初心者でも安心、酒好きアイドルと体験する「角打ち」ハシゴ旅。

特集

乾杯!で広がる、「昼飲み」の新しい世界。

2017/09/06

初心者でも安心、酒好きアイドルと体験する「角打ち」ハシゴ旅。

若者の酒離れが叫ばれて久しいけれど、うらわかき可憐な女子だって酒を飲みたい日もあります。「酒好きアイドル」として広く知られる今野亜美ちゃんと一緒に、酒飲み上級者の嗜みである「角打ち」を体験してみましょう。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

「角打ち」とは何か

角打ち。それは酒飲みが行き着く最終形態です。そもそも角打ちとは、酒屋の一角で飲むスタイルを指します。北九州が発祥と言われており(諸説あり)、現在では「酒屋で立ち呑みする」という意味で使われるようになりました。シンプルに酒だけを楽しむ様子は「男らしい」とも言えますが、最近では女性客も増えているとか。

はじめましてのお二人です。今日はよろしくお願いします

「酒屋で立ち飲み」というとちょっとハードルが高そうだけど、これからご紹介するのは、女性でも気軽に立ち寄れるお店ばかり。角打ちスペシャリストの案内のもと、「角打ち初体験」の酒好きアイドルと一緒に、都内の名店を巡る旅に出かけましょう。

今野 亜美

今野 亜美

アイドル

ジャイアント佐藤

ジャイアント佐藤

角打ちのスペシャリスト

さあ、魅惑の世界へ

1.「酒ノみつや」(阿佐ヶ谷)

阿佐ヶ谷のパールセンター商店街の中にあります

最初に向かったのは「酒ノみつや」。阿佐ヶ谷で古くから営業している酒店で、角打ちを楽しむことができます。さっそく入ってみましょう。

ずらっと並ぶビールの数々
ジャイアント佐藤
ジャイアント佐藤
「角打ちができる店では、店に置いてあるほとんどのお酒はその場で飲むことができるんです。こちらのお店はビールの品揃えが豊富ですね」
今野 亜美
今野 亜美
「すごい量ですね。うーん、どれにしよう」

角打ちできるお店では、買ったお酒はその場でお金を払う「キャッシュオン」が一般的です。各自が選んだお酒をレジに持っていきましょう。

角打ちのシステムを説明するジャイアント佐藤さん

「角打ち」という言葉の由来は、酒屋の「角」で升の「角」に口をつけて飲んだことから(これまた諸説あり)。買ったばかりのお酒をその場で飲みたい。角打ちは酒飲みのわがままに応えてくれる、素晴らしいシステムなのです。

さあ、飲みたいお酒は決まりましたか?

今野 亜美
今野 亜美
「私はチョコレートビールにします。初めてみたパッケージだけどとってもかわいい!」
レジで会計をする三矢さん。こちらでは外国人従業員も働いています

店主の三矢さんは海外にいた経験があり、英語がペラペラ。それゆえ、海外のビールにも造詣が深く、その結果このような素晴らしい品揃えになったのです。会計を終えたら、奥にある角打ち専用の部屋に向かいます。

店の奥に続く秘密の細い通路があるのです

店の奥にある通路を抜けると、6畳ほどの秘密の空間があります。こちらは立ち飲み専用のスペースで、買ったばかりの酒を手に思い思いの時間を過ごすことができるのです。

チョコレートビールの説明を楽しそうに読む亜美ちゃん
今野 亜美
今野 亜美
「お酒を飲むようになったのは二十歳をすぎた学生の頃で、最初は甘いお酒ばかり飲んでいました。チョコレートビールはどんな味がするのかな」
それでは乾杯。角打ちには手酌が似合います

今では酒飲みアイドルとして名を馳せ、一人で飲み歩くことだってお手の物の亜美ちゃん。お酒デビューしたばかりの頃はカシスオレンジやカルーアミルクを頼んでいたそうで、「そんなかわいい時代もあったなあ」と遠い目をしていたのが印象的でした。

それでは飲みます
今野 亜美
今野 亜美
「甘くないチョコレートの味がします。カカオの風味なのかな。とってもおいしいです。(このほろ苦さを例えると?)う〜ん、初恋?」

ほろ苦さを初恋に例える、その昭和的センス。こんなにかわいい顔をして、中身はもしかしておっさん? そのギャップに、おじさんたち(スタッフのことです)はもうメロメロです。そしてお酒が回ってだんだん楽しくなってきました。

小部屋からは外の景色が楽しめます。晴れた日は特に気持ちいい

蒸し暑い陽気もあって、ビールをあっという間に飲み終わった二人。2杯目はどうしましょうか。「日本酒は好き?」という質問に「嫌いじゃないです(好きです、飲みたいです)」と答えた亜美ちゃん。ジャイアント佐藤さんオススメのお酒を注文します。

今野 亜美
今野 亜美
「このお酒はとってもフルーティーでおいしいです! 外国の人にも喜ばれそうです。これは飲みすぎちゃったらヤバイですね」
だんだん楽しくなってきました

「こんな楽しい仕事でいいんでしょうか」と笑顔が止まらない亜美ちゃん。いいんです。それでは次に向かいましょう。

片付けまでが角打ちです
Yahoo!ロコ酒ノみつや
住所
杉並区阿佐谷南1-13-17 パークプレース 1F

地図を見る

アクセス
南阿佐ケ谷駅[2a]から徒歩約3分
阿佐ケ谷駅[南口]から徒歩約7分
新高円寺駅[2]から徒歩約13分
電話
03-3314-6151
営業時間
[月~金]11:30~22:30[土・祝]11:30~20:00[日]15:30~19:30
定休日
年中無休
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

