外食産業の本気を見よ。チェーン店の絶品チャーハン3選

特集

チャーハンに、恋い焦がれて。

2017/08/23

外食産業の本気を見よ。チェーン店の絶品チャーハン3選

チャーハンが食べたい。そう思ったときは近場のチェーン店に行くことも多いはず。どうせだったらおいしいものを食べたいですよね。今回はその中でも特に評判のいいチェーン店のチャーハンを3つ紹介します。独自の取材でそのおいしさを解き明かしてしまいますよ。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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チェーン店のチャーハンは美味しい!

チャーハンはおいしい!

チェーン店のチャーハンに対して、ちょっと冷たい視線を送っていませんか。それは違います。大企業が本気で美味しさを追求しているから、本当においしいんです。チャーハンはどの店だって人気メニュー。ここで評判を落とすわけにはいかないという事情もあります。というわけでチャーハンが人気の3社の自慢の一品をご紹介しましょう。

1.影の人気メニュー「伝説のすた丼屋」のチャーハン

ニンニクの効いた豚肉をご飯にのせた「すた丼」でおなじみですね

1971年に東京都国立市にあった「サッポロラーメン」という店が「すた丼」発祥の地です。2000年にすた丼を主力商品とした「名物すた丼の店」をオープン。2004年には屋号を「伝説のすた丼屋」に名を改め東京都23区に初出店。現在では北海道から九州まで81店舗を数えます。

「いらっしゃいませ」と爽やかに迎えてくれたのは本日取材する蒲田店の店長さんです

ラーメン屋時代から特に人気があったチャーハン。現在では影の主役とも言えるくらいの人気メニューとなっています。

具材は玉子・ナルト・青ネギ・チャーシュー

オーダーが入るとすぐに鍋にラードが投入されます。玉子を調理した後に、具材と茶碗3杯分ものご飯を入れ、塩胡椒をして最後にオリジナルの調味醤油で香りづけをしたら完成。

他のメニューと比べて手間がかかります

全体的に優しい味付けなのは、最後まで飽きさせないため。具材もシンプルで、「どこかで食べたことがあるような懐かしい味」を目指しているそうです。

「チャーハン」(680円)

すた丼の店の特性上、お腹いっぱいになりたいというお客さんが多い中で、看板メニュー以外を頼むには勇気がいりますよね。そんな中でも、長く人気を博しているという事実が、完成度の高さを物語っています。「このチャーハンを目当てにくるお客様もいますよ」(店長)と胸を張るのも納得のおいしさです。一度食べたらこのパラパラッとしたチャーハンの虜になってしまう人も多いことでしょう。

ネギがいいアクセントになっています

2.麺類とセットが人気の「幸楽苑」の半チャーハン

CMでもおなじみですよね

1954年に福島県会津若松市にあった従業員3名の食堂がそのルーツです。同級生に負けたくない、その一心で福島一の食堂を作り上げることを誓った創業者の旗振りの元で事業を拡大。現在では福島のみならず日本全国で561店舗を構えています。

こちらの看板メニューは麺類です。独自の開発を重ねて作り上げられた麺を売りにしており、チャーハンは少し存在感が薄そうにも見えます。

いえいえ、そんなことはありません

上の写真はチャーハン専用のマシン。手間がかかる工程を機械化することで、上質なチャーハンを安価で提供しているのです。

だんだんパラパラになってきましたね

先ほども書いたように、こちらのメインはあくまで麺類。ということで、メニューは半チャーハンにしぼっています。さらに、ラーメンに合うように、極力シンプルに味付けされているのだとか。

チャーハンの調理にはマイスター制度が導入され、どの店でも最高の品質を約束してくれます

麺が主役といえ、こちらのチャーハンもなかなかのもの。米が一粒ずつほぐれていながら、全体にモチモチふっくら。さらに、玉子がふんわりしているのには秘密があって、決められた温度になるようにあらかじめ計算して作られているのです。

「絶品半チャーハン」(334円・税込)

そして、昔ながらのパラパラ感を出すためにあえて冷凍ご飯を使用するこだわり。かつてメニューを休止していた時期は復活を希望する声が相次いだといいます。

ほら、おいしそう

2年前にはチャーハンに関するオペーレーションと機械を一新。その際にメニュー名も現在の「絶品〜」に変更しました。名付け親は試食をした社長自身だったと言います。新メニューに対する自信が伺えるエピソードですね。

やっぱりラーメンと合わせたいですよね

3.都内でまだ数店舗しかないちょっとお得な「バーミヤン」のチャーハン

今回ご紹介するのは普通のバーミヤンではありません

1986年に1号店が東京都町田市の鶴川にオープンして以来、それまで日本になかった本格的中華料理を楽しめるファミレスとして店舗を拡大していきました。ここ数年はより身近でなじみ深い街の中華屋さんをコンセプトに、ラーメンなどを専門店に負けない味に一新。現在日本全国で332店を誇っています。

方南町駅前のスタッフがお出迎え

ところで、今回ご紹介する「バーミヤン方南町駅前」は他の店舗と少し違います。通称「街中バーミヤン」と呼ばれ、チャーハン等主力メニューを中心に他の店舗よりもお得な価格で提供しています。現在都内で4店舗しかありませんが、これから順次拡大していく予定だとか。あなたの家の近くにあったらラッキーですよね。

チャーハンをオーダーします。こちらも少しお値段が安くなっています

こちらのチャーハンの強みは、中華専門店だけあって、改良を重ね続けてきた実績に尽きます。パラッとした最初の食感ながらも、決してボソボソしません。品質と低価格を維持するために、米の産地はその時によって変わりますが、水分を調整することで、いつ食べても均一な食感になるようにしているのだとか。さすが長い歴史を持つ専門店です。

「チャーハン・スープバー付き」430円(税込)
「蟹あんかけチャーハン(647円・税込)」

これぞチャーハンというおいしさ。このほかにもバリエーション豊かなメニューも揃っており、メニューを見ているだけでも飽きません。ちなみに、バーミヤンではボトルキープができるとあって、居酒屋として使う人も。一度利用してしまうと「ほかには行けない」と口をそろえるとか。さらにお得な街中バーミヤンを探して、お出かけするのも楽しいかもしれません。


<取材メモ>
大企業が本気を出したらすごいということがわかりました。チェーン店のチャーハン、どれも最高においしかったです。

取材・文/キンマサタカ(パンダ舎)
撮影/木村雅章

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