酒好きアイドルが世にも珍しい「タイ風立ち飲み屋」を体験

特集

アジアごはんで元気になる!

2017/05/31

酒好きアイドルが世にも珍しい「タイ風立ち飲み屋」を体験

まもなく梅雨、そして夏がやってきます。蒸し暑い夜は、スパイシーなタイ料理に、ビールなんていいですよね。ところで、練馬に立ち飲みのタイ料理屋があるとか。立ってタイ料理? 百聞は一見に如かずということで、実際に行ってみようではありませんか。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

本格的なタイ料理を出す立ち飲み店があった

最近では東京のどこでもタイ料理が食べられるようになりましたが、限りなく本場に近い味の料理を出すお店が練馬にあります。それもタイ料理では珍しい立ち飲みスタイルで。

それがこちらです

銀座で働くタイ人がわざわざタクシーに乗って食べに来るほどの本格的な料理を出すのに、なぜかスタンディングスタイル。どうやら一風変わった店だということで、実際に足を運んでみようではありませんか。

練馬駅から伸びる細い路地にあります
酒井瞳
酒井瞳
「よろしくお願いします。お酒は大好きですけど、実は人生初の立ち飲み屋さんなので、楽しみにしてきました!」

今日案内してくれるのは、「食べることも、お酒を飲むことも大好き」という酒井瞳さん。だけど、これまで立ち飲みのお店には入ったことがないといいます。「女性は入りづらい」という先入観を持たれている方も多いようですが、最近では女性一人でも入れる店が増えてきました。

酒井瞳

酒井瞳

タレント

彼女の記念すべき「立ち飲みデビュー」が素敵な1日になりますように。


タイのイサーン地方の料理を楽しもう!

海外に来たような錯覚さえ覚えます

今回訪れたお店は「ひょうたん」は、西武線・都営大江戸線の練馬駅から徒歩3分ほどの場所にあります。周囲には飲食店が多く並びますが、現地の店を模した外観はひときわ目立っています。

さあ入りましょう

店内に入るとまず目に入るのが、所狭しと並ぶ現地のグッズや食料です。聞けば年に数回、わざわざタイまで行って食材を仕入れているとか。

タイでは一般的な調味料が並びます

天井からは珍しい食材がぶら下がっています。まるで駄菓子屋のようにディスプレイされた現地の食材は、購入することもできるのです。

これはカエルの干物。見た目はアレですが意外と美味しいんです

壁一面にメニューが書かれた紙が貼られています。こじんまりとした店ながら、ドリンクは60種類、フードは80種類近くもあり、さらに材料さえあれば、メニューになくても柔軟に対応してくれそうな気配も漂っています。

酒井瞳
酒井瞳
「この雑多な感じがなんだかアジアっぽいですね」
「メニューの豊富さを伝えて」という指示に、なぜか世界地図を指差す酒井さん

この店で提供しているのはイサーン料理です。「イサーン」とはタイ語で「東北」を意味します。文字通りタイ東北部に位置するこの地域の料理は、はっきりとした味付けが最大の特徴です。

手にしているのはメニューのプレート。たくさんありますね

料理は基本的にカウンターにおばんざいのように並べられます。お客さんは目の前に並べられた料理を見て、好きな品を注文します。これらはイサーン地方で普通に食べられている家庭料理だそうですが、さすがに彩り鮮やかです。

メニューに先ほどのプレートが貼られていきます

店内には常に美味しそうな香りが漂っています。タイ料理に欠かせない香辛料の香りにお腹がぐうと鳴ります。「そろそろ飲ませろ」という無言のプレッシャーを酒井さんから感じるのは気のせいでしょうか。取材日は日中の気温が高く、夕方になっても蒸し暑い1日でした。そりゃあ喉も乾きますよね。それでは乾杯しましょう。

タイのビールで乾杯。いい笑顔です
酒井瞳
酒井瞳
「(ゴクゴク)プハーッ!この仕事楽しいです。スタッフの皆さんも飲みましょう」

残念ながらそういうわけにはいきませんが、酒井さんが選んだのは「リオンビール」。さっぱりとした飲み口が印象的な、タイ国内ではメジャーなビールです。ビールが苦手な人でもグビッと飲めてしまう軽い口当たりが印象的です。さあ、どんどん飲みましょう。

人気のメニューを食べてみよう!

