絶景プロデューサー詩歩が選ぶ「新緑が美しい」絶景スポット3選

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詩歩の絶景さんぽ

2017/05/30

絶景プロデューサー詩歩が選ぶ「新緑が美しい」絶景スポット3選

累計55万部のベストセラーシリーズ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサーの詩歩さんに、日本が誇る「新緑がまぶしい絶景」3つを教えてもらいました。

詩歩

詩歩

死ぬまでに行きたい!新緑の絶景3つ

1.御射鹿池(長野県)
2.名もなき池 通称:モネの池(岐阜県)
3.夢の吊橋(静岡県)

\選んでくれたのは/

詩歩

詩歩

 「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサー

みずみずしい生命力に心洗われる新緑の絶景

新緑がまぶしい季節。お散歩にはぴったりのシーズン到来です。そこで、一度は見ておくべき「新緑の絶景」を累計55万部のベストセラーシリーズ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサーの詩歩さんに教えてもらいました。詩歩さん自ら撮影した絶景フォトとともにご紹介します!

1.御射鹿池(長野県)

鏡のように木々が映り込む
名画に描かれた深碧の池

どこまでが地上でどこからが池なのか…幻想的な反転する深緑の世界。農林水産省の「ため池百選」にも選定されている。秋には紅葉、冬には雪化粧など四季折々の景観を楽しめる

八ヶ岳中信高原公園の中にある「御射鹿池」。農業用のため池ながら、神秘的な美しさをたたえ、日本画の大家として知られる東山魁夷の代表作「緑響く」のモチーフにもなった。池畔にはカラマツやシラカバが生い茂り、青緑に輝く静かな水面に映し出される。

詩歩さん
詩歩さん
「“絶景大国”長野県にある美しい池。水面には新緑が鏡のように美しく映りこみます。オススメの時間帯は、日が昇る前の早朝5時ころ。山中にあるので朝もやがかかってかなり神秘的!」
風のない日を狙うと、水面がさざなみを立てず鏡になるので美しい写真が撮影できるんだとか(画像:茅野市観光協会)

神秘的な美しさに加え、早朝の静寂に包まれた雰囲気も楽しんでほしい、と詩歩さんは言う。

詩歩さん
詩歩さん
「空気がピーンと張った朝の静けさに、心が澄んでいくんです。山の中にあるので寒さ対策はしっかりと。この時期は油断して薄着で出かけてしまいますが、上着はぜひ持っていってください!」

2.名もなき池 通称:モネの池(岐阜県)

鮮やかな睡蓮が美しい
絵画のような絶景

 

クロード・モネの描いた連作「睡蓮」の絵画を思わせることから通称「モネの池」と呼ばれる。透き通った美しい池にはカラフルな睡蓮が浮かぶ。もともとは根道神社のほとりにある名もなき池だったが、近年ネットで「美しすぎる」話題になり、今では海外からの観光客も訪れるとか。

詩歩さん
詩歩さん
「まるで『動く絵画』と呼びたいほど、美しい池です。地元の方いわく、新緑の頃が一番美しいとか。これからの時期はちょうど睡蓮も膨らみ始め、バックの新緑も美しく、よりフォトジェニックな写真が撮影できます」   
詩歩さんが訪れたのは午後で、エメラルドグリーンのような池だったとか。「日光の当たり具合によって池の色ってすごく変わるんです」(詩歩さん)

鯉の模様までしっかり見えるほど澄み渡っているのは、池が湧水でできているから。バクテリアが育たず高い透明度が保たれるのだという。

詩歩さん
詩歩さん
「また、湧き水は水温が一定のため、睡蓮の葉が枯れて腐らず紅葉したまま止まり、池をカラフルに彩ります。ハートの形をした葉っぱがたくさん浮かんですごくかわいいですよね。画像加工なしでも誰でも美しい写真が撮れる場所です」
まだ「モネの池」として有名になる前から地域住民たちにより大切に守られてきた。大雨になると泥が流れ込んでしまうため、それをせき止める作業などは地域の方たちのボランティアで行われている

ボランティアの方たちが愛情を込めて保全活動を行っているエピソードや、神社のふもとという場所柄もあり、心が洗われるような絶景。ぜひ神社にお参りがてら、おさい銭を感謝の気持ちでお供えしてもいいかもしれない。

詩歩さん
詩歩さん
「地域の方たちが守ってきた池を見せていただくので、マナーはしっかり守りましょう! 当たり前のことですが、ゴミは持ち帰るなど『来た時よりも美しく!』の精神で。マナー違反やルール違反が増え、立ち入り禁止区域になってしまったスポットもあります。マナーやルールをしっかり守り、いつまでもみんなで絶景を楽しみたいですよね」

3.夢の吊橋(静岡県)

美しく青き湖にかかる
秘境の吊り橋

(画像:川根本町まちづくり観光協会)

南アルプスの山々に抱かれた緑深い寸又峡渓谷の大間ダム湖にかかる「夢の吊橋」。長さ約90メートル、高さ8メートル吊り橋の下にはコバルトブルーに輝くダム湖が広がり、新緑の季節には緑のグラデーションが楽しめる。

詩歩さん
詩歩さん
「湖はその日の天候によりが変わり、晴れているとエメラルドグリーンに輝きます。吊り橋のフォルムも美しい弧を描いてとてもフォトジェニック。旅行口コミサイト『トリップアドバイザー』でも『死ぬまでに渡りたい、世界の徒歩吊り橋 10選』に選ばれているほど」

高さ8メートル、長さ90メートルの吊り橋は道幅が狭く、隙間からダム湖が丸見え…。すがすがしい絶景とともにスリルも楽しめるんだとか。

詩歩さんは吊り橋を渡りながら足元を撮影!「日頃、絶景のためにもっと高いところに行っているのでこれくらいじゃあビビりません(笑)!」(詩歩さん)
詩歩さん
詩歩さん
「鉄橋のようにしっかり固定された橋ではないので、1度に渡れるのは10人まで。橋の真ん中の道幅が少しだけ広くなっており、前方からやってくる人とのすれ違いポイントになっているので、すれ違う時はちょっとスリリング
冬に訪れた際の詩歩さんの写真。監修ムック本の表紙にも選ばれた絶景中の絶景だ。「写真は手前から撮影して、バックに湖と吊り橋の曲線を撮影するのが◎」(詩歩さん)

さらに、橋の真ん中で恋にまつわるお願い事をすると、その願いがかなうというロマンチックな伝説も。秘境の中にある吊り橋だが、現在では全国から観光客が殺到し、混雑時には一方通行のみになっているという。

詩歩さん
詩歩さん
「早朝は空いていますし、近くの寸又峡温泉も大自然に囲まれた名湯として有名なので、前泊してハイキングがてら楽しむのがおすすめです!」

神秘的な癒やしの絶景グリーン。週末のごほうびに出かけてみてはいかがですか?

写真=詩歩 構成=Yahoo!ライフマガジン編集部

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