東西「焼肉」対決!東京&大阪グルメブロガーが注目店を大放出

特集

8/29は「焼肉の日」。焼肉が食べたい!

2017/08/29

東西「焼肉」対決!東京&大阪グルメブロガーが注目店を大放出

東京と大阪のうまい店を知り尽くしたトップグルメブロガー2人が「焼肉」をテーマに対談。世界有数のグルメタウン東京と、“くいだおれの街”大阪の焼肉は、果たしてどっちがうまいのか!? グルメ通の2人が東京と大阪を代表してプレゼン対決!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

東京VS大阪の天下分け目の決戦! 焼肉自慢対決の行方は?

\対談したのはコチラの2人/

東京代表はフォーリンデブはっしーさん(右)、大阪代表のM三郎さん(左)

今ではテレビ出演やグルメイベントからもお呼びがかかる、グルメブロガーのお2人。東京代表は東京No.1、そして日本一のグルメブロガーとも呼ばれるフォーリンデブはっしーさんと、大阪代表はグルメ通では知らない人はいない大阪No.1のグルメブロガーのM三郎さんが対談。

「焼肉」をテーマに、焼肉タウン、ニューウエーブ、コスパの良い店、ホルモンなどのお題を設けて、ブロガー2人に各エリアの“推し”の街や店を聞きました。取材場所は東京の「在市 月島本店」と、大阪は敵地での対談となるため、やや東京が優勢か。しかし、最後は意外な結末を迎えるのでありました。

フォーリンデブはっしーさん

フォーリンデブはっしーさん

M三郎さん

M三郎さん

\“東西焼肉”の対談テーマ/

1.焼肉タウン
2.ニューウエーブ
3.コスパの高い優良店
4.ホルモン
5.東西の焼肉文化


1.焼肉タウン

――まずは、東京と大阪が誇る焼肉タウンからプレゼン対決スタートです。2人が足繁く通う焼肉タウンを教えてください!

\東京は「月島」/

はっしーさんが挙げてくれたのは、意外にも月島エリア
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「東京は月島です。(右下の絵を指して)ちなみにこれは月です(笑)」
M三郎さん
M三郎さん
「えっ、そうなんですね。僕はてっきりもんじゃの街だと思っていました」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「もちろん、月島はもんじゃの街でもあるんですが、銀座に歩いて行けたり、東京駅にも直通バスが出ていたりと利便性がよく、近年は住民の層が変わってきたんです。最近では高層マンションが立ち並び、それなりにお金を持っている人たちが増えてきて、そんな人たちに“刺さる”のが焼肉だった。老舗の焼肉店ももちろんあるんですけど、焼肉だけでなく新しいお店がどんどん増えています。もんじゃの店は70軒ほどありますが、今は焼肉店も20軒ぐらいはあります」
M三郎さん
M三郎さん
「ええー、結構ありますね」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「しかもおもしろいのがどれもキャラがかぶっていないんです。タンなら厚切りの『焼肉 凛』。ここは月島でも有名な老舗です。ホルモンなら『在市 月島本店』(今回の対談場所の取材協力店)や『たから屋』。ちょっとおしゃれ系の焼肉店なら、麻布十番から進出してきた『ブルズ家』があります。ここは肉の盛り付けがきれいで、フォトジェニックなメニューがあり、半個室でゆっくり食事することができます。そういった大衆的な店やオシャレ系など、いろいろな店が生まれてきているのが今の月島で、これも新しい潮流の一つかと思います」
対談の取材場所としてご協力いただいた『在市 月島本店』。はっしーさんオススメのメニューはのちほど
M三郎さん
M三郎さん
「この対談前に早く到着したので、敵地視察とばかりに、近くの公園で休憩をしていたんですけど、子連れのお母さんがたくさんいました」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「古くから赤坂や渋谷などもの繁華街も焼肉激戦区でした。でも、住宅街である月島が激戦区になっているのがおもしろいですよね。最近は『肉もんじゃ』といった、肉を取り入れたもんじゃ屋さんも増えているようです」
M三郎さん
M三郎さん
「おもしろい新潮流ですね。いやー、全然知りませんでした。それでは、大阪はベタにいきまっせ~!」

