「はとバス」で気軽に! 横須賀軍港巡りと無人島「猿島」ツアー

「はとバス」で気軽に! 横須賀軍港巡りと無人島「猿島」ツアー

2017/08/30

「はとバス」といえばバスツアー。そしてバスツアーといえば日帰り旅。最近では、気軽に冒険気分が味わえるツアーも充実しているのを存じだろうか? そこで今回は、東京湾で唯一の無人島、「猿島」探検が目玉のツアーをご紹介!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

冒険もバスツアーでお手軽に!

観光地を効率よく、しかもリーズナブルに巡れる「はとバス」のバスツアー。実は戦後間もない1948年に産声をあげた老舗で、最近ではバスで訪れた先での街歩きや探検をメインにしたツアーがたくさん企画されている。今回の「横須賀軍港めぐりと無人島『猿島』探検ツアー」もその一つだ。

【このツアーのお楽しみはここ!】
1.横須賀の軍港クルーズ!
2.新鮮な魚介を頬張る「舟盛り定食」でランチ!
3.ガイド付きだからわかりやすい!無人島「猿島」探検
4.記念艦「三笠」見学 & ショッピング


\この人が行ってきました!/

元海上自衛官という、我ながらこの企画にぴったりな経歴を持つライター石井。横須賀地方隊の所属だったので、横須賀には馴染みがある。訪れるのは実に8年ぶり。バスガイドさんのお世話になるのは修学旅行ぶり

\バスガイドさんはこの人!/

このツアーは初めてガイドを担当するという菊池夏帆さん。流暢な喋りで道中を楽しませてくれた

スマホ時代の今だからこそ、道中のガイドが面白い!

道中はほとんどしゃべりっぱなし! 移動中も楽しませてくれる

イマドキの旅というのは、情報収集はスマホに頼りっぱなしだろう。移動中も、観光しているときも「これは何?」という疑問を解決するために検索してばかり。しかし、バスツアーならバスガイドさんがすべて解決してくれる。

東京駅を出発すると、バスから見える街や建物の解説がスタート。右に左にと、次々と細かく教えてくれる。例えば埠頭にそびえるコンテナ用のクレーンが見えると、1基約10億円だというウンチクがすぐさま飛んでくる。すぐにそのトークに引き込まれること間違いなし。横須賀までの約1時間はあっという間だ。

1.横須賀の軍港クルーズ!

菊池さん
菊池さん
「まず最初にご案内するのは、約50分の「YOKOSUKA軍港めぐりクルーズ」です。船に乗ってアメリカ海軍や海上自衛隊の艦船を間近で見ることができる、人気のクルーズなんですよ」
一般客に混ざってのクルーズ。こんな長〜い行列ができるほど人気!

横須賀本港と長浦港からなる横須賀港は、幕末から日本海軍の軍港として発展してきたところ。東京湾の入り口にある重要な港だけに、首都防衛の要なのである。海上自衛隊とアメリカ海軍が基地を置いており、多くの艦船の母港となっている。

この日は多くの自衛艦が停泊しており、日米合わせて25隻近くの艦船をみることができた
クルーズは船のスタッフが軽快なトークで盛り上げてくれる。艦船にとても詳しく、豆知識も教えてくれる
菊池さん
菊池さん
「このクルーズでは、陸地からは見えないところに停泊している艦船も見ることができるのが魅力です!」

2.新鮮な魚介を頬張る「舟盛り定食」でランチ!

菊池さん
菊池さん
「ランチはバスツアーの楽しみのひとつ。海の近くならではの、新鮮なお魚を味わっていただきます!」
「こちらですよ〜」と先導してくれる菊池さん。すべておまかせして、後を付いていくだけで良いのはとても気持ちがラクチン
店内に入ると、すでに料理が用意されていた。着席から食べ始めるまでのスピードは牛丼以上。無駄のなさに感動するばかり
この日のお刺身は、アジ、カマス、シイラ、ハモの湯引き、なめろう。どれも新鮮でおいしい!