フードもきました

料理は店主オススメを3品選んでいただきました。上から時計回りに「ホモガイ」「サイクロウイサン」「ノンガイチューシー」です。

まずは「サイクロウイサン」から
酒井瞳
酒井瞳
「これはソーセージみたいなものですね。酸味があって美味しいな。ビールにあいますね」

次に「ホモガイ」にいきましょう。こちらはひき肉を卵でとじて蒸したもの。日本人に馴染み深い食材の組み合わせなのに、そこにココナッツミルクが入るだけで、一気に口の中がアジアになります。

いい顔をしています。美味しいんですね

「ノンガイチューシー」は手羽中の唐揚げに、レッドカレーソースがかかったもの。上には香草が乗っています。

真っ赤な色が食欲をそそりますよね
酒井瞳
酒井瞳
「なんだか辛そうな色をしていませんか……。実は私、辛いのが苦手なんです」

レッドカレーペーストは赤唐辛子の辛さが特徴ですが、宮崎県出身でチキン南蛮を心から愛する酒井さんにとって、鶏肉をこんな風に味付けするなんて許せない、といった心情なのかもしれません。

でも食べます。仕事ですから
酒井瞳
酒井瞳
「あれ、意外と辛くない……」
いや、やっぱり辛かったです。でも美味しい

どの料理もスパイシーで「さすがタイ料理」と言った感じでしょうか。よく見ると2杯目に突入している酒井さん。確かにお酒が飲みたくなる味付けの料理ばかりです。彼女が選んだのは焼酎の豆乳抹茶割。日本人に馴染みのあるドリンクメニューが混在しているのも嬉しいところです。

「甘・辛・酸がはっきりしているイサーン料理はお酒に合いますよ」

ところで、先ほどから丁寧に料理やお酒の解説してくれているのは店主の岡沼さんです。かつてはタクシー運転手をしていたものの、タイにはまってしまい、脱サラして店を開いたのが7年前。今ではタイ人の奥さんをもらい、厨房では奥さんともう一人のタイの方の2人が働いています。

これはタイの商売繁盛のお守り

タイについて熱く語る岡沼さんの口調からは、「本当にタイが大好きなんだ」という気持ちがまっすぐに伝わってきます。タイ人が現地の食材を使って作る「本物のタイ料理」はもちろん、いつもおしゃれで気さくな岡沼さんのキャラクターもこの店の魅力の一つなのかもしれません。

お店の人気メニュー「パクチー焼酎」とは

と、ここで何かに気がついた酒井さん
酒井瞳
酒井瞳
「あれは一体なんですか?」

よく気づいたね、と笑う岡沼さん。これは名物「パクチー焼酎」。パクチーの根っこを漬け込んだ焼酎はこの店の人気メニューです。瓶に貼られたラベルによると、3カ月前に漬けられたものでした。
「好きな人はこれしか頼まないよ。美味しいからぜひ飲んで欲しいな」

焼酎にパクチーの根っこが漬けられています

タイ料理は好きだけど、パクチーがちょっと苦手という酒井さん。それでも、さっきの辛い料理は意外と平気だったし、今回もいけるんじゃないか、そんな淡い期待を抱きます。

パクチーまみれのジョッキに浮かない顔の酒井さん
酒井瞳
酒井瞳
「パクチー、行きます」
すいません、ダメでした

ジョッキを口にした瞬間、強烈なパクチーの香りが脳天を突き刺します。青い豊かな香りは広大な大草原を思わせます。パクチー好きも思わずたじろぐというほどの壮絶なインパクト。確かに一度ハマったら抜け出せない中毒性を感じさせます。