2.「永世屋」(中野)

中野駅から徒歩7分。住宅街の中にあります

次に向かったのが、阿佐ヶ谷から2駅の中野にある「永世屋」。こちらは街の中の普通の酒屋さんといった佇まいですが、店の前に置かれたテーブルで角打ちを楽しむことができます。

ビールケースで作られたテーブルがいい味を出しています

お店は少し込み入った路地の奥にあります。中野駅からは近いのですが、周辺には飲食店などはなく、目印もありません。お店の場所を詳しく調べてから行くことをオススメします。

今野 亜美
今野 亜美
「こんなところにお店があるんですね!隠れ家みたい。こんなお店を知っていると、ちょっとポイント上がりますね」
酒飲みのための教訓が身にしみる

店には角打ちのルールが貼ってあります。「隣の人に気を使う」。これは角打ちに限らず、酒場において何よりも大切なこと。酒の道は人生の道に通じます。「1日にたくさん飲むより、たくさん来て少し飲むべし」という警告に胸が痛んだのは気のせいでしょうか。

そんなの関係ないとばかりに酒を選ぶ亜美ちゃん

こちらのお店はアットホームな家族経営ですが、個性的で魅力ある商品ばかり。主に店を切り盛りしている息子の笠井勇太さんは、街の酒屋をもっと魅力的なものに変えようと尽力されていることがよくわかります。まさに酒飲みのための隠れ家なのです。

おつまみとお酒を選んでいざお会計

買ったお酒を持って店外の飲食スペースへ移動しましょう。周辺は閑静な住宅街なので、酔っ払って大きい声をださないよう注意してくださいね。

やっぱり手酌が基本ですね
今野 亜美
今野 亜美
「2軒目ということでカップの日本酒をチョイスしました。なぜか金箔が売っていたので、それを入れてもいいでしょうか」

金箔?

そう、金箔。カシャッ

お店によると「金箔が入っているお酒は種類が少ないから、好きなお酒に入れていただけるように置いてあります」(勇太さん)とのこと。金箔自体に味はまったくなく、主に見た目と雰囲気を楽しみます。その貴重な金箔が風でほとんど飛ばされてしまったのは残念でしたが、これもまた角打ちの醍醐味ということで。

なんとも贅沢なカップ酒になりました
Yahoo!ロコ永世屋
住所
中野区中野4-16-2

地図を見る

アクセス
中野(東京都)駅[北口]から徒歩約7分
高円寺駅[北口]から徒歩約11分
東高円寺駅[2]から徒歩約14分
電話
03-3389-1795
営業時間
10:00~19:30
定休日
日曜日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

3.「飯島酒店」(牛込神楽坂)

最後はこちらへ

最後に訪れたのは牛込神楽坂にある飯島酒店。こちらは100年以上続く歴史ある酒屋さんでしたが、数年前に角打ちをスタートしました。

3軒目でいい感じに酔いが回ってきましたね

まだまだ元気な亜美ちゃん。何を飲みますか?

今野 亜美
今野 亜美
「シャリキンで。これはキンミヤ焼酎を凍らせたもので私の大好物。それにトマトジュースを合わせてトマトハイにします!」
3軒目になると乾杯もせず自由に飲み始めます

シャリキンの安定の美味しさに、思わずため息がこぼれる亜美ちゃん。見渡すと数名の先客がいます。数年前に家族会議の結果角打ちを始めてから、お客さんが増えたという飯島酒店。美人で気さくで働き者の奥さんと、寡黙だけど笑顔が優しいご主人が仲良く切り盛りしている姿を眺めるのはとても楽しいものです。

夕方になると多くの客で賑わいます

すると隣の常連さん達が話しかけてきました。「一緒に飲みませんか」とこちらから誘うと、こころよく応じてくれます。「僕いくつに見える?」という質問を繰り返す背の高い常連さんは元自衛官。その横で仙人のような常連さんがニコニコ。「私がこの店で立って飲んだ初めての客だ」と常連さんの武勇伝は尽きません。その様子を笑って眺める店主と奥さん。なんとも幸せな時間です。

毎日のように来ているという常連さんたちと乾杯
今野 亜美
今野 亜美
「こんな風にすぐに隣の人と仲良くなれるのも、角打ちの良さなんですね」

角打ちの魅力は、店員さんと客、そして客同士の距離が近いことかもしれません。一人でゆっくりお酒を楽しむのはもちろん、隣の人と仲良くなることだって、角打ちの楽しさの一つなのです。

飯島さんご夫婦と一緒に
Yahoo!ロコ飯島酒店
住所
新宿区納戸町14

地図を見る

アクセス
牛込神楽坂駅[A1]から徒歩約4分
神楽坂駅[2]から徒歩約8分
市ケ谷駅[5]から徒歩約9分
電話
03-3260-4322
営業時間
8:30~19:30
定休日
日曜日・祝日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。


楽しそうにお酒を飲む亜美ちゃんの姿は、周囲の人を元気にする力を持っています。お酒の楽しさは人それぞれ。でも、大人ならではの楽しみ方もあります。「30代はもっと楽しいし、40代になるともっと楽しいことが待っているよ」とジャイアント佐藤さん。角打ちもその一つ。自分の好きなお店で好きな時にお酒が飲める。そんな楽しみを知ったら人生はもっともっと豊かになると思うのです。ただし飲み過ぎなければね。

また会いましょう!

取材・文/キンマサタカ(パンダ舎)
撮影/鷹羽康博
モデル/今野 亜美
ナビゲーター/ジャイアント佐藤

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