\大阪は「鶴橋」/

鶴橋は、JR、地下鉄、近鉄線など3つの路線がある
M三郎さん
M三郎さん
「大阪で焼肉屋が集まっている場所と言えば、もう鶴橋しかないですね。ここは駅周辺に70軒ぐらいの焼肉店があり、鶴橋焼肉銀座という通りは両サイドが全部焼肉店で、約30軒が密集しています。昔は老舗の『鶴一』で焼肉を食べるのがステータスという時代がありました。そして今は『牛一 鶴橋本店』が大人気で、鶴橋焼肉銀座に7軒のお店を構えています」
鶴橋焼肉銀座にある「牛一 鶴橋本店」は、行列が絶えない人気店
M三郎さん
M三郎さん
「『牛一 鶴橋本店』は、佐賀牛、宮崎牛、神戸牛のA5ランクだけを使っていて、比較的リーズナブルな価格で楽しめます。近くの『神和牛(しんわぎゅう)』は、A5ランクの肉の食べ放題をやっていて、価格はなんと男性5380円、女性4980円。お店の人に『こんなに安くて大丈夫ですか?』と聞くと、『若者においしいお肉をいっぱい食べさせてあげたいんです。ここを鶴橋の伝説にしたいんですよ』となんとも心強い返答をいただきました。まだ、オープンして間もないので、ここは行列になる前に行った方がいいと思います」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「東京にはそれほどの焼肉タウンはないですね。一歩踏み入れたら全部焼肉屋っていうことですから、すごい街ですね」
「牛一 鶴橋本店」の黒毛和牛A5ランクの希少部位「厚切りクリ」1600円。タンパク質が多く、旨味が強いのが特徴
M三郎さん
M三郎さん
「駅前に焼肉屋が密集しているので、JRの鶴橋駅を降りた瞬間に、焼肉の匂いがするんです。初めて来た人はみんなびっくりしています(笑)。駅のホームに焼肉屋があるのっていうぐらいすごい」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「鶴橋駅にご飯を持って行けば、もうその香りだけでご飯が進むっていうことですよね(笑)。まさに“エアーオンザライス”

牛一 鶴橋本店

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。


2.ニューウエーブ

――注目の新店をご紹介いただいた流れで、他にも最近両エリアで話題になっている新店やジャンルなどはありますか?

\大阪は「北新地 はらみ」/

M三郎さんが選んだのは、ハラミに特化した焼肉店
「特上ハラミステーキ」(100g)2100円。注文は200g~
M三郎さん
M三郎さん
「2017年7月にオープンしたばかりの『北新地 はらみ』です。まだオープンして約1カ月しか経っていないですが、もう予約が取りにくいそう。北新地はわりと高級店が多く、ここはそこまで高くはないけど、超ゴージャス系のハラミ専門の焼肉店です」
高級食材のトリュフを惜しみなく使う
M三郎さん
M三郎さん
「最近、ハラミ人気が上昇しているので、店同士で取り合いになっているそうですが、ここはブロックの塊肉で仕入れています。ハラミを存分に味わえるコース仕立てになっているんですけど、とにかく食べ方がすごいんです。ハラミの上にトリュフやキャビアがこれでもかというほどのっています」
トリュフのかかった肉を大分県産の「龍の卵」につけて食べる
M三郎さん
M三郎さん
「トリュフがハラミの独特な味とまた合うんですよ。北新地は大人の街で、ちょっと値段の高い霜降り肉を出す店もあるんです。でも、年を重ねると脂がちょっとしんどくなってくる。それでハラミが一番いいっていう40、50代にターゲットを絞ってオープンしたお店なんです」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
肉好きは最終的にハラミに行き着くとも言われていますからね。最初はカルビ、サーロインのような霜降りから入り、内モモやランプといった赤身肉を通過すると、ちょうど良いバランス感のハラミに落ち着くんですよね。僕の肉好きの仲間たちも、ハラミはみんな好きですね。それじゃ、そろそろ東京もぶちかましますよ!」