「すぐ売れちゃうから製造が間に合わないの」と笑いが止まらない様子

パクチーには美容と心を穏やかにする効能があるとされているそうで、「これを飲んでもっともっと綺麗になってね」と岡沼さんは笑います。いつもにこやかでハッピーオーラ溢れる岡沼さんに、酒井さんもつられて笑顔になります。店内に常に笑いが絶えないのは、陽気で明るい店主の人徳なのでしょう。

人生相談と腕相撲

楽しくなってきた酒井さん

ハッピーが溢れる店内で、美味しい料理をつまみにお酒を飲んでいるうちに、ますます愉快な気分になってきた酒井さんは、なぜか恋愛相談を始めます。元アイドルにだって色々と悩みがあるのです。

酒井瞳
酒井瞳
「あんな綺麗な奥さん、どうやって口説いたんですか? 私はずっと彼氏がいないんです」

いきなり恋愛相談が始まって戸惑うかと思いきや、

岡沼さん
岡沼さん
「あなたは可愛いんだから自分からグイグイいけばいいんだよ。僕なんて彼女が途切れたことないよ」

と、意外にも真面目な返事が帰ってきました。「恋愛をすることが元気でいる秘訣だね」と笑う岡沼さん。確かに還暦をすぎているとは思えない若々しさを感じさせます。パクチーをはじめとする身体にいい食材と、素敵な恋をすること。きっとそれがいつまでも若くいる秘訣なのでしょう。

「小さいことにかまうな、自分から行け!」「はい!」

そして、これを食べて元気を出して、と持ってきてくれたのが「ナンピッパヤン」。シャケと唐辛子を和えたもので、この店で一番辛い料理なのだとか。

見るからに辛そうですね

「まあ食べてみて」と勧められて、恐る恐る口にする酒井さん。

ギャー。火を噴いています

「水ください、水ください、水をください!」とうわごとのように繰り返す酒井さんに、マネージャーがすかさずジョッキを差し出します。

「これパクチー!」

アイドルとは思えない表情で抗議する酒井さん。でも、唐辛子などの辛いものを食べると、 脳内麻薬とも呼ばれるβーエンドルフィンが発生するとか。自身の不甲斐ない恋愛経験を思い出して落ち込んでいたのもつかの間、酒井さん、なんだか元気になってきたようです。ピリ辛のタイ料理は人をハッピーにする力を持っているのもかもしれません。

そんなわけで腕相撲をします

実はアイドル界では腕相撲で向かうところ敵なしの酒井さん。今年の1月に開催されたアイドルの大会では、トーナメントを勝ち上がってきたチャンピオンを瞬殺するという離れ業を見せつけました。

ところが岡沼さんはもっと強かった

お酒を飲んでいるのでいつもの力の半分しか出せなかったと悔しがる酒井さん。でも、お酒を飲んで、美味しい料理を食べて、恋愛相談をして、最後に腕相撲までできて大満足。そろそろ取材も終わりですが、スイッチが入った酒井さんは次の飲み屋に繰り出すようです。

男前のポーズで店を後にします

練馬にあったタイ料理の立ち飲み屋。それはタイを愛する人が作った、タイと人に対する愛に満ち溢れた、素晴らしいお店でした。美味しいタイ料理を食べながら、楽しい時間を過ごしたい時は、ぜひ足を運んではいかがでしょうか。彩り豊かな料理が、きっとあなたに元気を与えてくれるはずです。

Yahoo!ロコタイ風立呑 福道
住所
練馬区豊玉北5-22-15

地図を見る

アクセス
練馬駅[A2]から徒歩約2分
練馬駅[中央口]から徒歩約2分
桜台(東京都)駅[北口]から徒歩約11分
電話
03-3992-0406
営業時間
[月~土]11:30~15:00 17:00~24:00[日]17:00~24:00
定休日
無休
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

最後に記念撮影。浪越徳治郎のポーズで

取材・文/キンマサタカ(パンダ舎)、撮影/木村 雅章、モデル/酒井 瞳

\あわせて読みたい/

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

グルメ、おでかけ、イベントなど、ライフスタイルを豊かにする情報を編集部が厳選して紹介します。

RECOMMEND

SPECIAL

SERIES