代々続く大阪の甘味代表! 老舗和菓子をまとめてみた

2017/09/12

代々続く大阪の甘味代表! 老舗和菓子をまとめてみた

大阪には昔ながらの製法で、今でもなお続く和菓子屋さんがいっぱい。こだわり抜かれた和菓子は老若男女問わず人気なので、手みやげで持っていっても外しません!

COMEPASS -FINDING NEW KANSAI-

COMEPASS -FINDING NEW KANSAI-

永遠のスタンダード的大阪名物を買おう!

天下の台所として栄えた大阪だけあって、他府県に自慢したい老舗和菓子屋さんが数多く点在。その中でも、COMEPASS編集部が自信を持っておすすめする5つの歴史ある名物和菓子ピックアップ。これをなくして大阪は語れません。


1.『出入橋きんつば屋』のきんつば(創業1930年)

阪神高速の下で、かつての水路に架かる出入橋、そのすぐそばの国道2号沿い。味のある店先に、次から次へとお客さんが訪れる。オフィスビルの建ち並ぶ堂島エリアだけあって、店名にもなっている看板商品をサラリーマンが手土産として買いに来ることも多く、プラス1個、買い食いする様子も微笑ましい。昭和5(1930)年、この地に生まれ、現在の店主は3代目の白石誠司さん。

焼きたてが味わえるきんつば1個100円。贈答用なら箱代が100円で、10個入り1100円から販売。1日2000個以上売れる日も

材料は、小豆、砂糖、小麦粉、塩、寒天だけ。炊いて冷ました小豆餡を翌日、四角い形にして、水で溶いた小麦粉をつけて焼けばできあがり。甘さ控えめで寒天も少なめな小豆餡は、ほろりと口でほどけ、ころんとした小豆の食感が生きている。もっちりパリッとな薄皮とのバランスもたまらないけれど、ご主人いわく、何の秘訣もないそうで。保存料など余計なものを何も使っていないからではと首を傾げる。身体に染みついた技に無自覚なのもまた粋。買った日限定のお楽しみ。つい何個も手が伸びる自分も許してあげて。

Yahoo!ロコ出入橋きんつば屋
住所
大阪市北区堂島3-4-10

地図を見る

アクセス
福島(大阪府・阪神線)駅[東出口]から徒歩約3分
西梅田駅[9(西梅田駅)]から徒歩約4分
北新地駅[11-5]から徒歩約5分
電話
06-6451-3819
営業時間
[月~金] 10:00~19:00 [土] 10:00~18:00
定休日
日曜・祝日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。


2.『御菓子司 髙岡福信』の酒饅頭(創業1624年)

かつて大阪城内で豊臣秀吉公の点心を用意する御膳番として仕えていた初代が、寛永元(1624)年に創業。京都御所への通行手形を持ち、中之島周辺の武家屋敷御用達でもあったという由緒ある老舗で、大阪市内で最も古い歴史を誇る。現在で17代目。店内に並ぶ菓子は素朴ながらも、昔ながらの製法で伝統の味を守っている。

酒饅頭1個200円。気温が26℃を下回らなければ作れず、毎年10月から5月頃にかけて限定販売。ほかほかの状態で食べるといっそう香り高い

名物の酒饅頭浪花最古。7代目の頃、1700年代から伝わる。原料に餅米と糀(こうじ)を使う本式のもので、すべて手作り。小麦粉に混ぜ、発酵によって膨らませた生地で餡を包んで蒸している。店頭に並ぶまでに2週間もかかる手間ひま。酒や酒粕を混ぜて作るものとは違い、ほんのりとした糀の甘酸っぱい香りが漂い、ほんわりもちっとした食感。備中大納言小豆で丁寧に仕上げられた自家製餡の上品な甘さと相まって幸せになれる。冷めたものは蒸したり焼いたり、サラダ油で揚げてもおいしい。遠方からわざわざ訪ねてくる客が多いのも伝承の技があってこそ。

Yahoo!ロコ高岡福信菓子司
住所
大阪府大阪市中央区道修町4丁目5-23

地図を見る

アクセス
淀屋橋駅[13(市営地下鉄淀屋橋駅)]から徒歩約2分
淀屋橋駅[11(市営地下鉄淀屋橋駅)]から徒歩約3分
肥後橋駅[7]から徒歩約3分
電話
06-6231-4753
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。


3.『本家小嶋』の芥子餅(創業1532年)

室町時代の天文元(1532)年に創業。阪堺線の宿院停留場すぐ、千利休の屋敷跡近くの住宅街にひっそり佇む小さな老舗だ。現当主で20代目。創業時から続く芥子(けし)餅は、南蛮貿易によってインドから日本に入ってきた芥子の実が、古くから異国との交易が盛んだった堺にも伝わり、ここから生みだされた。利休が好んだことで広まり、名菓と称賛されるようになったという。

芥子餅は1個135円。贈答用の紙箱は6個入り960円から。これまた抜群に美味なニッキ1個135円とも自由に組み合わせられる。そして紙袋には、しっかりと利休さんの絵が…

