有名大学で広がる「浴衣デー」って?上智大ミスソフィアが解説!

特集

この夏、浴衣を楽しむ。

2017/07/04

有名大学で広がる「浴衣デー」って?上智大ミスソフィアが解説!

上智大学を筆頭に都内の大学に広まりつつある「浴衣デー」は、7月7日に浴衣で登校する年に1度のイベント。日本文化をつなぐこの取り組みは、どうやら若者の浴衣ブームを後押ししている模様。今日は2016年度のミスソフィア・上智大3年の天野一菜さんが、浴衣デーについて教えてくれました。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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\ミスソフィアがレクチャー/

2016年度のミスソフィア・天野一菜(あまの・いつな)さん。現在、上智大学外国語学部3年生。かわいらしい見た目とは裏腹に、高校時代は山岳部の部長を務めるなどアクティブな一面も

上智大学発「浴衣デー」は若者の和装ブームの到達点か起爆剤か

上智大学を筆頭に都内や全国の大学に広まりつつある「浴衣デー」は、7月7日の七夕に浴衣を着て登校する学内イベント。上智大では昨年に約2000人が参加したといい、イベントを通して日本の伝統文化をつなぐと同時に、じわじわと若者の浴衣ブームも後押しされているようだ。

今日はミスソフィア・天野一菜さんが、浴衣でキャンパスを巡りながら本イベントについて教えてくれた。ひと足早い“おひとり浴衣デー”の様子をお届けします。

■というわけで、四ツ谷駅でミスソフィアと待ち合わせ

6月某日、四ツ谷駅前にて待ち合わせ。あいにくの空模様だったが、天野さんの周りは快晴ばりのキラキラオーラであふれていた

\ひときわ目を引く浴衣美女を発見!/

天野さ〜ん! こんにちは〜!

雨降る駅前、ひときわ目を引いていた天野さん。白地にツバキを配した浴衣が上品ですね〜! ツバキの葉と同色の緑の帯をあわせたスタイリング、とっても華やかです!

天野さん
天野さん
はじめまして! 2016年度ミスソフィアの天野一菜です。ではさっそく、キャンパスへ向かいましょう!

■キャンパスへの通学路を歩きつつ、
これまでの浴衣デーについて聞いてみた

上智大学へと続くソフィア通り
天野さん
天野さん
「浴衣デーは毎年参加していますが、当日はお祭りのようなにぎわい。女子も男子も、みんなが浴衣を着てキャンパスにいるっていう非日常的な光景にわくわくしましたね。浴衣の販売も行われるので、マイ浴衣を買っている子も多かった

主催するのは、2011年の5月に設立された学内のサークル「nexnect(ネクスネクト)」。創設者は留学生との交流など、学内での支援やきっかけが少ないモノゴトに対し課題意識を持っていたといい、ソフィアン(上智大生)の目線でそれらの解決策を提案することで、大学のさらなる活性化を目指し活動。(う〜ん、やっぱり上智大生は頭が良さそう!)

今や多くの人が注目する上智大の浴衣デーは、大学の100周年記念行事として行われたのがはじまり。代表の城戸さんは「好評だったので今後も続けようとなり、主宰者から運営を引き継ぎました」と語る。

こちらが昨年の様子

浴衣デーをきっかけに、浴衣でお出かけする若者が急増!?

浴衣姿のソフィアンたちでにぎわう学内。「浴衣デーの目的は主に3つ。学生間の交流の活性化に加え、上智大学のイメージアップへの貢献、そして学生の日本文化体験です」(城戸さん)
城戸さんによれば「開催は毎年7月7日の七夕。短冊がかけられる笹を設置するなど、さまざまなイベントを行っています」とのこと

浴衣デーは今年で5回目。当日はラムネの配布や茶道部による日本文化体験など、浴衣を着て楽しめるさまざまな催しが開催される。学内では6月ころから「今年はどうする?」などと話題になりはじめるんだそう。

天野さん
天野さん
「みんなでわいわい楽しむのはもちろんですが、実際に何かをやってみるきっかけになるんですよね。私のまわりでも、京都などの旅行先を浴衣で巡ったり浴衣を着て浅草で遊んだりと、普段から浴衣をたしなむ子たちがぐっと増えました。ハロウィーンのような感覚で浴衣を身近に感じたことで、だんだんとブームになってきているのかも
昨年の浴衣デーは、レトロなあじさい柄の浴衣で参加。「今日は現代風のビビッドな色味も取り入れてみましたが、やっぱりシンプルなデザインはザ・浴衣って感じ。次は濃い赤がベースの和柄に挑戦したい」(天野さん)

天野さん自身は、浴衣デーを通して「浴衣はちょっとめんどくさい」という考えも、がらりと変わったという。「着物より着付けも手軽だし、髪もささっとまとめればそれっぽくなる。浴衣デーがなかったらお祭りやお出かけのときに絶対着なかったと思うんですが、抵抗がなくなりました」(天野さん)。

天野さん
天野さん
「それに、浴衣って涼しいし楽なんですよ。一日楽ちんに過ごせるから、浴衣デーのあとに納涼船や東京ディズニーランドへ行ったりと、それぞれの浴衣ナイトを楽しんでいます。イベントを通して、浴衣で出かけることへのハードルが下がりましたね!

