しょっぱい!源泉100%日帰り温泉「和倉温泉 総湯」/石川

しょっぱい!源泉100%日帰り温泉「和倉温泉 総湯」/石川

2017/10/20

地元の人はもちろん観光客まで、たくさんの人に愛される“街の温泉”として、2011年にリニューアルオープンした「和倉温泉 総湯」。凛とした構えの和の外観が特徴的で、ほんのりと塩辛い味がする温泉で有名な和倉温泉をご紹介します。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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石川県の名湯「和倉温泉」へGO

温泉地が多い石川県。私の出身の加賀地方にもたくさんの温泉があります。家のお風呂に入るってことは滅多になくて、「総湯(公衆浴場)」へ行くのがキホン。脱衣場では「元気かいねぇ~(方言:元気ですか?)」とかって挨拶が飛び交ってたり、お風呂上りに休憩所で話し込んでいる人がいたり……と、地元民の愛すべき場所でもあるんです。うーん、もっといろんな総湯へ行ってみたい! そこで今回は、ちょっと足を延ばして石川県七尾市にある「和倉温泉」へと向かいました。2011年にリニューアルされた、威風堂々とした外観や内装にも注目ですよ!

金沢市から1時間半の和倉温泉へやって参りました
ライター辻
ライター辻
「どうもー! 温泉大好き! 石川県でライターのお仕事をしております辻と申します。。好きな食べ物は、ラーメン・餃子・唐揚げ。そして一日の終わりのお風呂の時間が大好きであります」
大~きな入り口から、いざ中へ!

金沢市から車で約1時間半ほど、七尾市の温泉街の中心にある総湯は、1641年に湯治の湯として作られたのだそう。和倉温泉は開湯1200年とされる歴史の古い温泉で、和倉に暮らしていた漁師夫婦によって湯脈が発見されたのだとか。七尾湾の沖合で、傷ついた足を癒やすシラサギを見つけた夫婦が近づいてみると……、なんとそのあたりから温泉が湧き出ていることが分かったそうです。

ライター辻
ライター辻
「シラサギが傷を癒やした温泉かぁ。わたしも日頃のストレスで傷ついた心を癒やしたい……!」
こちらが受付への入り口。暖簾がカッコイイ……!

ちなみに、“総湯”というのは、温泉地の旅館の外にある浴場のこと。聞くところによれば、北陸地方独特の呼び方なのだとか!  観光客から地元民まで、訪れる人もさまざまだから、地元民トークが聞けちゃう……なんていうのも面白い。方言が飛び交ってたりね。

ロッカーに靴をしまってから券売機へ(カギも忘れずにね!)

さて、まずは正面入り口の脇にあるロッカーに靴をしまって、脇にある券売機でチケットを購入しましょう。大人は440円、小学生130円、未就学児は50円です。440円で天然温泉を満喫できるなんて……スゴくないですか? 正面玄関の前に受付があるので、ここで購入したチケットを渡してから、館内に入りましょう。

タオル・バスタオルなどを利用する場合もここでチケットを買って、受付で渡してね
ライター辻
ライター辻
「ボディソープやシャンプーは浴場に備えつけてあるので安心ですよ!」

ずんずん進んだ先に、ようやく脱衣場の入り口が見えてきます! その先に見える赤い暖簾が掛かっている方が女湯、青い暖簾は男湯です。茶色い暖簾の奥は休憩スペースです。とーっても広いので、超のんびりできちゃいますよ。湯上がりの待ち合わせなどにも良いですよねぇ。さぁ脱衣場で準備を整えたら、いざ浴場へ!

男湯・女湯・休憩処への暖簾がかかっていますが、私はもちろん女湯へGO
こちらが女湯。広々としてて気持ち良い~!

浴槽類は、主浴槽・副浴槽・立ち湯・サウナ・水風呂・そして上がり湯というラインナップ。主浴槽・副浴槽・立ち湯の3つに関しては源泉が100%で使われています。

男湯と女湯は対照的な造りとなっているそうです
ライター辻
ライター辻
「浴室の中は、とても440円で利用できる公衆浴場とは思えないほど広い! 開放感がスゴい! しかもお風呂の種類も多いから、どれから入ろうか迷います……でもやっぱり一番大きい浴槽かな! 天井もとっても高いから湯気篭りもないし、綺麗で快適……!」
こちらが露天風呂! 開放感がたまりませんね!