\東京は「合法生肉」/

はっしーさんがあげたのは店ではなく、トレンドの一つ「合法生肉」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「僕は店名ではなくトレンドでプレゼン! ここのところ、生肉を味わえる店が徐々に出始めています『合法生肉』という言葉は、勝手に僕が作った言葉ですけど(笑)。生肉を提供するには保健所の許可が必要で、それを得るには生肉専用の調理台を設置するなど、店側は結構大変。なので既存店ではなかなか難しいのですが、新しいお店はそれが可能なため、新店の差別化のツールとして『合法生肉』を提供する店も」
M三郎さん
M三郎さん
「なるほど!」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「せっかく合法の生肉を提供できるので、店側はいろいろな種類のユッケ、生肉の握りやカルパッチョ風など、バリエーション豊富な“生肉料理”をそろえるわけです。とは言え、まだ生肉を提供できる店は少ないのですが、生肉を食べたいと思っている人は多い。世の中の生肉好きでは、特に女性が飢えているイメージがありますね(笑)。僕が最近、Twitterで合法生肉のお店をアップしたところ、なんと1万4000もリツイートされました」
M三郎さん
M三郎さん
「確かに写真映えもしますし、『いいね』も付きやすいですね。ちなみにどこのお店が人気ですか?」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「生肉で間違いないのは秋葉原の『生粋』ですね。ここは生肉に特化した生肉専門店。ユッケはスタンダード以外にも、納豆ユッケのほか、肉を千切りではなく大判型にカットしたユッケがあり、もうそれは肉を喰いちぎっているような荒々しい食感です。また、浜松町にある『焼肉2+9』という店も人気で、先ほど話した1万4000もリツイートされたのはそのお店です」

「生枠」のフォトジェ肉3選

手前から納豆ユッケ、ホワイトユッケ、ぶつ切りユッケの3種が味わえる「ユッケ盛合わせ」1980円
照り輝く赤色がまぶしい「和牛握り寿司」1980円
手前からユッケ、赤身刺し、霜降り刺しがのった「生粋盛合わせ」2800円

北新地 はらみ

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

生粋

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。


本日の対談場所「在市 月島本店」で、激ウマメニューを実食!

次第に2人の対談もヒートアップしてきましたが、まだまだ先は長いのでここでカロリーチャージ。焼肉タウン月島のオススメ店としてはっしーさんが挙げてくれた「在市 月島本店」で激ウマメニューを実食します。

はっしーさんのオススメ1

はっしーさんが持っているのは、「名物 飛騨牛 A5 タレサーロイン」2138円
見よ、この迫力! 肉は「山武牧場」から仕入れているメス牛
まずは大阪からお越しいただいたおもてなしということで、M三郎さんから実食
M三郎さん
M三郎さん
「ん~、うまい! 肉もいいですが卵も最高ですね。焼いている時からめっちゃいい匂いでした。生卵につけて食べるスタイルは、大阪でもかなり増えています
M三郎さんをうならせ、満足げなはっしーさんもいざ実食。写真は左上から時計回りでご覧ください。はっしーさんの十八番(おはこ)、オンザライスで飛騨牛をパクリ
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「ん~、デブリシャス!! 飛騨牛はサーロインでサシが入りつつも、きめ細かいので、クドくならずに、サラッとした口どけです。そして、タレと卵黄が脂を中和してくれるのもポイントですね」
2品目に入る前に声をそろえて「焼肉最高!」と乾杯

はっしーさんのオススメ2

カルビ、上ミノ、ホソ、テッチャンの4種の部位が味わえる「ごちゃまぜ焼き(王道パターン)」3672円
M三郎さん
M三郎さん
「赤身とホルモンが一緒になっているメニューは珍しいですね」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「その上にのっているのは、関西が誇る食材『九条ネギ』です!」
鉄板中に広げてしばらくは置いたままに。グツグツなり始めてからは一気に焼ける。関西の食材を使ったメニューをはっしーさんがセレクトしたのは、挑発か、それともリスペクトか⁉
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「焼いている途中は、鉄板の隙間からタレと脂が落ち、それがまた火にかかり煙となって舞い上がってくるんです。まるで鉄板の上で燻されているかのようなスモーキーな香りをまとうんですよね」
M三郎さん
M三郎さん
「なるほど、ただ単に脂が落ちるだけでなく、再利用されているんですね」
(左上から時計回りに)ワクワク→パクリ→(たまらずビールを飲んで)プッハー→(これは止まらんとばかりに)再度のパクリ
(左上から時計回りに)早く焼けないかな~→ご飯の上にのせちゃいました→(ホルモンを)フーフー→ホルモンをかき込んだら無心でご飯をほおばるの図
M三郎さん
M三郎さん
「これはやばい! 脂の甘味とネギが合わさってこんな味になるんですね。この味は初めてかもしれないです」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「これは間違いなく、“デブリシャス”! 甘辛いタレと九条ネギの清涼感が抜群の相性で、ほんとご飯に合わせるために生まれたような一品ですね」
M三郎さん
M三郎さん
「はっしーさんはご飯ですけど、僕はビールが進みます! (すかさずビールを飲む)ゴクゴク、プッハー!」

