金に銀、名前もキラキラで期待度大! 日帰りの有馬温泉/兵庫

特集

【第1回】全国のタウン誌が選んだ“日帰り温泉100選”

2017/10/20

金に銀、名前もキラキラで期待度大! 日帰りの有馬温泉/兵庫

神戸の中心街・三宮から約30分、大阪・梅田からでも約1時間で行ける兵庫県の有馬温泉。昔から名湯と言われるだけあって街にはご立派な旅館がズラリ……。むむむ、料金が高いんちゃうん? な人もご安心を。気軽に温泉を楽しめる公衆浴場がなんと2つもあるんです。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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効きそ~! 濃ゆいビジュアル、黄土色の金泉

有馬温泉には黄土色のナトリウム鉛泉(金泉)シュワッシュワな炭酸ラジウム鉱泉(銀泉)の両方がそろう。2つの公衆浴場も「金の湯」「銀の湯」というわかりやすいネーミング。気軽な公衆浴場ゆえ、毎日通う地元のおじいちゃんやおばあちゃんもいて湯船で会話が弾むなんてことも! 今回はいぶし銀な地元の大先輩との出会いを楽しみに「金の湯」へ(銀やないんか~い……と一人つっこみ)。

今回体験するのはこのライター
ライター安田
ライター安田
「名湯巡りに命をかけるライターの安田サッチンです。いつもは六甲山ハイキング後に寄る有馬温泉に今回は電車でゴー。山あいをガタゴト走るレトロ路線な電車に萌えな、鉄子山ガールです」

そうだ「有馬温泉」へ行こう! ができる至近距離

関西を代表する名泉「有馬温泉」はアクセスがよく、神戸・三宮から車や電車で30分、大阪からも1時間かからない立地。バスやケーブルカーにロープウエーほか、六甲山越えのルートもあり。朝、ふと思い立って即行けるうれしい温泉なのだ。

ライター安田
ライター安田
「山(オールド?)ガールな安田は山越えで有馬に行くことが多いですが、今回は楽チン電車・神戸電鉄を利用。車窓から廃駅や田畑、山を望むレトロな路線を通るので、旅気分も盛り上がる!」
神戸電鉄に乗って有馬温泉へ
湯けむり広場に鎮座する太閤秀吉の像。その視線をたどっていくと、ねね像が!

日本最古の温泉と言われる有馬温泉は豊臣秀吉お気に入りの温泉地として有名。町には太閤秀吉にちなんで命名された太閤橋に、本人や正室北政所のねねの像千成瓢箪(せんなりひょうたん)型の公園もあるんです。

有馬川を挟んで太閤秀吉の像と見つめ合うねね像
赤いねね橋は風情たっぷり
太閤橋の下を流れる有馬川の瓢箪型の親水公園
ライター安田
ライター安田
「離れていても見つめあう秀吉とねね。夫婦愛を感じるわ~」
有馬温泉駅から徒歩10分ほどで到着

「金の湯」は公衆浴場「有馬温泉会館」を改築し、2002年にリニューアル。同時にちょっと離れた場所に「銀の湯」もオープンし、金泉の「金の湯」と銀泉の「銀の湯」を楽しめるようになった。

ライター安田
ライター安田
「金の斧か銀の斧なら金の斧、チョコボールも金のエンゼルがほしい……。ということで、行くのは『金の湯』。人は金に目がくらむものです(私の場合)。もちろん『銀の湯』チョイスもよし、金と銀の両方欲張りもよし、です」
誰でも気軽に利用できる金泉の足湯(無料)
「金の湯」の入口。いよいよ、金泉にちゃぽんしま~す

ミルクコーヒーに入っているような気分(!?)

浴室は2階、男湯が「一のゆ」女湯が「二のゆ」です。金というよりもミルクコーヒーのような金泉は44度のあつ湯浴槽と、42度のぬる湯浴槽があり、つかると腕や足はもちろん、私の巨大なおなかもまったく見えません。

「二のゆ」が女湯
金泉ほか、ペパーミントや菊花など、月1回は変わり湯になる白湯も

金泉はもともと無色透明の強塩泉。空気に触れることで鉄分が酸化して黄土色に。また療養泉の9つの成分のうち7つを含み、美人湯の素、メタ珪酸(けいさん)も豊富ゆえ保温効果も高いそう。

ライター安田
ライター安田
「地元・常連のおばあちゃんから有馬温泉の心得を指南してもらいました。腕時計をつけたまま入浴しようとしている外国人さんに『ウォッチ・ノー!』と英語で注意する街の大先輩です」