そうこうしているうち、大学正門に到着!

ミスソフィアによる“おひとり浴衣デー”!

浴衣でキャンパスをご案内

天野さんのキラキラオーラで雨もあがった。正門上に掲げられている校章は「鷲」。真理を目指して力強く羽ばたく、という学校の理念が表現されており、表面には「真理の光(Lux Veritatis)」の頭文字が
天野さん
天野さん
「ここが上智大学です! 現代的な建物のほか、レンガ造りのレトロな校舎も多い。ちなみに英名はソフィア・ユニバーシティですが、由来はギリシャ語の”ΣΟΦΙΑ”( 人を望ましい人間へと高める最上の叡智、という意)なんです」
「レトロな雰囲気の一号館は、とってもフォトジェニック。浴衣デーの日も、校舎の周りで写真を撮る人が多いですね」(天野さん)
ソフィア祭2017実行委員会に所属する後輩の佐々木さんにばったり! ミスター&ミスソフィアコンテストを主宰するのも彼ら。「今年はどんな感じ?」と天野さんも気になっている様子
浴衣デーの告知ポスターを発見!

当日は着付師による着付けや浴衣の販売も実施される。「学校をあげてサポートしてくれています。実家が呉服屋の卒業生のご好意で、浴衣を手ごろに買えるんです。私は持っていたので、着付けだけ学校でお願いしました」と天野さん。

当日は販売・着付けも行うので、手ぶらで気軽にに参加できる。着付けは大学内の着付けサークル「和心。」と着物や浴衣文化を若い世代に伝えている千代田区のボランティア団体「なでしこフレンズ」によって行われる
天野さん
天野さん
「学内で買うほかに、浴衣レンタルを活用する子も多いです。私も今日は、浅草の浴衣レンタル店で着付けてもらいました! 浅草周辺にはかんざし専門店や川床にある「LYURO清澄」など、浴衣で行ってみたかったお店がたくさんあって…。少し遠かったけど、ついでに立ち寄ってきちゃいました〜!」

その模様は後ほど! 続いては学食に潜入しました!

学食で普段のキャンパスライフを伺うことに…

本年度のミスター&ミスソフィアもチラ見せ!

二号館学生食堂にて話を聞いた

ミスソフィアに選ばれてから、毎日がより充実しているという天野さん。そして忙しいながらも、趣味の街歩きは欠かさないという

「外に出るとリフレッシュになるし、新しい情報に触れるのが好きで。SNSで見つけたかわいいかき氷のお店とか、気になる場所にはすぐ出かけてみます。居酒屋なんかのSNS映えしなさそうなスポットでも(笑)、楽しそうだなと思ったら行動していますね」と楽しそうに語る。

「もともと働くことが好きだし、高校時代に山岳部で鍛えていたので体力には自信あり。いろいろ詰め込んでも大丈夫なのは、そこで培った力があるからかな」と天野さん
天野さん
天野さん
「ミスソフィアになってからモデルのお仕事も増えたので、撮影して学校行って、バイトして、帰って課題をこなしてと、毎日大充実です!」

天野さんの勉強グッズはコチラ!

通学バッグは大きめ!
天野さん
天野さん
「いまは教科書よりパソコン&レジュメを使うことが多いので、A4サイズがすっぽり入るカバンを愛用しています」
学校オリジナルのクリアファイルに、ペンケースは細めのシンプルなもの。さすが帰国子女、さり気ないメモも味があります
浴衣デーのひとコマを再現!

\ミスター&ミスソフィア候補者/
お披露目リハに潜入!

応募は毎年20〜40人、今年は約40人が集まったという。投票へと進むのは、書類審査と一時面接、自己PRを含む最終面接をくぐり抜けた男女各5人

取材中、ちょうど学校内では本年度のミスター&ミスソフィアのお披露目リハーサルが行われていた。見た目だけでなく内面も美しいのがミスソフィア。審査ではどんな学校生活を送っているか、話し方や対応力、何を発信できる人なのかなど、学校の顔になる資質を見ているとのこと。

ミスター&ミス、それぞれ5人の候補者がお披露目されるのは今月5日。ここから投票やポスター撮影など、本格的に候補者としての活動がスタートする。

天野さん
天野さん
「去年を思い出して私までどきどきしてきちゃう…ちょっとだけ、後輩の様子をのぞいてきました! ソフィア祭実行委員会のSNSやHPでもお知らせされるので、当日を楽しみにしていてください!」

最後にひと足早く、七夕の願いを短冊に込めてもらいました!