在市 月島本店

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。


3.コスパの高い優良店

――白米にビールと、2人の第一栄養源を摂取していただいたところで、次のテーマでは庶民の味方「コスパの高い優良店」を教えてください!

\東京は「ホルモン千葉」/

はっしーさんが挙げたのは2016年7月に渋谷でオープンした「ホルモン千葉」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「今年最大級に気に入っている店が『ホルモン千葉』です。これは悔しながら関西から進出してきたお店なんです。京都に本店があり、昨年渋谷にオープンしました。店名が千葉なので、京都なのか渋谷なのか千葉なのか、混乱する店ではあるんですけど(笑)」
M三郎さん
M三郎さん
「なんと! 京都にそんな店があるとは知らなかった。今度絶対行ってみます!」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「ここはまず焼き台が変わっていて、斜めに鉄板を設置するんです。鉄板の上側でホルモンを焼き、下側に関西でおなじみの食材、細モヤシをびっしり敷き詰める。そうすることで、モヤシがタレホルモンの肉汁やタレを吸います。さらに鉄板には穴が開いていて、モヤシが吸いきれなかったタレと脂分を溜める仕組みになっているんです。その溜まったタレで上部にあるホルモンをつけ焼きするんですよ!」
鉄板は少し斜めに設置 写真:はっしーさんのブログより
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「こうなると“旨味のローテーション”。焼けば焼くほどタレが育っていきます。ホルモンの旨味を逃さない考え尽くされたシステムは見事! さらには店員さんがちょうどいい加減で焼いてくれるんです」
M三郎さん
M三郎さん
「えっ! 高級店ではないのに、焼いてくれるんですか?」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「そうなんです。さらにモヤシは食べ放題なので、ホルモン一品と食べ放題のモヤシ、そこに白米さえあれば、もう立派な定食。まさに“リーズナデブル”です」
M三郎さん
M三郎さん
「(笑)。安い上にコスパもいい。間違いないですね」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「さらにさらに、このタレを使って焼うどんを作ります。ホルモンの旨味を吸いつくしたタレが、うどんの麺一本一本をコーティングしてくれます。そのうどんを食べるために、ホルモンを焼いていると言っても過言ではない。ホルモンがエピローグで、焼うどんがフィナーレです(笑)。ホルモンとうどん(orそば)がセットになったコース2800円があるので、こちらがかなりオススメです」
「育てあげたタレを太い麺にすべてぶっかけます」(はっしーさん) 写真:はっしーさんのブログより

\大阪は「鶴橋酒場 情熱ホルモン」/

「ここのコスパにはどこも勝てない」と語るM三郎さん
全国に展開する「情熱ホルモン」は、炭火七輪で楽しむホルモン焼き専門店。今年7月には東京の「新宿靖国通り酒場」がオープン
M三郎さん
M三郎さん
「僕のオススメは『情熱ホルモン』です。黒毛和牛のホルモン、通称『黒ホル』がなんと390円なんです! 初めて食べた時は、この会社の企業努力に心から感動しましたね」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「おおっ! それは安いですね」
名物の「黒ホル」390円は、希少部位の牛の小腸
M三郎さん
M三郎さん
「ただ安いだけではなく、たくさんの部位がそろっている。しかも大体が190円、290円、390円という価格帯。僕はチェーン店には行かないと決めていたんですけど、ここに来て考え方が変わりました」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「東京にもありますけど、関西ではそんなに人気なんですか?」
M三郎さん
M三郎さん
「関西ではめちゃくちゃ人気です。東京にも進出し、新宿の思い出横丁に店があるんですけど、そこも混んでいるみたいですね。それは聞いた時は東京の人にも受け入れられたんだと、うれしくなりましたね」
豚のボイル小腸「シロ」190円は、独特な深い味わいで、味噌ダレとマッチしている
豚の心臓の「ハツ」290円は、弾力がありコリコリとした食感が楽しめる
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「『情熱ホルモン』も『ホルモン千葉』も関西から進出してきますから、東京はコスパのよさでは敵わないですね」