その1、長湯するべからず。有馬温泉は海水より濃い濃度のため、湯あたりしやすい。
その2、「金の湯」「銀の湯」はレディースデーがお得。
その3、お年寄りにはシルバーデーも用意。

おばあちゃん「時間があり余っているから温泉三昧よ、ふぉっふぉっふぉっ(笑)」

もう一つの公衆浴場「銀の湯」もチラ見

「銀の湯」は温泉街からは少し外れた坂の途中にある

せっかくなので「銀の湯」もチラ見。「銀の湯」へ行くまでの寺田町界隈(かいわい)は寺社が点在するパワースポットエリア。厄祓いもできるのだ。

長い階段の先にある有馬山温泉寺、極楽寺、念仏寺を参拝しながら「銀の湯」を目指す
カラダを清めたお風呂あがりに◎な神社仏閣巡り
「銀の湯」の前の壁面には、鬼瓦とともに平和と安穏を祈念した「祝聖文(しゅくしょうもん)」が描かれている。それにしても鬼瓦、いろいろな顔があるのね。ハンサムな鬼瓦を探して散策するのも楽しそう
お目当ての「銀の湯」へ到着

「銀の湯」の温泉は無色透明の炭酸泉とラジウム泉の混合。「銀の湯」のみの利用は大人(中学生以上)550円、子供(小学生)290円。「金の湯」「銀の湯」両方を巡るなら2館券850円を買うのがお得! 「銀の湯」は第1・第3火曜休館(※祝日営業 翌日休)。営業時間などを確認してから行こう。

公園奥の建物の井戸から炭酸泉が湧き出ている

「銀の湯」から坂を5分ほど登った場所にある炭酸泉源公園。園内にはかつて砂糖を入れてサイダーにして飲まれていた天然炭酸泉の飲泉所がある。

ブクブクと泡のたつ炭酸泉
飲泉はこちら
温泉に入って、飲んで、厄払いもして元気いっぱい。走って家まで帰れそう!

「金の湯」「銀の湯」の入浴料が半額になるレディースデーは第2水曜、シルバーデーは第4水曜(2018年3月末まで※4月以降は要確認)
「金の湯」(650円→330円)、「銀の湯」(550円→280円)、女性(中学生以上)または65歳以上に適用。水曜を狙っていくとお得!

▼温泉DATA 有馬本温泉 金の湯▼
・泉質:含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉
・効能:神経痛、関節痛、慢性消化器病、冷え性、疲労回復、健康増進
・風呂の種類:4種
・源泉風呂:あり
・露天風呂:なし
・入浴料(税込):大人(中学生以上)650円、子供(小学生)340円、幼児無料
・駐車場情報:無し

有馬本温泉 金の湯

住所:兵庫県神戸市北区有馬町833
電話:078-904-0680
営業時間:【日帰り温泉】8:00~22:00(最終受付21:30まで)
定休日:第2、4火曜(祝日の場合営業、翌日休)、1月1日

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

全国的に有名な神戸牛も要チェック!

揚げたてコロッケは有馬温泉食べ歩きの定番

「竹中肉店」の軒先からいい匂いが~

兵庫県の名物グルメといえば、神戸ビーフ! 世界的に有名です。「金の湯」からすぐの「竹中肉店」は国産黒毛和牛や神戸牛専門の精肉店。店頭で揚げたてを販売するコロッケ130円は有馬温泉食べ歩きの定番で、コロッケにも贅沢に神戸牛ミンチを使用。

行列ができる人気店。週末にはコロッケが1日1000個も売れる
「お肉屋さんコロッケ」1個130円。じゃがいもの甘さを引き立たせる秘伝レシピの手作り。ラードに数種の油をブレンドし、サクッと揚げたコロッケは、しっかり濃いめに味付けされ、めちゃうま!
ライター安田
ライター安田
「『神戸牛串焼き』(1300円)や『神戸牛の焼肉丼』(700円~)をイートインで楽しめるお店を精肉店向かいに週末限定でオープン。炭酸強めな、『ありまサイダー』(250円)とともにいただくとうまさ倍増です」

大正時代創業「竹中肉店」をはじめ、有馬名物の焼きたて炭酸煎餅温泉まんじゅう棒串天ぷらなど、買い食いにぴったりなお店が満載。甘いもの、辛いものとよりどりみどりだ。

取材メモ/有馬温泉では旅館の食事と日帰り温泉入浴セットが数多くそろうものの、ちょっぴりお高い。日帰り温泉旅は公衆浴場でサクっと入浴して、温泉街で買い食いが楽しい。こぢんまりした有馬温泉の町は坂が多いため、町歩きしたい人はぺったんこ靴がおすすめです。

取材・文・撮影=安田祥子

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