市民に長く愛されてきた群馬県前橋市の老舗料理店をご紹介

2017/07/17

市民に長く愛されてきた群馬県前橋市の老舗料理店をご紹介

群馬県前橋市は、明治から大正にかけ詩人、作家、画家などを数多く輩出したまち。彼らの作品をテーマにつくられた老舗フレンチレストランや、竹久夢二や西條八十らが訪れた老舗料亭は今なお市民に愛され続けている。料理とともに歴史を感じられる空間を訪れた。

中広

中広

朔太郎の愛した風景と詩情を
凝縮したフレンチレストラン

郷土から多くの詩人を輩出した前橋市。代表格が、明治から大正にかけて活躍した萩原朔太郎だ。前橋の北曲輪町(現在の千代田町)に生まれた朔太郎の、口語を用いた抒情的で深い思索を伴う作品はいまも人気が高い。

朔太郎の詩の一遍に、フランスへの憧れをうたった「旅上」がある。これをテーマにつくられたのが、敷島公園そばにある創作フランス料理レストランの「朔詩舎」だ。

牛フィレ肉を玉葱と赤ワインでマリネし蒸し焼きに、クラシカルな赤ワインソースで

大正期は日本に西洋文化が流れ込み、和と洋が調和した独特の文化が形成された時期。店内に一歩足を踏み入れると、そこには朔太郎や彼が生きた時代の「異国への憧憬」に溢れた世界が広がる。深い飴色をした調度類は、日本各地や海外から取り寄せたアンティークだ。最初に通されるのは、朔太郎の初版本や写真などが並ぶ奥の一角。書斎と名付けられたこの席で、客はまず一服する。

「ここで落ち着いていただいてから、お席にご案内します」と話すのは総支配人でありシェフの田村尊信さん。書籍だけでなく肉筆の書簡や、2016年10月に発見された、朔太郎の最初の結婚式写真などが飾られている。朔太郎の娘・葉子さんや、孫・朔美さんと交流を深めてきたなかで譲り受けた、貴重な品も少なくない。

総支配人 田村尊信さん
総支配人 田村尊信さん
「料理の名前は、すべて朔太郎の作品から付けています。クラシカルなフレンチをベースにした、お箸でも召し上がれる和テイストを加えた創作フレンチです。秋から冬にかけては、体を温める赤ワインやクリーム系の煮込み料理が中心です」
朔詩舎では、11月下旬よりイルミネーションを点灯。柔らかい光に包まれ、幻想的な雰囲気が楽しめる

日ごとに装いを変える敷島。日常を離れた、小さな旅の気分を味わいに出かけてはいかがだろうか。

Yahoo!ロコ現代仏蘭西料理 朔詩舎
住所
前橋市岩神町4-15-5

地図を見る

アクセス
群馬総社駅[出口]から徒歩約38分
中央前橋駅[出口]から徒歩約38分
城東駅[出口]から徒歩約45分
電話
027-234-2444
営業時間
11:30~15:3017:30~21:30
定休日
月1回 月曜日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

夢二や文士たちも訪れた
歴史と格式を兼ね備える名店

料亭「三翠楼 松し満」は1928(昭和3)年創業。四季の食材を生かした懐石料理と行き届いたもてなし、竹久夢二西條八十などが訪れた店として知られる老舗料亭だ。夢二が伊香保や榛名へ出掛けるときには、松し満で一泊してから行くこともあったほどひいきにしており、その縁で譲り受けた夢二自筆の掛け軸や絵が、さりげなく部屋を彩る。「夢二が来たときには、ウォッカを出していたようですよ」と代表取締役の打越正宏さんが教えてくれた。

これぞ日本料理の粋。季節を写し取ったかのようなあしらいが目にも嬉しい

格式も高く、「前橋の年配の方は、ほとんどうちで結婚式を挙げたのではないでしょうか」というほど。月、火、水、土のみ営業のランチもおすすめ。※要予約

和の落ち着きを持ち、きりりとした店構え
Yahoo!ロコ松し満
住所
前橋市千代田町3-9-10

地図を見る

アクセス
中央前橋駅[出口]から徒歩約6分
城東駅[出口]から徒歩約14分
前橋駅[北口]から徒歩約17分
電話
027-231-2320
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

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