通な2人がハンバーグ愛を告白「語らせてくれ、俺のハンバーグ」

特集

大人もやっぱり、ハンバーグが好き。

2017/05/09

通な2人がハンバーグ愛を告白「語らせてくれ、俺のハンバーグ」

日本独自に発展した家庭料理の定番ハンバーグ。そんな庶民派グルメに異常な愛情を注ぐ2人が人気ハンバーグ店に集結。ハンバーグを食べ歩きをライフワークとする五島鉄平さんと、ハンバーグ大好き俳優・笠原秀幸さんがハンバーグの魅力、最新のトレンドなどを語りつくします!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

ハンバーグ愛でつながる俳優と測量士の異色なクロストーク

約800店舗のハンバーグを食べ歩きてきた五島鉄平さん(本業は測量士)と、日本ハンバーグ協会からハンバーグ大使に任命された笠原秀幸さん(本業は俳優)によるハンバーグ対談が実現。おいしい店舗の見つけ方から、ハンバーグ業界の最新事情、思わず「へぇ~」となるトリビアまで“俺たちのハンバーグ”をとことん語ります。2人のハンバーグ愛、たっぷりご堪能あれ!

\対談するのはこの2人!/

 
笠原秀幸さん(右)

笠原秀幸さん(右)

俳優

五島鉄平さん(左)

五島鉄平さん(左)

ハンバーグ測量士

マニアな2人が実践! 耳をすませば、ハンバーグの実力がわかる!?

――ブログ開設から9年で2500食のハンバーグを食べ歩いた五島さんからみても、笠原さんのハンバーグ愛は相当なものなのですか?

五島さん
五島さん
「とあるテレビ番組で笠原さんがハンバーグ店をオススメしていたのを偶然見たのですが、その時のハンバーグを紹介する語り口から、『あ、この人は僕と同類なんだな』って思いました(笑)」
笠原さん
笠原さん
「同類って表現は単なる好物を超えてしまった感じですか(苦笑)。ありがとうございます。うれしいですね」
五島さん
五島さん
芸能界で一番ハンバーグ愛の強い方ですよ! 実際、自らあちこちのハンバーグを食べ歩いてますよね」
対談は渋谷の行列店「キッチン ハセガワ」で行われた。写真は、お店の顔として一番人気の「デミグラスソースハンバーグ(レギュラーサイズ200g)」(980円)
笠原さん
笠原さん
「でも実は僕自身、ハンバーグを食べ歩いて知識やデータを集めようという意気込みがあるわけではないんです。ほんと、自然に基本週3ペースでハンバーグを食べてしまう。なんかね、定期的にデミグラスソースを身体に入れないとって思っちゃうんですよ(笑)」
五島さん
五島さん
「やっぱり僕の側だよ、それ!!」
笠原さん
笠原さん
「(笑)。ハタチくらいの時に友人から『おまえ、ハンバーグばっかり食べてるよな?』って指摘されたんです。その時もコンビニでハンバーグ弁当を買っていて(笑)。思い返すと幼い頃はもちろん、仕事先のランチでもハンバーグ店を選ぶことが多かったんです。あ、俺ってハンバーグに愛情があるんだなって。それまで自覚はなかったのですが、そこで自分のハンバーグ愛に気がついて、それからは好きを公言するようになりました」
五島さん
五島さん
「ご飯と一緒に食べたいから、ハンバー“ガー”じゃないんだよね、僕らは」
笠原さん
笠原さん
「そう、“グ”なんですよ、僕たちは!」
料理も得意な笠原さんは、ハンバーグも作るとか。「僕が作るパテは、牛肉7に対して豚肉3が黄金比。牛肉が多いと早く固くなりやすいんです。豚肉を加えることでパテの柔らさを出して、優しい口当たりに仕上げます」

――家庭料理としてもポピュラーなハンバーグですから、外食で食べるハンバーグは特別な逸品にありつきたいと考えてしまいます。お店選びのポイントを教えてください!

