緑と渓流に面した讃岐の奥座敷で夢気分、塩江温泉郷/香川

特集

【第5回】全国のタウン誌が選んだ“日帰り温泉100選”

2017/11/17

緑と渓流に面した讃岐の奥座敷で夢気分、塩江温泉郷/香川

高松市内から車で約1時間。香東川の上流に位置する塩江温泉郷は、讃岐の奥座敷といわれ、阿讃(あさん)山麓の大自然に抱かれた景勝地。今からさかのぼること約1300年前、名僧行基菩薩により発見された湯治温泉場として栄え、のちに空海が万人に湯治をすすめたとも伝えられています。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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渓流のほとりで愛される「新樺川観光ホテル」

香川県内屈指の古い歴史を持つ塩江温泉郷は、昔ながらの自然が今なお残る国民保養温泉地です。長い歴史によって育まれてきた阿讃山脈の恩恵を受けながら、今もなお滾々(こんこん)と湧き出る温泉を求めて多くの人でにぎわいます。
今回は、豊富な湯量と泉質の良さで四国名湯お湯自慢の宿として定評のある「新樺川観光ホテル」にやってきました。

「新樺川観光ホテル」玄関前で
ライター岡
ライター岡
「今回体験レポートするのは、地元出身ライターの岡公美です。編集業の傍ら中四国、近畿一円を中心に、その土地の風土や歴史に触れながら記憶に残る良い湯を探して楽しんでいます」

「新樺川観光ホテル」は1986(昭和61)年の開業。その2年後の瀬戸大橋の開通に伴い、四国はもちろん本州、九州方面からもたくさんの人が訪れるようになり、一大温泉地として知られるようになりました。

緑麗しい山の麓や川のせせらぎなど、ここならではの自然が堪能できるのはもちろん、特筆すべきは泉質の良さ! 一度入れば老若男女を問わず、誰もがとりこになると言われる“べっぴんの湯”を満喫できます。さっそく中に入ってみましょう。

香川県の名湯「塩江温泉」へ向け出発!

懐深く四季を愛でるに相応しいたたずまい

国道193号線沿いから香東川の対岸に位置する「新樺川観光ホテル」は、山側、川側と全74室の客室数を誇り、全室温泉付きというのが最大の魅力です。

ゆったりとくつろげる癒やしの空間

館内に入れば、昭和レトロな雰囲気に包まれた広々としたロビー。ゆったりとしたソファに腰かければ、日帰りというのを忘れてしまうほど……。

ライター岡
ライター岡
「県内に住んでいながら、小旅行気分が味わいたいと思ったら塩江温泉がおすすめです。街の喧騒(けんそう)を忘れ、時代も空間もタイムスリップしたかのような錯覚に誘われます。昭和の懐かしさを醸し出す、決して飾らないたたずまいが心を和ませ、本物の居心地の良さへと導かれますね。これまで何度も温泉には足を運んでいますが、実は、このホテルで入浴するのは初めて。べっぴんの湯と聞いて胸が高鳴ります。」
すてきな笑顔でスタッフの方が出迎えてくれました
スタッフ谷さん
スタッフ谷さん
「当館は昔からべっぴんの湯を求めて来られる方がほとんどです。最近は、海外からのお客様も多く県内の観光と合わせて宿泊される方が増えましたね」
ライター岡
ライター岡
「塩江は四季を通してお祭りがありますが、夏のホタル祭りは大変盛り上がったでしょうね。秋も紅葉が楽しめそうですね」
スタッフ谷さん
スタッフ谷さん
「そうですね。高松市内から少し山あいに入っただけですが、大きな寒暖差によって、皆さんが驚かれるほど紅葉が美しく映えます。お遍路さんの中には、四国別格二十霊場の大窪寺、大瀧寺にお参りしてきたとおっしゃる方もいます」
ライター岡
ライター岡
「日帰りで利用する場合に何かお得なプランはありますか?」
スタッフ谷さん
スタッフ谷さん
「当館は『宴会温泉プラン』として、貸室と入浴、食事がセットで4000円から利用できるお得なプランがあり、ゆったり過ごせると好評です」
ライター岡
ライター岡
「短時間で旅行気分を味わえるのでそのプランは魅力的ですね。今から露天風呂につかりながら癒やされたいと思います」

\ここが名湯、塩江温泉! 美肌づくりの湯だ~/

無色透明のとろみのある湯が肌になじみ、つるつるに!
更衣室は広々として利用しやすくアメニティも完備
ライター岡
ライター岡
「お湯につかりながら自然を感受できるなんて本当に極楽気分! お湯の肌触りも良く、繰り返して入るたびに肌がつるつるすべすべに! つかった後の、肌の水の弾き具合で、肌のつるつる感の違いがよく分かります。湯上りは、牛乳を飲んでほっこりしました」

▼温泉DATA 新樺川観光ホテル▼
・泉質:単純硫化水素泉アルカリ鉱泉
・効能:神経病、リウマチ、筋肉・関節症、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、慢性婦人病、糖尿病、痛風、美肌効果など
・風呂の種類:4種
・源泉風呂:有り
・露天風呂:有り
・入浴料(税込):大人(中学生以上)820円、子供(小学生以上)510円、幼児(2歳以上)300円、シニア(65歳以上)620円、毎週水曜は300円(受付時間10:30~15:00) ※水曜日は貸しタオルなし、各種割引カード、入浴割引回数券(10枚つづり5000円)も有、貸室、入浴、食事がセットで4000円~(10:30~15:00)
・駐車場情報:有り、100台

新樺川観光ホテル

住所:香川県高松市塩江町安原上東1-6
電話:087-893-1200
営業時間:【日帰り温泉】10:30~21:00(最終受付20:00)
定休日:無休

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

温泉の後はやっぱりここで締めたい!

◆塩江といえば定番の“ふじかわ牧場のソフトクリーム”

塩江温泉郷の中心部に位置する「道の駅しおのえ」。併設の観光物産センターでは、地元で採れる旬の農産物や特産品の展示販売があり、いつも多くの観光客でにぎわっています。
中でも一番のお目当ては、なんといっても「ふじかわ牧場のソフトクリーム」。卵を一切使わずに新鮮な牛乳をたっぷり使用したソフトクリームは、濃厚なのに甘すぎず、口当たりもいいので幅広い層に大人気。

新鮮な牛乳がたっぷり!
濃厚なミルクの味わいが口いっぱいに広がりやみつきに!
観光物産センターでお買い物

新鮮な牧場の生乳を使用したアイスクリームや乳製品のほかにも、地元の食材を使ったジャムや甘酒、大滝山の麓で採れる茶葉など県産品を中心に四国のお土産も販売しています。香川県と徳島県を結ぶ国道193号線沿いにあるので立ち寄りに便利ですよ!

取材メモ/高松市街地から少し足を延ばしただけで、豊かな自然に囲まれ空気がおいしい塩江町に行けます。本当に楽しくリラックスできた一日でした。今度は、ハイキングをしたり、「しおのえふじかわ牧場」で動物と戯れあったりと、また違う角度から塩江の良さを体感しに来たいと思いました。

取材・文・撮影=岡 公美(おか きみ)

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