お昼は「よこすかポートマーケット」にある佐島港の漁師直営店「なぶら」にて、1500円相当の「大漁てっぱつ舟盛定食」をいただく。もちろん、昼食代はツアー料金に含まれているのでご安心を。ドリンクは別料金。バスなのでお酒を飲んでもOKだ! 時間も40分間あるので、ゆったり味わえる。

3.ガイド付きだからわかりやすい! 無人島「猿島」探検

菊池さん
菊池さん
「お昼を食べたら、いよいよメインの「猿島」探検です! 現地のガイドが同行して、島の解説を聞きながらぐるっと1周していただきます」
再び船に乗り、沖にある猿島へ。バスツアーだけれど、すでに船に乗っている時間のほうが長いくらい

\猿島を案内してくれたのはこの人!/

猿島公園専門ガイド協会の請地盛雄(うけちもりお)さん。ガイド歴8年目のベテランだ
請地さん
請地さん
「猿島は、東西約200m、南北約450mという小さな島ですが、見どころがいっぱい詰まった島です。一番有名なのは、東京湾を守るために、幕末、明治、昭和の三時代に渡って砲台が築かれた要塞島としての顔。戦後、長く一般人の立入が禁止されていたことから貴重な自然が共存しており、それがまるでジブリの世界のようだということで、近年は若い女性にも人気なんです」
猿島のメインストリートともいえるのがここ。兵舎と弾薬庫などが並ぶ
通常は立ち入ることができない兵舎と弾薬庫も案内してくれる。壁の落書きも歴史のひとつとして保存されているそう。古いもので1949年頃の落書きが確認されているという
請地さん
請地さん
「見どころのひとつが、長さ90m、高さ4.3m、幅4mのトンネルです。レンガで造られており、道路用としては日本で一番古いものなんです。しかも2階建て構造になっていて、西側には兵舎や弾薬庫などが設けられています。大変見応えがありますね」
苔むした石積みの切り通しは雰囲気満点
トンネルの中に入ってみると、その美しさに驚かされる。左側には兵舎などの入り口が並んでいる

縄文・弥生時代の遺跡なども発見されていたりして、軍事的な歴史以外もなかなか奥深い猿島。ジャングルのように常緑樹が生い茂る自然に目を向けてみても面白い。三浦半島の中でも貴重な原生林が残されており、頂上付近の大木郡は見ものだ。

トンネルを抜けると、深い緑が生い茂る開けたスペースに出る。自然と人間の遺産が共存している不思議な景色だ
言われないと気づかないようなところも余さず知れるのは、ガイドさんがいるからこそ。写真は、レンガが名古屋から持ってきたものだとわかる刻印が露出している箇所。確かに名古屋の文字が刻まれている

4.記念艦「三笠」見学 & ショッピング

菊池さん
菊池さん
「猿島から帰ってくると出迎えてくれるのが、記念艦『三笠』です。イギリスの『ヴィクトリー』、アメリカの『コンスティチューション』と並んで世界三大記念艦のひとつに数えられている貴重な船なんです。館内の見学にも十分時間を取っています!」
どどん! と迫力のある「三笠」。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにも掲載されている

戦艦「三笠」が記念艦たる理由は、自国の独立を守るために重要な海戦を戦い、歴史に残る勝利を収めているから。1905年の日本海海戦において、東郷平八郎司令長官率いる連合艦隊の旗艦として戦い、丁字戦法にてロシアのバルチック艦隊を見事撃破した。小さな島国のひとつに過ぎなかった日本が、当時世界最強だった大国の艦隊に圧勝したのだ。

東郷司令長官が立っていたのがこの場所。ここで右手を掲げ、左に大きく半円を描いて取り舵一杯を命じた。これが世界を驚愕させた「トーゴーターン」と呼ばれる丁字戦法(敵の進路を塞ぐ敵前大回頭)だ

実は、ライター石井は海上自衛官になりたての頃、まだ着慣れないセーラー服姿でこの船に研修で訪れているのだが、その頃とは少し展示の内容が変わっていた。「トーゴーターン」を追体験できる海戦ゲームや、日本海海戦のド真ん中に没入できる「VR日本海海戦」など、現代の技術を駆使した展示が行われているのが印象的だった。

\最後に!/

バスへ戻る前に「よこすかポートマーケット」で地のものをショッピング!

そして、旅の最後にはやっぱりお土産を買わなければ。ランチをとった「よこすかポートマーケット」でのショッピングも20分ほど時間が取られている。都内のスーパーで買うより安くて新鮮な魚介や海軍カレーなどの横須賀土産を買い込んでから帰ろう!

クタクタに疲れて寝てしまっても、バスが東京駅まで連れて帰ってくれるから安心。着く頃には至れり尽くせりなツアー内容に大満足で、バスツアーの虜になっているはず。9月も続々催行決定しているので、ぜひ一度参加してみては?

はとバス東京営業所

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

なぶら よこすかポートマーケット店

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

猿島

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

記念艦 三笠

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

取材・文/石井 良(Hi-bit)
撮影/野口 彈

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

グルメ、おでかけ、イベントなど、ライフスタイルを豊かにする情報を編集部が厳選して紹介します。

おすすめのコンテンツ

連載