和倉温泉のお湯は、“海の温泉”ならではの豊富な塩分が特長です。ちなみに、塩の恵みの三大効能として、傷や皮膚病に作用する「殺菌効果」、塩分が皮膚に付着することで汗の蒸発を抑え、湯冷めを防ぐ「保温効果」、塩分が毛穴を引き締め、肌をなめらかにする「美肌効果」があるのだそう!

ライター辻
ライター辻
「殺菌に、保湿に美肌……いいことばっかりだ……! 感激!」

そのほかリウマチ、痛風、神経痛、貧血、虚弱児童、慢性婦人疾患、アトピーなどに効果があり、胃腸痛や貧血症、肥肝症などに飲用効果があるのだとか。この優れた泉質と薬効は世界的にも高い評価を受け、明治13年にドイツで開催された万国鉱泉博覧会で三等賞の栄誉に輝いています。

サウナで汗を流すのもいいですなぁ!
総湯の外に足湯を発見!

ちなみに、総湯の入り口付近には、総湯と同じ泉質の足湯があります。時間がない時には、ここで足だけ浸しても温泉気分を味わうことができます。

おぉ~身体がじんわりあたたまる……!

また、ここでは「飲める温泉」として温泉水を口にすることができます。ただし健康に良いとはいえ、かなり高温で、塩分が強いので注意書きにしたがって飲んでくださいね。源泉持ち帰り用ペットボトルなども販売されていましたよ!

こちらが飲泉所
ライター辻
ライター辻
「飲泉所のお湯を実際に飲んでみると……、うーんしょっぱい! 少しの苦みを伴う塩辛さがとにかく印象的。その味には、最初はびっくりするけど、なんだかクセになる……ような……」
はじめての温泉の味に驚愕でした!
和倉温泉のキャラクター・わくたまくんも発見
また絶対来たいなぁ、和倉温泉!
こんなおみやげも売ってたよ……ほ、ほしい!

浴槽では、湯元でもある約90度のアっっっツい源泉を加水せず、熱交換器を利用しているのだとか。だから、お湯のコンディションは抜群! 温泉好きにはたまりません! 湯上がりはしばらくホコホコと温もりが持続するから、ずっとポカポカの状態。和倉温泉へ来たからには、温泉へつかるだけじゃなくて、ぜひ温泉を飲んでみてくださいね。温泉の味にびっくりですよ!

▼温泉DATA 和倉温泉 総湯▼
・泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)
・効能:リウマチ、神経痛、痛風、婦人病、アトピー、胃腸病、貧血病
・風呂の種類:8種
・源泉風呂:有り
・露天風呂:有り 
・入浴料(税込):大人440円、小学生130円、未就学児50円
・駐車場情報:有り、90台

和倉温泉 総湯

住所:石川県七尾市和倉町ワ5-1
電話:0767-62-2221
営業時間:【日帰り温泉】7:00~21:00
定休日:毎月25日(土日の場合翌月曜)

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

温泉のあとは、地元が誇る牛乳をグイ飲み!

ちょっぴりレトロな外観が目印!

石川県七尾市和倉の牛乳屋、能登ミルクの「能登ミルク」は、健康な牛を育てる環境作りからこだわった能登が誇る牛乳。「能登ミルク」の牛は大自然に囲まれた能登の牧場で、化学肥料を使用せずに育てた牧草をエサにしているのだとか!

腰に手を当てて、ゴクゴクゴク! (おなじみのポーズ)いやぁーやっぱり温泉のあとは冷えた牛乳だね!
おみやげにも買って帰りたい

どこか懐かしい牛乳ビンやラベルのデザインは、以前大手印刷会社で働いていた店主の堀川さんによるもの。「飲み終わってからも飾れるように」と考えてデザインしたそうです。店内には、能登ミルクを使用した飲むヨーグルトやジェラートもありましたよ!

取材メモ/やっぱり、主浴槽・副浴槽・立ち湯・サウナ・水風呂・そして上がり湯というラインナップを、440円で満喫できるのが嬉しい! 館内には、和倉温泉の歴史が分かるパネルもあるので、開湯1200年の歴史を学んでから入浴するのもいいですね。和倉温泉に来たからには、一度は飲泉所で温泉を飲んでみることをおすすめします。初めての味にきっとびっくりですよ!

取材・文・撮影=辻有那

情報誌Favo南加賀版

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