盛岡の市民食! コッペパンに好きな具を選べる「福田パン」

特集

全国ご当地グルメ(岩手県編)

2016/04/05

盛岡の市民食! コッペパンに好きな具を選べる「福田パン」

盛岡市ではその名を知らない人はいないとまで言われる「福田パン」。町のパン屋さんの風情漂う同店が提供する、好みの総菜やクリームを挟んで味わうコッペパンが、長きにわたり地元の人々の胃袋をつかんで離さない。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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学生の胃袋を満たしたコッペパンが市民の味へ

1948年創業の「福田パン」。今では盛岡市で圧倒的な人気と知名度を誇る同店だが、その火付け役となったのがコッペパンの販売だった。

それは創業から間もなくのこと。岩手大学の売店用に、学生のおなかを満たすための大きなコッペパンを開発した。当時はパンだけでトッピングはなし。その後、岩手医科大学や近隣の高校でも販売がスタートする一方で、店舗ではコッペパンにトッピングする今のスタイルが開始された。

とはいえ、当時は物が手に入りにくい時代。仕入れに限りはあったが、その中で少しずつレパートリーを増やしていった。

スタッフの元気さと明るさは、もう一つのトッピングだ。作ってもらったばかりのパンを食べられるイートインコーナーもある

以降は、学校だけでなくスーパーなどにも卸し徐々に流通を拡大。近年はメディアに取り上げられるなど、人気は留まることを知らない。少し硬めのソフトフランスパンから始まり、時代の変遷と共にその食感は変化し、現在は程よい歯応えとやわらかさを兼備したコッペパンに。学生、主婦、サラリーマンがランチとして購入したり、実家へ帰省するファミリーがおみやげとして10個単位で購入したりと、地元の味として広く定着する。

おみやげ用などに1度に10個以上注文する客も少なくないという。手前は一番人気の「あんバター」(159円)

酵母の発酵がパンにほのかな甘味を加える

自社工場で作るパンには、創業以来秘伝の酵母発酵というひと工夫がなされている。それによって、多くの人の舌をとりこにする、ほのかな甘みのあるパンとなるのだ。

また、トッピングの楽しさもはずせない。たっぷりのあんことバターが塗られたあんバターや、野菜サンドなど、トッピングの種類は50以上に及ぶ。2種類を選んで注文し、自分好みを味を試せるのも魅力的だ。「地元の小学生が福田パンを自由研究の題材に選んでくれて、商品提案をしてくれました」と福田潔社長。そのことからも、いかに福田パンが小さいころから親しまれ、暮らしに密着した物であるかがうかがえる。提案されたパンは、岩手町の春キャベツと南部かしわという鶏を使ったもので、今春限定で販売を予定しているという。

パンのおいしさはもちろん、どんなに有名になっても、常に子供から大人が気軽に集う“町のパン屋”であり続ける姿勢、それこそが「福田パン」が長く愛される理由だろう。

大きな看板が目印となる長田町本店。店舗は昔ながらの小学校の校舎を思わせる造りになっている
Yahoo!ロコ福田パン 長田町本店
住所
岩手県盛岡市長田町12-11

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アクセス
上盛岡駅[出口]から徒歩約10分
盛岡駅[北口]から徒歩約11分
仙北町駅[出口]から徒歩約38分
電話
019-622-5896
営業時間
月~日 07:00~17:00
定休日
無休
口コミ・写真など

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