日本三大祭り「天神祭」で夏のスタートをめいっぱい楽しもう

特集

夏の大阪は、にぎやかな街がさらにアツくなる!

2017/07/16

日本三大祭り「天神祭」で夏のスタートをめいっぱい楽しもう

夏の大阪といえば「天神祭」。毎年100万人以上が訪れる夏の風物詩だ。祭りは6月下旬から始まっているが、クライマックスでもある「陸渡御」や「船渡御」が7月25日(火)に行われる。情熱的な大阪がさらにアツくなる「天神祭」の見どころと、祭りを楽しむポイントをチェック!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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日本三大祭り「天神祭」とは?

「天神祭」は、京都の「祇園(ぎおん)祭」、東京の「神田祭」と並ぶ日本三大祭りの一つに数えられている日本有数の祭り。大阪天満宮が創建された翌々年、天暦5年(951年)に始まった。起源は社頭の浜から神鉾(かみほこ)を大川(旧淀川)に流し、流れ着いたところを神様の休憩場所である仮設の御旅所とする鉾流(ほこながし)神事。以後、年に一度神様は御旅所に渡御されることとなり、これが「天神祭」として今に残っている。

行事は6月下旬から7月25日まで約1カ月に渡って行われるが、一番盛り上がるのは7月24日(月)の「宵宮」25日(火)の「本宮」。特に25日(火)は大阪の中心街と大川が「陸渡御」「船渡御」「奉納花火」などの行事でアツく盛り上がる。

\ココに注目!/
・約3000人が大行列「陸渡御」
・華やかな水上パレード「船渡御」
・夏の風物詩といえばコレ「奉納花火」

約3000人の大行列が大阪市内を練り歩く「陸渡御」

催太鼓を筆頭に、列を先導する猿田彦獅子舞、最後を飾る鳳神輿(おおとりみこし)玉神輿まで総勢約3000人が渡御列を作り大阪市内を約3キロ練り歩く大阪天満宮大門を出門し、御堂筋中央公会堂前中之島公園を通るルートで移動、天神橋北詰より乗船し、水上での「船渡御」が始まる。

商店街を勢いよく駆け回る獅子舞。傘踊りなど多彩なパフォーマンスも繰り広げられる
鉦(しょう)と太鼓でお囃子(はやし)を打ち鳴らす地車
地車の前ではお囃子に合わせて、「龍踊り」が踊られる
大行列は第一陣から第三陣まで分かれており、神輿は最後の第三陣で出発する

約100隻の船が川を埋め尽くす「船渡御」

講社(こうしゃ)と呼ばれる団体ごとに船に乗り込み、天神橋北詰をスタートして大川を北上、飛翔橋の先でUターンしながら水上をパレードする。出陣するのは大川上流より約50隻、下流より約50隻、合計約100隻。船の上では大阪に古くから伝わる手拍子「大阪締め」「だんじり囃子(ばやし)」が飛び交い、川岸でともる篝火(かがりび)や提灯(ちょうちん)のあかりと相まって、夜が更けるにつれ祭りの雰囲気が盛り上がる。

夕暮れ時に「船渡御」がスタート。一団を乗せた船は勢いよく大川を航行する
川岸に集まった見物客は次から次へと流れてくる船の様子を見守る
陽が沈み辺りが暗くなって提灯や篝火によって船が照らし出されると、夕暮れ時とはまた違った風景を楽しめる

\もっと詳しく知りたい!/
大阪天満宮の糸数昌史さんに「船渡御」の穴場スポットを教えてもらいました!

糸数さん
糸数さん
『船渡御』の当日は、天神橋や天満橋付近は大変混雑します。『船渡御』をゆっくりご覧になりたい方は源八橋か都島橋あたりが狙い目です!」

「船渡御」を見ながら楽しみたい! 川の両岸から打ち上がる「奉納花火」

「奉納花火」は、「船渡御」が行われている19時30分から始まる。花火は大川の左岸側の桜ノ宮公園右岸側の造幣局より合計約5000発が打ち上がる。左右から連発される打ち上げ花火を「船渡御」の船と一緒に見て、大阪の夏を存分に感じたい。

大阪市内をバックに次々に花火が打ち上がる
大阪市内の夜空に大輪の花が咲く
大川付近からは花火とともに「船渡御」の様子も楽しめる

番外編 もっと「天神祭」を楽しみたい!

その1:ギャルみこし

「大阪締め」をしながら神輿は商店街を練り歩く
威勢のいい掛け声とともに女性のパワーが観客に伝わる

1981年に、地域振興と大阪文化の高揚、明るく楽しい街づくりを目指して始まった「ギャルみこし」正式名称は「天神祭女性御神輿」で、担ぎ手は公募で集まった80名によって構成されている。23日(日)12時〜17時、女性たちに担がれた神輿は、天神橋筋商店街を威勢のいい掛け声と「大阪締め」とともに巡行する。「ギャルみこし」が行われるのは23日(日)だが、24日(月)、25日(火)にも天神橋筋商店街で商店街の人たちと神輿を担ぐ行事が予定されている。

その2:グルメ

「船渡御」が行われる川岸には露店がずらりと立ち並ぶ

\食べ忘れ注意!/
お祭りと一緒に楽しみたいものといえば、やっぱりグルメ。大阪天満宮の糸数昌史さんにおすすめのグルメを教えてもらいました!

糸数さん
糸数さん
『天神祭』といえばハモです。湯引きや蒲(かば)焼きは絶品天神橋筋商店街の居酒屋などで食べられます。それから、キクラゲの天ぷら練り物の天ぷらもおいしいですよ! 商店街や川沿いの公園には、たくさんの露店が出ます。大阪の定番、たこ焼きお好み焼き焼きそばなどおいしいものがたくさんあります」

\もっと詳しく知りたい!/
最後に大阪天満宮の糸数昌史さんに「天神祭」の見どころを聞きました!

糸数さん
糸数さん
天満宮境内では、にぎやかな、『だんじり囃子』『陸渡御』、『船渡御』に出る前の神輿催太鼓などをご覧いただけます。祭りは商店街や川など広範囲で行われるので、パンフレットなどを持って計画的に移動をしてください。『天神祭』には100万人以上の人が来ますので大変混み合います。時間には余裕を持ってお越しください」
かつては70輌(りょう)ものだんじり(地車)がひかれていたが現在は1輌だけ。「天神祭」唯一のだんじりと、それにあわせて演奏されるだんじり囃子は必ず見たい

天神祭

場所:大阪天満宮とその周辺
開催期間:6月25日(日)〜7月25日(火)
※「宵宮」は7月24日(月)、「本宮」は25日(日)
※「ギャルみこし」は7月23日(日)12:00〜17:00
※イベントの詳細は公式ホームページをご覧ください。
公式ホームページ:http://www.tenjinmatsuri.com
電話:06-6353-0025(大阪天満宮)

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

大阪天満宮

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

取材メモ/日本三大祭りの一つでもある「天神祭」。「陸渡御」から「船渡御」、さらには「奉納花火」まで1日で行われるなんて、かなり内容の濃い祭りですね。「船渡御」は大阪天満宮の糸数さんに教えていただいた穴場スポットで見れば間違いなし! ここで穴場スポットを紹介したが故に人が集中しすぎないか心配ですが…(笑)。「天神祭」は平日の開催ですが、夏休みを取って大阪に行くのもいいかもしれませんね。

取材・文=佐々木悠(シーアール)

※各イベントの写真は全て過去の開催時のものです。

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