初夏の湘南を満喫!生しらす丼を味わうなら、この3軒へGO!

特集

覚えておきたい、絶品・魚料理の店

2017/05/15

初夏の湘南を満喫!生しらす丼を味わうなら、この3軒へGO!

1月から3月10日までの禁漁期間を経て、5月、今まさしく旬を迎えているのが相模湾のしらす。身の甘み、プリプリながらもなめらかな食感を楽しみたいなら、ぜひ湘南に足を運んで生しらす丼をほお張りたい。「江ノ島」「腰越」「鎌倉市街」のエリア別に、おすすめ店を合計3軒ピックアップする。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

湘南の海を感じてほお張るしらすの格別のうまさ

湘南海岸に面する相模湾では、3月にしらす漁が解禁される。周辺のお店では「生しらす」や「釜揚げしらす」を丼にのせて提供しているが、4月から5月にかけて旬を迎える「春しらす」の時期は、とくにおいしいとされている。ここでは湘南エリアのしらす丼の名店を紹介したい。

湘南の生しらすは、日によって漁獲量に大きな違いがある

\地元の方からの推薦文はこちら!/

北條尚子さん

北條尚子さん

フリーマガジン「海の近く」編集部

北條尚子さん
北條尚子さん
3月になると、相模湾沿岸の住人はしらす漁の解禁に胸騒ぎ。 たとえ漁が始まっても全く獲れない日もあれば、翌日がまさかの大漁だったり、 そのツンデレぶりも、ますます愛おしいのがしらすなのです。 湘南に来て、食堂で「生しらすあります」の幟(のぼり)を見たら、絶対に飛び込むべし。 ねっとりと甘いあの生命力そのものの味は、他の生魚にはない飛び切りのうまさです。

\この店の生しらす丼を食べよう!/

1.「磯料理 江之島亭」(片瀬江ノ島駅)
2.「池田丸」(腰越駅)
3.「鎌倉・懐石 秋本」(鎌倉駅)

1.「磯料理 江之島亭」(片瀬江ノ島駅)

眼下の相模湾を眺めながら
生しらすをかき込みたい!

生しらす丼(1200円・税抜)

江ノ島の目の前、片瀬・腰越の漁港で揚がった生しらすを使用している

創業1898年。100年以上の長きに渡り、地元・相模湾で獲れた魚を料理して提供、来訪者の舌を満たしてきた。江島神社・奥津宮の近くに立地。そのため駅からは多少歩くが、目の前には江ノ島の絶景が広がっている。ベランダ席でいただく生しらす丼は、また格別だ。

\ここがおいしさの秘密/

眼前の海で獲れたしらすだから、鮮度が抜群。相模湾でその日獲れた生しらすをたっぷりと盛りこむ

「江之島亭」の目の前に広がる相模湾。そこで水揚げされたしらすが、丼の上にはのっている。ゆえに鮮度は折り紙付き。また運よく海に面した席に座れれば、収穫された海を眺めながら、しらすをほお張ることができる。「晴れれば、遠く富士山が見えることがあります」と社長の片野肇さんも自慢の眺望だ。

片野肇さん
片野肇さん
目の前の海で揚がった活魚が、何よりのごちそう。また景色もいいので、訪れた方にはゆっくりしていただきたいですね。
4卓しかないベランダ席は大人気。空いていれば本当に幸運といえる
ベランダ席や屋内の海側の席からは、晴れていれば相模湾越しに富士山が見えることも
「新緑の江ノ島は1年で1番、美しい季節かもしれません」。5月の風が吹くベランダ席で心地良さそうに話す、4代目社長の片野肇さん

しらす丼以外にも、地魚を使った料理がそろう。なかでも人気なのがお刺身盛り合わせ。この日は、しらすとタコが地場ものとしてオンメニューした。お酒も「江の島ビール」や「湘南アイランドワイン」があるので、どっぷり神奈川の味に浸るのもおすすめだ。

お刺身盛り合わせ7点盛り(2000円・税抜)。この日はしらすとタコが地場ものとしてオンメニュー。他にもイカ、カンパチ、アジ、マグロ、アワビが
海に面した窓側の席も、開放感がある
江島神社・奥津宮の近くに立地。片瀬海岸側から江の島弁天橋を渡ったあとも多少歩かないとたどり着かないが、とにかく海側の席からの眺望が素晴らしい

江之島亭

住所:神奈川県藤沢市江の島2-6-5
アクセス:
片瀬江ノ島駅出口から徒歩約20分
湘南江の島駅出口2出口から徒歩約24分
江ノ島駅出口から徒歩約24分
電話番号:0466-22-9111
営業時間:
月~金曜10:30~日暮れ1時間前(L.O)
土・日曜10:30~19:00(L.O)
※冬季は1時間早く閉店
定休日:不定休(荒天時休み)

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

2.「池田丸」(腰越駅)

なめらかで滋味深い
身も大きな生しらす

しらす二色丼(1100円)