ホルモン千葉

口コミ・写真など

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鶴橋酒場 情熱ホルモン

口コミ・写真など

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4.ホルモン

――弱気発言のはっしーさんに追い打ちをかけるようですが、続いては、一説には大阪弁の「放るもん」が語源とも言われる「ホルモン」のお店を教えてください!

\大阪は「政ちゃん」/

「政ちゃんはかなりディープな場所にある」(M三郎さん)
M三郎さん
M三郎さん
『政ちゃん』は予約がとれないほどの人気店で、伝説のようなお店です。何がすごいかって、店主が焼いてくれるんですけど、なんとホルモンを手でひっくり返すんです
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「(爆笑)」
M三郎さん
M三郎さん
店主の政ちゃんがめちゃくちゃ怖くて、お客が怒られる(笑)。ただ、政ちゃんに言われた通りにしていれば怒られないんですけどね。昔はそんなお店も多かったけど、今はめっきり少なくなりました。政ちゃんは実はめっちゃ愛のある人で、お客さんのことは全員好き。なんとかおいしいものを食べてほしい思いが強すぎてそうなっちゃうんです」
「カウンター8席ぐらいで、ホルモンしかないお店。でも最高のホルモンが味わえます。タンから始まり、一通りのホルモンが堪能できますよ」(M三郎さん)

\東京は「代官山 炭火焼肉 猿楽」/

店名の猿にちなんではっしーさんも“ウッキー”ポーズ
「代官山 炭火焼肉 猿楽(さるがく)」は、名店「おやじ」から独立した店主が開業
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「僕のオススメは、M三郎さんとは真逆のタイプの店で、代官山にある『代官山 炭火焼肉 猿楽』です。ここは女子ウケするオシャレなお店で、これも新しい潮流の一つかなと思っています。店主が女性なので、店内は煙でモクモクすることはないし、内装もオシャレです」
M三郎さん
M三郎さん
「大阪にはないスタイルですね。大阪はもうどこも煙がモクモク(笑)」
青山理子さんが店主兼オーナー
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「ここのオススメは味噌ダレのホルモンです。ピンっとエッジのきいたレバーなど、店員さんが絶妙な焼き加減で仕上げてくれます。なので、もう身を委ねて、口を開けて待っていれば誰でも太れるお店です(笑)」
「山盛りルッコラと炙り赤身肉サラダ」1404円
味噌ダレの「ほるもん」648円のほか、「レバー」756円も人気メニュー
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「ホルモンは通常の焼肉と比べてヘルシーなので、女性に人気なんですよね。煙を気にせずに、雰囲気よく食べたいって時にハマるのが、このお店だと思います」

代官山 炭火焼肉 猿楽

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。


5. 東西の焼肉文化

――東西たくさんのおいしいお店を教えていただきましたが、そもそも東京、大阪の焼肉文化の違いってあるんでしょうか?

