若手人気急上昇のイケメン落語家が語る! 落語の魅力とは?

特集

そろそろ落語に行ってみたい!

2017/04/10

若手人気急上昇のイケメン落語家が語る! 落語の魅力とは?

昨今の“落語ブーム”により今まで落語に親しんでこなかった若い世代が、次々と演芸場に足を運ぶようになっているとか。そこで、今回はイケメン落語家として若いファンに人気急上昇中の二つ目、瀧川鯉斗さんを直撃。落語の魅力と初心者の方の楽しみ方について伺いました!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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「落語は、演者がいろんな星を見せるプラネタリウムのようなもの」と語る瀧川鯉斗さん。イケメンです

今、空前の落語ブームが起きているのをご存知でしょうか。首都圏で開催される落語会は月1000件以上と10年前の倍に上っています。ブームの背景には若い世代が興味を持ちはじめていることが大きいと言います。

ということで今回は、そんな若い女性にも人気の落語家・瀧川鯉斗さんにインタビュー! 東京の4大定席のひとつ新宿末廣亭にて、じっくりと落語の楽しみ方についてお話を聞いちゃいました!

カフェに行くような感じで寄席に来てほしい

ライフマガジン編集部
ライフマガジン編集部
新宿末廣亭の雰囲気がステキすぎてなんだか浮かれちゃいます! 早速ですが、瀧川鯉斗さんの考える落語の魅力を教えてください。
鯉斗
鯉斗
僕が初めて落語を見たときは、ちょうど僕が俳優を目指していたときだったんです。だから演劇っぽい目線で見たんですけど、究極の一人芝居だなと思ったんですよね。ひとりで何役もこなす。人間がひとり座っているだけで、ひとつの世界観が生まれている凄さに驚愕しました。
ライフマガジン編集部
ライフマガジン編集部
なるほど。
鯉斗
鯉斗
初心者の方に向けて、すぐに楽しめるコツを教えると、落語家が人物を演じるときに、からだをちょっと傾けますよね。そのときに右を向いている人が偉い人なんです。そして左を向いている人が下っ端の人。それでなんとなくのキャラはわかるので、まずはその前知識だけを持って見てくださったら楽しめると思います!
ライフマガジン編集部
ライフマガジン編集部
へー、そうなんですね。
鯉斗
鯉斗
あとは、プログラムをあまり気にしないでふらっと寄る感じで見に来てもらえるとより楽しめると思います。特にここ新宿末広亭は、雰囲気もいいですし、カフェに行くような感じで。とにかく最初の敷居の高さが問題だと思うので。
新宿末廣亭は新宿三丁目駅のすぐそば。新宿伊勢丹など百貨店も近く、周囲は飲み屋さんもたくさんあります
一番後ろからの眺め。椅子席が117席。両サイドの桟敷席がそれぞれ38席あります

IQ2でも楽しめるのが落語!

新宿末広亭の桟敷席。いい雰囲気です
鯉斗
鯉斗
落語って昔は庶民のものだったんです。銭湯の帰りにふらっと寄るようなところで。ちょっと笑うためにね。だから、全然身構える必要ってないんです。確かに今からしてみれば、古い言葉を使うこともありますけど、まくら(落語の本題に入る前のちょっとした話。掴み)もありますからね。あれは現代語でやりますし。
ライフマガジン編集部
ライフマガジン編集部
そうですね。まくらはとっつきがいいですよね。話は変わりますが、鯉斗さんは昔、某有名暴走族の総長だったとか。
舞台袖からの貴重な眺め。噺家さんは、ここで次の出番を待ちます
鯉斗
鯉斗
そうなんです。僕が落語家になって地元で高座にあがったとき、名古屋の大須演芸場というところなんですけど、暴走族時代の仲間がみんな見に来てくれたんですよ。最前列でかぶりつき(笑)。袖で師匠がずっと聞いててくれていて、降りてきたら「黄色い声援が聞こえると思ったら、どす黒い声援が聞こえてきたな」って。暴走族が最前列から結構な列、埋めていましたからね(笑)。他のお客さん引いてないかなととっても不安になりましたけど。みんなスエット姿でしたし。
ライフマガジン編集部
ライフマガジン編集部
でも、みんな笑ってくれたんですよね?
鯉斗
鯉斗
めちゃくちゃ笑っていましたね。笑っていましたし、スゲー真剣に聞いていて。普段、話を止めない小遊三師匠達が、話止めて「お前らここわかるか?」って、「この話わかるか?」って言ったら、客席で前のめりになって。うんうん頷いてるけど、ホントにわかってんのかお前らっていう(笑)。
ライフマガジン編集部
ライフマガジン編集部
あはは! ホント、わかってたんですかね(苦笑)?
鯉斗
鯉斗
そこはね、わかってくれてたんです。結局、来ればわかるんですよね。落語って難しいものと思われてるかもしれないけど、全然そうじゃない。だってIQ2のやつら(=お友だちのこと)がわかりますからね(笑)。

だから、騙されたと思ってとにかく来てほしいですね。楽しませるのは保証しますので。あ、あと落語だけではなく、寄席だと、漫才や紙切りなんかの他の演芸も見れたりするので、お得です! 
撮影をもりあげるために、わざわざ演目をやってくださる鯉斗さん
鯉斗
鯉斗
僕もそうですけど、今、若い落語家がいっぱい出ていて新しいことをしようとがんばっています。今、みなさんが思っている落語のイメージとは、全然違うと思うので、まずはそれを感じてもらえたら。そして、同じ演目でも全然違う、ひとりひとりの落語家の世界観を感じてもらえたら。
ライフマガジン編集部
ライフマガジン編集部
ひとりひとりの世界観が違うんですね。
鯉斗
鯉斗
ええ。もはや、ひとつの小宇宙です。いろんな娯楽が現代にはあります。映画、演劇、お笑い、音楽のライブ。その中の選択肢にぜひ落語を入れてください! 寄席で待ってます!
暴走族の元総長だけあって目力がハンパない! でも怖くないですよ

【プロフィール】
瀧川鯉斗(たきがわ こいと)
1984年愛知県生まれ。公益社団法人落語芸術協会所属。出囃子は「むつのはな」、定紋は「五瓜に唐花」。
4月26〜30日に浅草演芸ホールに出演。5月8日(月)、ステージカフェ・下北沢亭で瀧川鯉斗落語会「こいのぼり工房」開催。チケットは2000円(+ワンドリンク500円)。お問い合わせは03-5860-0500まで。

Yahoo!ロコ末広亭
住所
東京都新宿区

地図を見る

アクセス
新宿三丁目駅[C3]から徒歩約0分
新宿(東京メトロ)駅[A6]から徒歩約5分
新宿駅[マイシティ側地上1]から徒歩約6分
電話
03-3351-2974
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

取材・文・写真/神田桂一

この記事を書いたライター情報

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