五島さん
五島さん
「ハンバーグのタイプはざっくり3つに分類できます。肉を食べてるな~と感じられるステーキ屋のハンバーグ、パテやソースにこだわってる洋食屋のハンバーグ。そして接客が大ざっぱな定食屋のハンバーグ(笑)。これは冗談ですよ(笑)。それぞれのお店に良さがあります」
笠原さん
笠原さん
「そのジャンル分けは、お店の選び方としてとっても参考になりますね。その時の自分の気分が『ハンバーグを食べるぞ!』なのか、『お肉を食べるぞ!』なのかによって店を選ぶといいですよね。例えば、今日の対談場所「キッチン ハセガワ」は、おいしいハンバーグを食べに来たぞと思える、洋食屋のハンバーグにカテゴライズされますね。一方、熱々の鉄板の器で届けられて、自分でソースをかけて食べるハンバーグ店なんかは、お肉を食べにきたなって感じられる」
五島さん
五島さん
なんとなく気になったら飛び込んでみる、そんな勢いも大事! 自分の嗅覚を信じるというか」
笠原さん
笠原さん
「僕もフィーリング重視のタイプ。ネットや雑誌の情報を参考にすることはあまりなんですよ。喫茶店の店頭メニューにハンバーグあったら、まず入っちゃいます(笑)。喫茶店ってランチメニューが少ないじゃないですか。だからこそ料理一品一品に力を入れていることがあるんです」
五島さん
五島さん
「喫茶店もできあいのハンバーグではなく、キチンと調理しているハンバーグはめっちゃうまいですもんね! 直感で入って、ちょっと好みじゃないなというハンバーグだった経験もたくさんあります。ただ、自分の嗅覚だけでお店を選んで、おいしいハンバーグに出会えた時の喜びは……ひとしおですよ!」

――実際にお店の中に入ってからハンバーグのおいしさを“はかる”ことはできますか?

五島さん
五島さん
「僕は測量士(本業)だけに、 できます! 前菜のサラダがおいしかったら、その後に運ばれてくるハンバーグは“当たり”の可能性が高まります。サラダのドレッシングにこだわっていたり、盛り付けにひと工夫していたり。前菜にも手を抜かないってことは、メインディッシュのハンバーグも当たり前においしいんですよ。あとは、接客が良いお店のハンバーグの味は信頼できる」
笠原さん
笠原さん
「そうですね、ハンバーグに限らず、どんなジャンルの料理を提供するお店のすべてに通じる基本的なことかもしれませんね」
対談場所「キッチン ハセガワ」の客席から見える厨房からも「パンパン」が聞こえる!ハンバーグを焼いた時に、空洞ができたり、焼きくずれを防ぐために、肉をパンパンして空気を抜いているのです!
五島さん
五島さん
「そしてハンバーグ注文後、厨房に聞き耳を立ててみてください。厨房からパテ(肉)を『パンパン』と叩く音が聞こえてきたら、おいしいハンバーグにありつけるなんて期待感が高まってしまいますね(笑)」
笠原さん
笠原さん
「その音で、できあいじゃないハンバーグってわかりますね」
五島さん
五島さん
「ハンバーグのおいしさのひとつの基準になる『パンパン音』。でもこの調理工程を言い表す言葉がどの料理人に聞いてもわからない、特にないって言われてしまうんです(苦笑)。もう正式名称は『パンパン』にしようと! みなさんもパンパンって広めてください!」

\笠原さん&五島さんお気に入り/
「キッチン ハセガワ」

「デミグラスソースハンバーグ」(980円)。ハーフサイズ(100g)は490円

2人とも大ファンという「キッチン ハセガワ」では、看板の「デミグラスソースハンバーグ」をはじめ、「イタリアンハンバーグ」(1200円)など6種のハンバーグを提供する。パテの表面を多めの油でしっかり焼きあげ、仕上げはオーブンでじっくり。口に含むと、お肉は柔らかいのにしっかりとジューシーな味わいなのは、合いびき肉のパテに牛タンのひき肉を加えているからなんだとか。野菜の旨味を感じるまろやかなデミグラスソースも「飲める!」と熱狂的なファンが多い。