おすすめは生しらすと釜揚げしらすがのった、こちらの二色丼。しらすのうまみが堪能できる

腰越港のそばで50年近く続く船宿。アカモク漁、釣り客向けの乗合船を運行するほか、大型定置網の現場で水揚げした活魚に血抜き、神経締めを施し、経営する食堂にて最良の状態で提供している。しらすは近隣の漁師から買い付け、しらす丼として出すのに加え、直売もおこなう。

\ここがおいしさの秘密/

大きなしらすを仕入れることで、鮮度をキープする。身が大きいしらすの方が、鮮度が落ちないとされている

池田丸の丼の生しらすは食感がなめらかで、食べた後に生臭さがほとんど口に残らない。磯の香りに、薬味の生姜の風味が重なって、どんどん食欲がかき立てられてしまう。「身の大きいしらすを仕入れているからこそできる味わいなんです」と店主の池田威知朗さんは話す。

池田威知朗さん
池田威知朗さん
常温でしばらく置くと溶けてしまうくらい、しらすは繊細な魚なんです。だからこそ、身の大きいしらすを仕入れる。その方が鮮度が落ちないからです。
店主の池田威知朗さん。最近は海藻のアカモク漁などにも力を入れている
船宿2階にある食堂の窓からは、江ノ島と片瀬海岸が見渡せる
食堂は座敷席がメインだ

食堂では、しらす丼の他にも刺身や煮魚、焼き魚の定食が10数種もそろう。天ぷらなどの一品料理もあり、お酒を楽しむことも可能。船宿店主が確かな目利きでセレクトした魚介をつまんであおる一杯は、湘南来訪の良い思い出となることだろう。

船宿の入り口には、その日の地魚定食メニューが掲げてある
腰越漁港、また江ノ島電鉄・腰越駅からも近い場所に立地する

池田丸

住所:神奈川県鎌倉市腰越2-12-10
アクセス:
腰越駅出口から徒歩約1分
江ノ島駅出口から徒歩約8分
湘南江の島駅出口1出口から徒歩約8分
電話番号:0467-32-2121
営業時間 :11:30~14:30、17:00~21:00(L.O.20:00)
定休日:木曜日の夜(祝日の場合は営業)

口コミ・写真など

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3.「鎌倉・懐石 秋本」(鎌倉駅)

鮮度だけじゃない!
細部までこだわり光る

生しらす丼(1300円・税抜)

2種類の食感、味わいを楽しんでほしいと釜揚げしらすと合わせて提供。温泉卵、赤出汁、香の物も付く

鎌倉駅至近、小町通りを入ってすぐの場所にある。商業ビルの3階という、ややわかりづらい立地ながら、地元・鎌倉の野菜や地魚を使った丁寧な和の味わいが評判で、昼どきは入店まで一時間以上待つことも。こちらの「生しらす丼」は、釜揚げしらすを合わせた二色丼となっている。

\ここがおいしさの秘密/

しらすだけでなく、他の素材にも徹底的にこだわる。付け合わせの温泉卵をのせれば、また違った味わいに

「しらすは毎朝、市内の腰越港の漁師から仕入れます」と社長の高橋元木さん。その鮮度もさることながら、薬味や調味料にもこだわっているため、素材の味わいがより際立つ。温泉卵を割り入れれば、えも言われぬ濃厚なおいしさに。

高橋元木さん
高橋元木さん
ショウガは国産の風味豊かなものを、しょうゆは土佐醤油を使っています。濃厚な味わいの温泉卵は長崎産、またお米も熊本産のヒノヒカリです。
しらすは腰越港のものを毎朝仕入れている
二代目社長の高橋元木さん。料理の腕前のみならず、利き酒師の資格も取得している

「しらす丼と鎌倉野菜の天ぷらを合わせた、『鎌倉づくし』というお食事メニューも人気です」と話す高橋さん。最近では東京の有名シェフも注目する鎌倉野菜だが、それより以前から注目し、献立に組み込んでいたそうだ。高橋さんは利き酒師でもあるため、日本酒のメニューも多彩。和の一品料理も充実しているため、鎌倉散策の合間に杯を傾けに立ち寄りたい。

座敷席でゆっくりくつろぐこともできる
小町通り入ってすぐの商業ビル3階に立地する

鎌倉・懐石 秋本

住所:神奈川県鎌倉市小町1-6-15 アイザ鎌倉 3F
アクセス:
鎌倉駅東口出口から徒歩約1分
和田塚駅出口から徒歩約12分
由比ケ浜駅出口から徒歩約17分
電話番号 0467-25-3705
営業時間 11:00~15:00(L.O) 17:00~20:00 (L.O)
定休日 木曜日

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

取材メモ/旬のしらすをほお張りながら、頭をよぎったこと。それは改めて、湘南の自然は素晴らしいという思いだった。波の音、海の匂い、空の青さで心を満たしてくれるだけでなく、こんな美味までも。もっともっと湘南に通おうと心に決めた。

取材・文/岡野孝次 撮影/原 幹和

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