丹念に練り上げたこし餡を、きめ細やかな餅皮で包み、炒った上質な芥子の実をまぶしてある。穏やかな利休居士の描かれた包み紙は、夏目漱石『吾輩は猫である』の挿絵でも有名な洋画家・中村不折によるもの。さらに掛け紙には、堺の浜の美しい風景画が。小ぶりの餅には極小の実がびっしり。芥子の香ばしさと舌触りが斬新で、ふわりと甘いこし餡と餅が絡み合う美味に心底感激する。

作り方はまさに伝統の秘法だそうだが、全工程が手づくりで添加物は不使用。「素材を絶対的に生かす」ことが根本にあるのは間違いない。

Yahoo!ロコ本家小嶋
住所
堺市堺区大町西1-2-21

地図を見る

アクセス
宿院駅[出口2]から徒歩約2分
大小路駅[出口1]から徒歩約4分
寺地町駅[出口2]から徒歩約6分
電話
072-232-1876
営業時間
9:00~18:00 (無くなり次第閉店)
定休日
月曜日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。


4.『喜八洲総本舗』のみたらし団子(創業1948年)

阪急十三駅西口の目の前に、客足の絶えない店がある。戦後の昭和23(1948)年、「いい砂糖を使って本当においしいものを」と開業。屋号は八洲(日本中)の皆さんに喜んでほしいと名付けられた。

当初、酒饅頭のヒットで土台を築き、昭和58年、大丸梅田店の創業にあわせて出店したところ、その場で焼くみたらし団子が一気に人気商品となった。餅粉と米粉を最高のバランスで配合して蒸しあげた団子を、手作業で串に刺し、注文を受けてから強い直火で炙る。団子の形が焼き鳥のネギのように円筒状になっているのは、炙ったときに焦げ目がつきやすく、その後くぐらせるタレの絡みも良くなるから。

みたらし団子5本入り460円。1本92円から販売されていて、その場で食べられる。現在10ヶ所の営業店や有名百貨店で販売中

北海道厚岸産の上質な昆布でダシをとり、香川県産たまり醤油と白ざら糖を使って仕上げた特製のタレは、すっきりとした甘さで奥深い。焼きたての香ばしさも絶妙で、後味が良く妙な甘ったるさが口に残らないから何本でも食べたくなる。味わえるのはその日限り。だから毎日でも通ってしまう。

Yahoo!ロコ喜八洲総本舗 本店
住所
大阪市淀川区十三本町1-4-2

地図を見る

アクセス
十三駅[西口]から徒歩約0分
塚本駅[東口]から徒歩約20分
神崎川駅[出口1]から徒歩約20分
電話
06-6301-0001
営業時間
[月~土]8:00~23:00[日・祝]8:00~22:00
定休日
年中無休
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。


5.『はやし製菓本舗』の浪花ことばせんべい(創業1933年)

チンチン電車が走る道から奥まった筋の商店街にある、昭和感たっぷりの懐かしい店構え。毎朝、1枚ずつ手焼きするせんべいが愛され続けている、昭和8(1933)年創業の名物店だ。午前中いっぱい、1日に1000枚焼くこともある。

大阪土産としても人気の「浪花ことばせんべい」は、全部で26種類の大阪弁を一つずつ表面にコテで焼きつけたもの。もともとは昭和38(1963)年、大阪万博に向けて「これぞ大阪という名物を」と、『大阪ことば事典』の編書・牧村史陽さんらと相談して誕生させたという。原材料は、卵、砂糖、小麦粉、蜂蜜のみ。添加物はおろか水すら使っていない。一口食べればサクッとした食感でやさしい甘さが広がり、これが手焼きのおいしさかと感動する。

「浪花ことばせんべい」は24枚入りで1080円。48枚入りは包装紙が泉州の特産である和泉木綿の手ぬぐいになり2322円。より喜ばれるお土産に

トースターなどで温めると、焼きたてのしっとりとしたやわらかさに。バターをのせれば洋菓子風にもなる。1カ月以上、日持ちもするから遠方へのお土産にも最適。「浪花ことば」が相撲の番付表風に書かれた包装紙も面白い。

Yahoo!ロコはやし製菓本舗
住所
大阪市阿倍野区王子町1-7-11

地図を見る

アクセス
松虫駅[出口1]から徒歩約2分
東天下茶屋駅[出口2]から徒歩約5分
昭和町(大阪府)駅[2]から徒歩約8分
電話
06-6622-5372
営業時間
【平日】9:30~17:30【土・日】9:30~16:30
定休日
木曜日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

●●こちらの記事も読まれています●●

インスタ映えする! 美味しくてフォトジェニックなスイーツ
わざわざ行く価値あり! COMEPASS厳選、おすすめグルメ
COMEPASS _-コンパス-_

COMEPASS _-コンパス-_

関西のとっておき新発見を毎

大阪・京都・神戸を中心に「関西」にまつわるファッション・グルメ・遊びを毎日配信するWEBマガジンです。

この記事を書いたライター情報

COMEPASS -FINDING NEW KANSAI-

COMEPASS -FINDING NEW KANSAI-

関西の「おしゃれ・暮らし・遊び方」を毎日配信するWEBマガジン。20年以上、関西のユースカルチャーを牽引してきた雑誌『カジカジ』のプロデュースにより発信される情報は、どこよりもディープでフレッシュなものばかりです。

COMEPASS -FINDING NEW KANSAI- が最近書いた記事

RECOMMEND

SPECIAL

SERIES