写真は「和風ハンバーグ(ハーフ)」(490円)と「BBQハンバーグ(ハーフ)」(490円)の組み合わせ。「僕はさらにトッピングでハーフハンバーグを注文してハーフ&ハーフ&ハーフもやります」(五島さん)
平日でも行列ができてしまうほど評判。食材がなくなり次第閉店となる。閉店の目安は15時ごろ
2013年オープンの街の洋食屋さん
Yahoo!ロコキッチン ハセガワ
住所
渋谷区円山町22-16 1F

地図を見る

アクセス
神泉駅[南口]から徒歩約1分
渋谷駅[井の頭線西口]から徒歩約6分
渋谷駅[1]から徒歩約6分
電話
03-6416-1081
営業時間
[月~日]ランチタイム12:00~当日分の食材が無くなり次第閉店(通常16時前後には閉店していることが多いのでご注意ください。)ディナーご予約限定、18時~20時開始のコースをご用意しております。
定休日
不定休
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

溺愛ハンバーグをプレゼン合戦!

――笠原さん、五島さんの好きなハンバーグ、オススメのお店を聞かせてください。

笠原さん
笠原さん
「まずは麻布十番の『喫茶&レストラン おもかげ』のハンバーグ。昔、近所に住んでいたことがあってよく通いました。大人な感じの街にあるのに、昭和レトロな喫茶店なんです。店内に懐かしのテーブル型のゲーム機が置いてあります」
五島さん
五島さん
「そこ、絶対いい店だ!」
笠原さん
笠原さん
「いいですよ。シェフがちゃんといて、上品なテイストのハンバーグなんですよ。お店の雰囲気もあいまっておいしかったな。しばらく行けてないんでまた訪れたいです」

笠原さんオススメ「喫茶&レストラン おもかげ」のハンバーグ

甘辛いソースが食欲をそそる「ハンバーグステーキ」(1300円・単品)。プラス200円で味噌汁とライスのセットにできる。1980年(昭和55年)の創業当時から変わらぬ味
洋食が自慢の喫茶店。店内ではオールディーズの洋楽が流れ、麻布十番の老若男女が憩う。木製の古いスピーカーが響かせる音色がなんとも心地よい。初めて訪れても懐かしい!

喫茶&レストラン おもかげ
住所:東京都港区麻布十番2-2-8 クラウンビル1F
電話:03-3453-1668
アクセス:麻布十番駅4番出口から徒歩1分
営業時間:月曜12:00〜19:30ころ、火〜土曜11:30〜21:00(LO20:30)、日曜12:00〜19:00(LO18:30)
休み:不定休

※月曜の食事メニューはハヤシライスとカレーライスのみ提供

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

五島さん
五島さん
「僕は高円寺の『ぽたかふぇ。』のハンバーグ。ギャラリースペースが併設するかわいらしい雰囲気のカフェなので、ちょっとあなどっていたんですが、あまりおいしくて店員さんに『ここで作ってるですかっ!』って思わず聞いちゃいましたよ(苦笑)」
笠原さん
笠原さん
「へぇ~。気になりますね」

五島さんオススメ「ぽたかふぇ。」のハンバーグ

「煮込みハンバーグセット」(930円)。11時~17時のランチ時はプラス100円でドリンク付き
五島さん
五島さん
「阿佐ヶ谷や高円寺周辺のハンバーグ店は、厚みはないけど平べったくて面積がある、僕好みのハンバーグが多いんです。味は絶品とまではいきませんが、なぜか定期的に食べに行ってしまう。“中央線ハンバーグ”にはそんな魅力があります」
陶器に絵を描くポタリーペインティング体験(有料)もできるギャラリーカフェ

ぽたかふぇ。
住所:東京都杉並区高円寺北3-21-5ハイツ・ロイヤル2階
電話:03-5373-8099
アクセス:高円寺駅北口から徒歩約3分
営業時間:11:00~21:00、ランチ11:30~17:00 ラストオーダー20:30
休み:木曜日(祝日の場合は翌金曜)

