱海に来たからには、ホテル群や山に囲まれる海を眺めないと始まりません。近くの酒屋で買った熱海ビールを道連れに、のんびりと海辺で夕暮れを待つ。ロマンチストな私にピッタリです(もちろんひとりぼっち)!

海風に吹かれて味わうビールののど越しのよさといったらもう!

午後6時過ぎ、ビール片手にただただ海を見つめる女ひとり。イチャイチャしにやって来たカップルや、犬を連れた地元の人が横を颯爽と通りすぎていきます。

ライター船橋
ライター船橋
でも全然さみしくなんかないだ。だって海がこんなに近くにいてくれるんだもの。熱海の大地がこうしてヘルメットヘアの私さえも包んでくれるのだから。
海を見て思うことは、「早くブリしゃぶの時間が来ないかなぁ」ってこと

そしてやってきた念願のぶりしゃぶタイム!

ついにこの時間です。午後7時30分、ブリしゃぶパーティーのスタート! 参加費は1000円+ドリンクという衝撃価格。今朝揚がったばかりだという鮮度抜群のブリは、熱海駅前の「まぐろや」を営む宇田水産の専務自ら市場で購入してきたものだそう。

旬ではないけれど、さっぱりとした味わいで美味。これが2皿も用意されています

ブリの豪華盛りに吸い寄せられるように、宿泊者はもちろん、常連の近所のアーティストや親子ら参加者が次々と集まってきます。そしてこのブリをみると、全員が全員、「うぉ~!!!」と歓喜の声をあげるのです。

徐々に人が集まってきました

誰かがこっそりとつぶやきます。「まずは刺身で食っちゃおうぜ」「どんどんぶちこんじゃおうよ」。それを聞きつけたスタッフさんが「野菜、野菜、ブリの順で食べてね」とけん制しながらも、みんながみんな大きな笑顔で笑い合う。その様子からも仲の良さを伺いしれます。

ブリはさっとくぐらせて、ポン酢にイン!
世代も住んでいるところも違うけど、みんなでわいわいガヤガヤ

誰かが来ては食べて帰るという、入れ替わり立ち代わりで参加者が変わっていきます。今回参加していたのは、ご近所在住の鈴木さん親子、熱海の歯医者さん、宿泊者、「guest house MARUYA」の前にある干物店の5代目などなど。

鈴木さん(父)は、気さくに話しかけてくれる優しい人!

なかでも注目すべきは、鈴木さん親子。上の写真の真ん中がお父さんで、下の写真が息子さん(なんと16歳!)。演劇部に所属するという鈴木くんの将来の夢は、映画監督だそう。

映画愛を語ったら止まらない鈴木くん(息子)
ライター船橋
ライター船橋
映画監督にねぇ。ちなみに鈴木くんの好きな映画は?
鈴木くん
鈴木くん
ん~…、悩みますね。でも『ロッキー』とか、最高にかっこいいんですよ。

まさかのロッキー。「お前、いくつだよ!」と参加者から一斉に突っ込まれます。

それでも鈴木くんは嬉しそうに続けます。

鈴木くん
鈴木くん
植木等の『スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねぇ』も、めちゃくちゃおもしろくて大好きで。
ライター船橋
ライター船橋
いや、だからいくつだよ!

高校生とは思えない発言に爆笑が起こりますが、ここにいた全員がこう思ったことでしょう。“君にはきっと才能がある。どうか監督という夢が叶いますように”と。

誰が来てもウェルカムな雰囲気が素敵

午後10時過ぎ、参加者がぼちぼちと帰り支度を始める頃、最後の〆にと雑炊が登場! しかもブリ入りの豪華バージョンです。

味つけを忘れましたが、おいしくいただきました

午後11時、濃厚な熱海の夜が終わろうとしています。

ライター船橋
ライター船橋
旅行者や地元の人と触れ合い、一緒に笑い合うことがこんなに楽しいことだなんて、きっとこの「guest house MARUYA」に来なければわからなかっただろうな…(ほっこり)。
参加者のみなさんと記念写真。楽しい夜をありがとうございました!

午前1時前、そう噛みしめながら部屋に戻ったらご覧の通り。幸せとともに爆睡モードでした。

グースカグースカ。いい夢見ろよ、オレ!

「行ってらっしゃい」と見送られる朝

2日目の午前8時、たっぷり語って笑って目覚めた朝。「guest house MARUYA」では、炊き立てのごはんとお味噌汁がセットの朝食を付けることもOK!

ライター船橋
ライター船橋
なんたってここは熱海。干物が名物ってなわけで、目の前に並ぶ干物店で好きな干物を買ってBBQグリルで自ら焼いてやろうじゃないか。
弱火でじっくり焼き上げます

昨晩一緒にブリしゃぶをした宿泊者とともに、朝から幸せを体中に感じてパクパク。そしてそれぞれ、次の旅先へと向かっていくのです(もちろん、ぼっちの私は自宅に直帰)。

朝ごはんをしっかり食べる幸せ!

2日目の午前9時、チェックアウト。「行ってらっしゃい」とスタッフさんに見送られて、こう思うのです。ここにまた帰ってきたいと。熱海を第二の故郷にする、そういう生き方もありなんじゃないかと(おしまい)。

guest house MARUYA

住所:静岡県熱海市銀座町7-8-1F
電話:0557-82-0389
チェックイン15:00~21:00、チェックアウト~11:00
宿泊料:シングルカプセル3888円~(朝食付きは+300円)
アクセス:熱海駅より徒歩15分
HP:http://guesthouse-maruya.jp/

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

撮影・取材・文:船橋麻貴

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