天野さんのお願いは「就活がうまくいきますように」。今年の夏はインターンで大忙しなのだそう

日本の伝統文化を肌で感じられる浴衣デー。現在は上智大学を筆頭に、青山学院大学など他大学にも広まりつつある。

また、上智大学の浴衣デーは毎年コンセプトが決まっている。今年度は「浴衣というファッションを通じて自己表現をしてもらう」というもの。今より大人っぽくなりたいからシックなデザインを着てみたり、好きな人好みのカラーを取り入れてみたり…どんな思いでこの一着を選んだか。その気持ちを浴衣で表現することで、自分自身について考えるきっかけにもなりそうです。

今年のテーマは「自己表現」。あなたはどんな一着を選びますか?
七夕まであと少し…。みんなの願いが叶いますように

これから浴衣は、もっと身近に。お出かけをより楽しくさせてくれるファッションとしても広まっていく予感がします。次の休みは、気になっていたスポットで浴衣デーを楽しんでみませんか?

Yahoo!ロコ上智大学 (四谷キャンパス)
住所
千代田区紀尾井町7-1

地図を見る

アクセス
四ツ谷駅[麹町口]から徒歩約5分
四ツ谷駅[1]から徒歩約6分
麹町駅[2]から徒歩約6分
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

ミスソフィアが浴衣でおでかけしたいスポットを紹介!

1.「浅草新仲見世 かんざし屋wargo」

浴衣を着て、マイかんざしもゲット!

天野さんが「立ち寄った」と話していたのは、かんざし専門店の「浅草新仲見世 かんざし屋wargo」。そういえばかんざし、かわいかったですよね! ここには日常使いもできるようデザインされたかんざしが約600種そろう。飾りの付いた真鍮製や木のものなど、素材や形もさまざまだ。

天野さん
天野さん
「ここ、来てみたかったんですよ〜! かわいい〜!」
一番人気のトンボ玉が付いたかんざし(3672円)。浴衣を着て訪れる人も多いといい、夏は金魚や朝顔柄が人気。お手入れはメガネ拭きなどの布で
毎月3〜4種の新作も登場。刺し方は店頭のウイッグを使って教えてくれる
天野さんが選んだのは、朝顔柄のトンボ玉付きかんざし(3672円)と、ひしゃくと金魚のモチーフが付いた真鍮製のかんざし(1万5012円)! 2個付けするとシンプルな髪も華やかに
天野さん
天野さん
「刺し方は思いのほか簡単! ヘアゴムより跡が付きにくいし、授業や食事の際にさっと髪をまとめられて便利です。浴衣の時だけでなく、普段のおしゃれアイテムとしてコレクションしたいなぁ」

浅草新仲見世 かんざし屋wargo
住所:東京都台東区浅草1-32-3
電話:03-3845-6331
時間:10:00~19:00
アクセス:浅草駅6出口から徒歩約1分

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

天野さんがレンタルした店はここ!

「着物レンタルVASARA 浅草店」

雨模様だったので、傘も借りちゃいました♪(540円)

そして天野さんが着付けをお願いしたのは、着物&浴衣レンタル店「着物レンタルVASARA 浅草店」! 鎌倉や京都にも店舗を構える同店は、プランを3段階から選べるのが魅力だ。

天野さん
天野さん
着付けの最終受付が17時と、学校が終わってから来られるのもいい!
「お店もおしゃれで、気になっていたんです」と天野さん。返却締め切りが22時まで(17時半以降の返却は一人プラス980円)と遅めなのもうれしい

店内には約2000種の浴衣が! プランは手軽な「浴衣 スタンダード」から新作を含む「浴衣 ワンスター」、すべて新作から選べる「浴衣 ツースター」の3つ。ヘアセットは1080円~で、シンプルなお団子なら無料でまとめてくれるというから驚き

天野さん
天野さん
「お手ごろですよね〜。今日は『浴衣 ワンスター』プランに、無料のヘアセットをお願いしましたよ! 全プランに帯と浴衣用肌着、かご巾着(バッグ)、下駄、かんざしが付いてきます。プラス540円で帯締めも追加できますよ」
プランは「浴衣 スタンダード」(3456円)、「浴衣ワンスター」(4860円)、「浴衣 ツースター」(5940円)の3つ
上記の料金はVASARAホームページに事前オンライン決済の場合。現金の場合はスタンダードから順に4536円、5940円、7020円。「古典柄からビビッドカラーまで、さまざまな浴衣を前に天野さんも真剣!

着物レンタルVASARA 浅草店
住所:〒111-0032 東京都台東区浅草2-1-3
電話番号:03-5577-5882
営業時間:9:00〜22:00
定休日:なし
アクセス:東京メトロ浅草駅出口1から徒歩3分、東武スカイツリーライン浅草駅出口6から徒歩2分、都営浅草線浅草駅A5出口から徒歩4分、つくばエクスプレス浅草駅出口1から徒歩9分

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

取材メモ/撮影中は天野さんのオーラに癒やされっぱなし。かわいらしいだけでなく、芯のあるステキな女性でした。じわじわと広まってきている浴衣ブームですが、夏もこれからが本番。ビアガーデンや夏祭りなど、さまざまなマイ 浴衣デー を企画してみてくださいね!

取材・文=金城和子 撮影=齋藤ジン


\浴衣を着たくなったあなたへ/

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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