M三郎さん
M三郎さん
「ホルモンの語源は、『放るもん』から来ていると言われていますよね。昔は、肉かなんか分からん部位の内臓系は今ほどの価値がなく、その辺に捨てる=『放るもん』でしかなかった。それを大阪で食べ始めた歴史があります。なので、大阪で焼肉というと『ホルモン』なんですよね」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「そして、タレ肉も大阪の文化だと思います」
M三郎さん
M三郎さん
「大阪のホルモンは、ほぼタレに漬け込んでいます。その流れで赤身の肉もタレにつけるようになったのかもしれないですね」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「そうですよね、そのタレにもお店の独自性が出ているんです。タレ肉が主流の大阪は、焼肉を語る上で外せないと個人的には思っています。タレについた焼肉をザっと焼いて、白飯を食べる、ビールを飲むといった、安くておいしい焼肉はまさに王道。焼肉に関しては、“伝統の大阪”、“王道の大阪”と言えると思います」
「東京はとんかつなどのおいしい店がいっぱいあるけど、大阪は肉と言えば圧倒的に牛の焼肉」(M三郎)
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「一方、東京は“トレンドの東京”、“進化の東京”という言い方ができるかと思います。世界のグルメシティーと言える東京は焼肉店だけでなく、多彩なお店が立ち並んでいます。昔はカルビやロースしかなかった焼肉に、希少部位ブームや赤身熟成肉ブームが到来。そして肉を塊ごと焼いて、あとからカットして提供する塊肉ブームに繋がるなど、いかに他店と差別化していくかを日々研究した結果が、今の“進化”だと思います」
M三郎さん
M三郎さん
「そうですね、大阪は王道感がありつつも、実はマネをするのも得意です(笑)。東京でウニ+肉の『ウニク』が有名になると、大阪でもすぐ見かけるようになりました。さらにウニクにイクラをプラスした『ウニクラ』も最近は多いですね」

――東京と大阪、それぞれが互いに影響を与えつつ、焼肉文化が育まれていった、ということですね。記事配信日は「焼肉の日」。最後に焼肉の魅力を聞かせてください。

はっしーさんが焼肉の魅力を一言で表すと「ハートフル&ミートフル」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「一言で言うと『ハートフル&ミートフル』(笑)。焼き台をみんなで囲んで、おいしいお肉を楽しい話をしながら食べる。おいしさもさることながら気持ちもたかぶるというか、人生におけるステキな時間だと思うんですよね。仲間の絆も深まるし、肉を食べて元気になるし、よし明日も頑張ろうと思える。それが焼肉なのかなと思います。焼肉を食べれば、みんな心も満たされるという意味で“ハートフル&ミートフル”」
M三郎さんは「明日への活力」
M三郎さん
M三郎さん
「僕もまさにそうですね。焼肉を食べている時はちょっとした特別感があるし、『よし! 頑張ろう』という気持ちになれるんですよね。上品に和食の懐石、フレンチもいいですけど、気の合う仲間と煙がモクモクしている中で肉を焼いて、『けむたいなー』『肉焼きすぎやでー』と言いながら好きなように食べてビールを飲む。僕にとって焼肉は元気をくれるものです。そして、飲み過ぎた時は『あーやってもうた』という多少の罪悪感もたまにあります(笑)」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「(笑)。ちなみにM三郎さんは昼から焼肉を食べる時はありますか?」
M三郎さん
M三郎さん
「定食みたいなのはありますけど、昼に食べるならやはり休日ですね。平日のランチだと大好きなビールが飲めないですから…。休日の昼に飲みながら焼肉というのも最高です!」
フォーリンデブはっしーさん
フォーリンデブはっしーさん
「休日は『Mのランチ』(M三郎さんのブログタイトル)が、『Meatのランチ』になるわけですね(笑)」
“東西焼肉対談”が終わった2人は、肩を組んで月島の路地に消えていったのでした

ホルモン発祥の地であり、タレ焼肉を生み出した大阪は、まさに焼肉の聖地とも言える存在。そして、新たなトレンドを生み出す東京は、生肉や女子ウケするホルモン屋さんなど、流行の発信地ならではの魅力にあふれている。

東京と大阪を代表する2大グルメブロガーが共通して語る焼肉の魅力は「明日への活力」。今宵は「ハートフル&ミートフル」を合言葉に、焼肉店へ向かいましょう!

取材メモ/私は広島出身ですが、大阪と一緒で焼肉と言えばタレの記憶があります。家で食べるので肉の漬け込みスタイルではなかったけれど、焼いた肉をタレにたっぷりつけて、ご飯と一緒に食べる。それを繰り返し、普段の夕食はご飯1杯なのに、焼肉の時は3杯ぐらい食べていたなーと、肉とご飯をおいしそうに食べるはっしーさんを見て思い出しました。

取材・文=嶌村優(エンターバンク)、撮影=菊池さとる


\焼肉気分のあなたへ/

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

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グルメ、おでかけ、イベントなど、ライフスタイルを豊かにする情報を編集部が厳選して紹介します。

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