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

笠原さんオススメ「ステーキハウスB&M」のハンバーグ

ステーキハウスB&Mの「ジャンボハンバーグステーキ(300g)」(1380円・税別)。デミグラスソースが大好物の笠原さん、イチ押しのセレクト
笠原さん
笠原さん
『ステーキハウスB&M』(大井本店、目黒店ほか)のハンバーグも好きなんですが、それ以上にここのマッシュポテトが大好き(笑)」
五島さん
五島さん
「うん。この店はジャガイモにもこだわってますね」
笠原さん
笠原さん
「そうなんです! セットメニューを注文すればサーバーサービスでマッシュポテトのおかわりも自由。ハンバーグの最高のお供です! ぜひ」
こだわりのじゃがいも、北海道産のキタアカリを使用したマッシュポテトなどをそろえるステーキハウスB&Mの「サーバーサービスセット」(単品720円・税別)
笠原さん行きつけ!「ステーキハウスB&M 目黒店」
Yahoo!ロコステーキハウスB&M 目黒店
住所
目黒区下目黒2-24-12 イメージスタジオ109 2F

地図を見る

アクセス
不動前駅[出口]から徒歩約7分
目黒駅[東急中央口]から徒歩約9分
目黒駅[JR東口]から徒歩約10分
電話
03-3495-4129
営業時間
[月~土]18:00~翌2:00(L.O.フード1:00)[日・祝]17:30~翌1:00(L.O.フード24:00)
定休日
無休(元日のみ休み)
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

“ハンバーグ測量士”の五島さんは本業の作業着で登場。私生活では3児の優しいパパだが、家族から家でハンバーグの話題を禁止されているとか。「でも奥さんが作るハンバーグはうまいんですよ」と。愛妻家なんです!

マニアが語るハンバーグ界の未来予想図

――今後、ハンバーグ業界はどうなっていくのか。予想していただけませんか?

五島さん
五島さん
「静岡県内でチェーン展開する『炭火焼きレストランさわやか』のげんこつハンバーグは、すっかり全国区になりましたね。今のハンバーグ界をひっぱっている存在ですが、今、ハンバーグ界で熱いのは地方発のレストラン!」
笠原さん
笠原さん
「僕も最近、『さわやか御殿場インター店』行きましたけど、3時間待ちで(苦笑)」
五島さん
五島さん
「平日なのに、チェーン店なのに、長蛇の列ができるって普通は考えられないですよ。名古屋の『ブロンコビリー』、北関東の『フライングガーデン』、横浜の『ハングリータイガー』といったご当地感のあるハンバーグ・チェーン店は、もともと固定ファンがいますが、『さわやか』効果もあって各店もっとファンを獲得していくと思います」
笠原さん
笠原さん
「『ミート矢澤』に代表されるような焼肉屋さん、お肉のプロが手掛けるハンバーグ、そういう形態の店舗が増えていくと思いますね。A5ランクの黒毛和牛のハンバーグなんて衝撃でした」
五島さん
五島さん
「焼肉同様、ハンバーグもご飯との相性がやっぱり抜群ですから」
笠原さん
笠原さん
「それにハンバーグってみんな好きじゃないですか? 男女問わず、ハンバーグ食べに行こう、って誘っても快く応じてくれる普遍的な食べ物だと思うんです」
五島さん
五島さん
「お、ハンバーグ大使っぽいまとめ方!」
笠原さん
笠原さん
「いやいや(苦笑)。おいしいハンバーグ食べていると会話も弾むんですよね。ハンバーグ大使として、ハンバーグを味わう楽しさをみんなで共有してもらえるような架け橋になりたいと思います。これからもハンバーグをよろしくお願いいたします!
実はプライベートでも交流のある笠原さん(右)と五島さん(左)。2人のプライベートの話題は、ご想像のとおり、やっぱりハンバーグなんです

取材・文=中田宗孝、撮影=神保達也


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Yahoo!ライフマガジン編集部

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