山と空の色彩を楽しむ ひっそり日帰り温泉in奥久慈大子/茨城

山と空の色彩を楽しむ ひっそり日帰り温泉in奥久慈大子/茨城

2017/10/27

茨城県北部に位置する奥久慈大子は、朝の連続テレビドラマ小説「ひよっこ」の舞台として今年、話題となったエリア。袋田の滝やアユ釣りを楽しめる久慈川など、自然の魅力あふれる名所も盛りだくさん!
 今回は、この場所で堪能できる極上の温泉施設をご紹介します。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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そよぐ風と優しい陽の光、緑あふれる自然に抱かれた「袋田温泉」

高さ120m、幅73mの大きさを誇り、日本三名瀑に数えられる「袋田の滝」。四段の岸壁を流れはまるで糸のように流れ落ちる様から別名「四度の滝」とも呼ばれています。滝の近隣には、旅情あふれる宿が点在しています。滝の恵みがもたらす、豊かな湯に体を預け癒やしのひと時を楽しみましょう。

袋田の滝へは徒歩15分という良好アクセス! 散歩やトレッキングの帰りに立ち寄れます
ライター井上
ライター井上
「どうも、どうも~! 上質なお湯を求めて東奔西走、ライターの井上でございます。三度の飯よりお湯が好きというわたくしが、今回ご紹介するのは! 茨城県の北端の町『大子』で日帰り温泉を楽しめる湯宿です。大子までは、水戸駅から水郡線に乗り換え1時間ちょいの電車旅。または、車を走らせ約90分。目に優しい、深緑の山々や渓谷美を観賞しながら訪れることができるまさに茨城の”秘境”ともいえる場所。高層ビルを見渡す街ナカとは別世界、週末のエネルギーチャージにぴったりです。五感をフルで回転させながら、とっておきの湯を楽しもうじゃありませんか! それではさっそく、いってきま~す!」

袋田の滝も見守る 里山のオーベルジュ「滝味の宿 豊年万作」

今回ご紹介するのは、大子町から少し離れ、深緑に囲まれた場所にたたずむ「滝味の宿 豊年万作」は、名瀑袋田の滝ほど近くあるお宿。料理にも力を入れており、大子町で収穫される多彩な食材を生かしたお品書きは、多くの利用客を魅了しています。

今回は残念ながら日帰りなので泊まりはまた別の機会に……ですが、都会の騒がしさから離れ、身も心も無になれるようなひと時が過ごせそうです。

すてきな殿方が、お出迎え! よ、よろしくお願いしま~す(照)

お宿に入館! フロントにて、さっそく日帰り温泉の手続きを行いますと、親切なホテルマンが対応してくださいました。バスタオルのレンタルも行っているから、手ぶらでもOKというありがたさ。

かわいらしい入湯券……大切に持っておかなくては!

「当館の日帰り温泉は、10:00~16:00まで何度でもお入りいただけますよ。ぜひ、活用してくださいね」と声をかけてくれたのは、スタッフの鈴木さんです。なんと、出入りOKとは! うれしいサービス! ただし、入湯の際には券の提示が必要になるので、しっかり保管をお願いしますとのこと。ええ、ゼッタイなくしません。

スタッフ鈴木さん
スタッフ鈴木さん
「当館は露天風呂がおすすめですよ! 屋上にあるので、周囲の音に耳を奪われることなく、ゆったりとお過ごしいただけます。空と山を仰ぎ見ながらぜひ、お楽しみください」
エレベーターにて3階へ。どんな場所なのか……いってきま~す

それではまず、内湯から。木の香りがほのかにただようヒノキ造りで、さわやかな香りが疲れた体に安らぎをくれます。肌に軟らかく触れ、すっとからだになじんでくる。こわばった体を解き放ち、心地良さを感じさてくれます。お風呂の温度は、およそ41~42℃に保たれているそう。じんわりとしたあたたかさが、健康増進疲労回復などの効能を感じさせてくれます。

優しい木のぬくもりが、疲れた心を癒やしてくれる……この空間こそ、極楽です
耳を澄ませて、水面にしたたる温泉の音を聞いてみよう

そして、いよいよお待ちかねの露天風呂! 内湯奥のドアを広げるとそこに広がるのは……。

ロケーションは最高のひと言! 見るものすべてを独り占め

深緑に染まった奥久慈の山青い空。開放感抜群の眺望はお見事! のひと言。宿の屋上にあるので、周囲の声が気にならないことも、うれしいポイントです。周りにある山々も、露天風呂の生垣も、季節が変われば姿を変える。その風景も、ぜひ楽しんでみたい! 屋外の寒さを感じることなく、即入湯。湧き上がる湯に身をまかせ、目をつぶればおひとり様ワールド。

ライター井上
ライター井上
「精神を研ぎすまし、耳を傾けると風がそよぐ音や小鳥の鳴く声さえ聞こえてきそう。こうなれば足を伸ばして、ゆっくりと楽しんでしまえ。あ~、気持ちいい」

そうして時間をかけてのんびりと入浴し、浴場を後にしたのでした。

はーいい湯だった~、と深くソファーに腰かけ反芻(はんすう)中

入浴後は、フロント右手にある和モダンの落ち着いたラウンジでひと休み。入浴後の湯冷ましにお決まりの牛乳を片手に……ではなく、今回は奥久慈りんごを使用した茨城りんごサイダーをいただきます。

ライター井上
ライター井上
「りんごの風味がふわっと口に広がってきたー。このしゅわしゅわ感、たまらないねー」
奥久慈りんごは、奥久慈大子の名産品のひとつ。ビール代わりに味わいたい!

こうしていると、なんだかおなかも減ってきたなーと感じてきた。今日は平日だったけれど「豊年万作」では、週末になると日帰り温泉+お食事のコースをご用意しているそう。ランチの内容は、茨城の海山の素材をふんだんに使ったコース料理。絶景の露天風呂に、これでお食事もついてきたら、もう最高じゃないか! ……と。今回はおなごり惜しいが食事はおあずけ。今度は、週末に遊びに来るぞ! と、温泉と食事の極上コラボにリベンジする野望をもちながら、渋々旅館を後にしたのでした。

▼温泉DATA 滝味の宿 豊年万作▼
・泉質:アルカリ性単純温泉(ph 値9.4)
・効能:筋肉痛、関節痛神経痛、冷え性・病後回復期疲労回復・健康増進 ほか
・風呂の種類:4種
・源泉風呂:なし
・露天風呂:有り
・入浴料(税込):大人1,000円(税込)/小学生~700円(税込)/2歳~幼稚園500円(税込)     
・駐車場情報:有り、50台

取材メモ/高さ120m、幅73m……日本を代表する「袋田の滝」。寒さ厳しい冬には、「氷瀑」といって滝全体が真っ白に凍結する自然現象が起きます。天気状況によりみられるチャンスもごくわずか。ぜひ、大子を旅して、その幻想的な風景をチェックしてみて!

取材・文=井上晶子 撮影=加藤博之

※掲載の内容は2017年10月時点の情報に基づきます。
※2020年1月に店舗情報(住所、電話番号、営業時間など)、料金などの一部情報を更新しました。

月刊サクラサクライフ

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発刊日:毎月28日前後 発行部数:183,000部

水戸市・ひたちなか市を中心に発行しているポスティング型フリーペーパー。コンセプトは企画力で地域活性化。何気なく見逃しがちな地元の魅力を、企画や創造力で再構築し有力なコンテンツにする事を目指しています。

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